エステティシャンの印象を左右する服装の選び方

毎日更新!2024年11月25日 (月)

エステティシャンの印象を左右する服装の選び方

 

お客様を美しくすることがエステティシャンの仕事です。そのためにはまず自らも身だしなみを整えてお客様に気持ち良く施術を受けてもらうことも、大事な仕事の一つと言えます。美意識の高いお客様が集まるので、エステティシャンが思っているよりもずっと厳しい目でチェックをしていることも。

 

エステティシャンが着ている洋服は、そのサロンの象徴ともいえ、お店の印象を大きく左右する要因にもなります。今回はエステティシャンならではの、上手な服装の選び方を見ていきましょう。

清潔感はもっとも重要な要素

エステティシャンはお客様の身体に直接触れる仕事なので、不潔感があると、お客様は不安な気持ちになります。

では、お客様に清潔感あるという印象を持ってもらうためには、どういったポイントに気を付けて服装を選べばよいのでしょうか。

 
  • ボディラインが美しく見えるもの
  • 肌色がよく見える色合いをチョイス
  • 清潔感があり、美しく見えるデザインを
  •  

    まずはこの3つを心がけてエステティシャンの服装を選びましょう。

    NGな服装

    派手な柄物は避ける

    レオパードやパイソンなどの動物柄や、大きな花柄などの強い印象を与える服装はNG。同じ花柄だとしても小花柄ではなく大きな柄だと、清潔というより派手で、少し怖いような印象を与えてしまう可能性があります。

    なるべく無地の服装で、もし柄があるとしても小さくてあまり色も目立たないような清潔感のあるものを選ぶようにしましょう。

    アクセサリーはつけない

    揺れるピアスや華美なアクセサリーは、施術の際に邪魔にもなりますし、もしかしたらお客様の体を傷つけてしまうという危険性もあります。

    勤務中は必ず忘れずにアクセサリーを外しておくようにしましょう。ただし、シンプルな結婚指輪ならOK。結婚指輪だとしても、宝石が付いているようなものは外しましょう。

    シミなどの汚れに気をつける

    せっかく高級で清潔感のあるコンセプトのエステサロンでも、働いているエステティシャンがシミのついているブラウスやスカートを身に着けていたら、サロン自体のイメージも下がってしまいますよね。

    もし着ている服が汚れてしまった場合にはすぐにシミ抜きをして、その間は別の服に着替えるようにしましょう。常に綺麗な衣類を身にまとってこそ、清潔感のあるイメージを保つことが出来ます。

    スカート丈はひざ丈?ミモレ(ミディ)丈を心がける

    ひざが見えてしまうような短いスカートはエステティシャンにはNG。たとえ綺麗なデザインだとしても、あまりにも短くて肌の露出の多いものだと清潔には見えません。

    ちょうどひざ丈もしくはふくらはぎまで隠れるようなミモレ丈を選びましょう。

    また、スカートは丈に加えて形に関してもひらひらと広がるデザインではなくきっちりと体のラインも綺麗に見えるようなタイトめのデザインが◎

    服装以外で気をつけるポイント

    エステティシャンはお客様の美をサポートする仕事なので、エステティシャンがキレイでなければ説得力に欠けます。身に着ける衣類以外にも、清潔に見えるように気をつけるポイントがいくつかあるのでそちらも見ていきましょう。

    爪は白い部分が見えないように短く切っておきましょう。

    髪型

    セミロング以上ならまとめる。ショートカットの人もピンやワックスで広がらないように工夫しましょう。前髪は短くても横に流し、髪色は明るすぎない色を選ぶのがポイント。

    メイク

    厚化粧でも薄化粧でもない「お肌がキレイに見えるメイク」を心がけましょう。

    動きやすい服装を心がける

    エステティシャンがお客様を施術するとき、基本的には常に動き回っています。

    そのときに立ち回りにも気を配りましょう。

    ヒールが高すぎて歩きにくかったり、脚の疲れやすいデザインは避けるようにしましょう。脚の痛みに気を取られて、お客様への接客に影響が出るということの無いように仕事が始まるまでに履き慣らしておくことも大切。

    もちろんスニーカーも、エステティシャンとして働いている間はNG!

