エステティシャンの転職・入社に有利な時期って?
就職や転職を考える場合、できるなら有利に進めたいと考えるのが当然。
どの時期に転職をしたら有利なのか、と悩む人も多いであろう「転職時期」について、あなたはご存知ですか?
エステティシャンに就職する際に、おすすめの入社時期や転職時期があるのか、それは具体的にいつなのかを見ていきましょう。
おすすめの時期を知る前に繁忙期を知ろう
就職、転職時期を考えるにあたって、まずはエステサロンの繁忙期を知っておきましょう。
エステサロンが1年で1番忙しい時期は、肌の露出が高い夏前から夏のシーズン。
脱毛をしたりダイエットメニューや痩身メニューのあるサロンに通ったりする人が多く、他にも、紫外線からのダメージを考えて肌のケアをするためにサロンに通う人も多い時期です。
また、クリスマスや年末年始といったイベントの前、外に出たり誰かに会ったりすることが増える季節にも需要が高いです。
逆に、年末年始にお金をたくさん使ったあとの2月や、雨が続くため外に出るのが億劫になる6月が一般的にはサロンの閑散期になります。
ただ、ブライダルエステを取り扱っているサロンに関しては、ブライダルシーズンである6月はむしろもっとも繁忙期になります。
扱っているメニューによって繁忙期が異なるので、自分が働きたいサロンはどんなメニューがあるのかも調べた上で繁忙期と閑散期を考えることが大切です。
おすすめの入社、転職活動の時期
経験があるのかないのかによっても就職、転職活動の進め方は異なります。
未経験者と経験者に分けて見ていきましょう。
未経験者の場合
今までエステティシャンとして働いたことがまったくない・もしくは以前働いていたけれどもう何年もブランクがあり、ほとんど仕事内容を覚えていないという場合には、繁忙期の真っ只中に入社しても先輩スタッフが忙しく研修や教育に手が回らないといった可能性が出てきます。
その場合、繁忙期を少し避けて活動を始めるのがおすすめ!
さきほどの繁忙期・閑散期を参考に、逆算してみるといいですね。
ただ、大手のサロンだと本社で研修の為の施設などを設けているところもあり、そういったサロンだと時期は関係なく、いつでも採用までつながることが多いでしょう。
ブランクから復帰の場合
ブランクがある場合には、離職前の経験年数によってもやや変わってきます。
離職前の経験年数が1年以上と比較的長い場合には、少し研修をすればすぐに前の感覚を取り戻せるため、ほとんど経験者と変わらないと考えられる場合が多いです。
その為、時期は特に気にせずに活動を始めましょう。
1年未満の経験ですぐに離職をした場合には未経験者として扱われることが多いため、こちらは未経験者同様、繁忙期を少し避けての活動がおすすめです。
経験者の場合
あまり時期を考えずに転職活動をして大丈夫ですが、繁忙期が始まる少し前の時期だと特に経験者の方は歓迎されるでしょう。
人手が欲しくなる時期に向けて経験があって即戦力になるエステティシャンを採用して安心して繁忙期を迎えたいという気持ちはどこのサロンも同じ。
比較的面接から採用までスムーズにつながりやすい時期です。
時期はほとんど関係ない
エステサロンを含む美容業界は女性が多く活躍している職場なので、結婚や出産で退職をする人も多く、急遽人手が欲しくなるということも充分考えられます。
なので、年間を通してずっと即戦力となる人を求めているサロンがほとんど。
経験者の方はどんな時期でもすぐに入社して戦力になって欲しいと歓迎されるでしょうし、
たとえ未経験の人であっても、「一日でも早く入社して研修を終えて、なるべく早く一人前のエステティシャンになって欲しい」と思っているサロンが多いのが現実。
時期を考えて活動をせず、なるべく早くはじめるべきです。
希望の入社時期がある人は、その時期の1ヶ月~3ヶ月前には動き始めるのが良いですね。
自分がなぜ転職したいのか、志望動機などもしっかり考えた上で効率的に就職、転職活動をすすめていきましょう。