    スカート丈の長さ

    膝が見えるほど短いスカートや、逆に引きずるほどの長いスカートはNGです。エステティシャンとして、サロンにふさわしいような清潔感があり、尚且つ少し流行を取り入れているようなデザインを選びましょう。

    理想の丈は、ちょうど膝が隠れる長さからミモレ丈と呼ばれるふくらはぎくらいの長さのものです。

    エステサロンに合っている服装を選ぶ

    エステティシャンは、店舗のイメージカラーに合わせて服装を選びましょう。

    エステティシャンの服装には白や黒、薄いピンクやブルーなどといった色が使われることが多いので、服装に決まりがない場合は、これらの色をチョイスすることがおすすめ。

    「高級感がある・アットホームな雰囲気」など、サロンによって異なるコンセプトもあるので、それに合わせて少し洋服のイメージを合わせても、統一感があって綺麗な印象を持たれます。ここでも、あくまでシンプルなデザインを前提として選ぶことを忘れずに。

     

    また、必要最小限のポケットがない制服の場合は、施術道具やペンなどの必要なものが収納できず、その都度取りに行くとかなり効率が悪いです。

    比較的動きが少ないフェイシャルエステではワンピース、動きが多いボディエステではパンツ、といった具合に使い分けるのもいいでしょう。

    服装選びのコツ

    キレイと色気、バランスよく

    女性相手の商売なので、スカート丈や胸元の開き方、ボディラインの出方にはキレイと色気のバランスを取っていく必要があります。

    あまりにも短すぎるスカートや、かがんだ時に胸元が見えてしまうようなブラウスはエステティシャンには不向きです。

    女性のお客様からも「男性に媚を売っているのかな」と思われてしまう可能性も。女性受けの良い、品があって大人の女性の色気も保っているような服装が理想的ですね。

    お客様にとって特別感を演出できる

    エステサロンに来ることは、「自分へのご褒美」と思っているお客様も多数。その分エステサロンへの理想も高くなります。服装がいまいちだとがっかりされてしまうことも。

    美しさを提供するだけではなく、いつもの生活とはちょっと違った「特別感」を味わってもらうことも大切です。

    お店のコンセプトを崩さない程度に、清潔で高級感があり女性から憧れられるような着こなしをしましょう。

    服装以外で気をつけるポイント

    メイクや髪型もしっかりと

    また、お客様からの印象は服装だけではなくメイクや髪型でも決まります。

    自分の肌の色に合わせたファンデーションを塗った後には血色が良くなるような淡い色のチークを乗せて、口紅はなるべく肌と同じようなピンクかベージュで。

    エステティシャンたるもの、いつでもお客様から憧れの存在でなくてはいけません。ノーメークは絶対にNG。

    髪型も、きっちりと清潔感を保った上で女性らしく見えるようなまとめ方が出来るように練習しましょう。

    肌や体型にも気を遣って

    エステティシャンは自分が持つ技術でお客様を美しくしていく職業。そのため服装はもちろんのこと肌の状態や体形などにも気を配る必要があります。

    毎日のスキンケアは欠かさず、食べるものにも気を遣うようにしましょう。痩身サロンで働いているのに自分の体型をコンプレックスに感じていたり、美肌サロンで働いているのに肌が荒れていてはお客様からの信頼も得られません。

    まとめ

    エステティシャンとして最も頭に入れておく必要があるのは「常にお客様から見られている」ということ。

    エステサロンに来るお客様は美意識の高い女性が多く、自分よりおしゃれでキレイなエステティシャンに施術をしてもらいたいと考えています。

    そんな美意識の高い女性たちに憧れられるような服装・メイク・髪型を心がけて、常に美しく色気のある女性でいることを心がけましょう。

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