エステサロンの居心地は身だしなみで決まる!? エステティシャンならではの身だしなみとは

毎日更新!2024年11月22日 (金)

エステサロンの居心地は身だしなみで決まる!? エステティシャンならではの身だしなみとは

 

お客様がキレイになるために訪れるエステサロン。施術してくれるエステティシャンがキレイだと「私もこんな風になれるかも」と夢が膨らむものですよね。そんなお客様の施術・接客をするエステティシャンはヘアスタイルやメイク、服装なども含めて、好印象を与えられるように身だしなみに気をつける必要があります。

 

また、エステティシャンはお客様の肌に触れるため手のケアに気をつけたり、マッサージなどのため体を動かしやすい格好をしたりと意識すべきことがたくさんあります。今回はエステティシャンを目指すには必須となる、様々な身だしなみポイントを見ていきましょう。

“清潔感”と“キレイ”がポイント

接客業ではどんな業種でもお客様に“清潔感”を与える身だしなみが必要になりますが、お客様の肌に直接触れ、至近距離で接客をするエステティシャンはとくに気をつけなければなりません。清潔感がないエステティシャンだと、お客様に「この人に施術してもらいたくない」と思われてしまうはずです。服装や髪型などに気をつかって、清潔感を与えることを第一に意識しましょう。

 

また、エステティシャンはお客様のお手本として“キレイ”であることが大切です。エステティシャンがだらしない恰好や似合わないメイクをしていると、せっかく訪れてくれたお客様の気持ちが萎えてしまいかねません。つねにお客様からキレイだと思ってもらえるように、身だしなみを整えておいてくださいね。

 

どんな身だしなみが適切なの?

触られたくなるような手・爪

お客様の肌に直接触れる手は、とくにきちんとケアしておかなければいけない部分です。手荒れでザラザラになっていたり、爪の手入れができていなかったりすると、施術の際に不快感を与えてしまいます。そのため、エステティシャンは滑らかな触り心地の手を保つことが大切なんですね。普段からハンドクリームで乾燥を防いだり、マッサージを行うなどして、お客様が触れられたくなるような手を目指してハンドケアを行っていきましょう。

 

また、爪はお客様の肌を傷つけることがないように短めに切っておき、やすりなどを使って丸みを持たせておくといいでしょう。それによって清潔感のある印象を与えることもできますよ。目安としては、爪の先の白い部分が見えないくらいの長さが適切。なお、ネイルをしたいという人もいるかもしれませんが、お客様の肌に触る仕事である以上ネイルはNGです。

ヘアスタイルも清潔感を意識

ヘアスタイルに制限がないサロンもありますが、施術中はよく動くため、崩れない髪型を意識するのがオススメです。だらしない印象を与えないためにも、タイトにまとめるのが一般的です。髪が長い人は、お客様の肌に触れてしまわないように下に垂らさず、アップスタイルできっちりとまとめるようにしましょう。また、ショートヘアの場合もワックスやピンなどを使ってタイトにまとめると、より清潔な印象を与えられますよ。前髪が顔にかかっていると不潔な印象を与えてしまうため、横に流したり持ち上げてピンで留めるなど工夫を行っていきましょう。

メイクは肌がキレイに見えるように

美肌を求めて訪れるお客様も多いため、エステティシャンは肌がキレイに見えて、なおかつ好感が持てるメイクをすることが大切です。ノーメイクはもちろんご法度ですが、濃すぎるメイクもあまり良い印象につながりません。しっかりと肌のあらをカバーしつつ、ナチュラルに見えるメイクを心がけましょう。また、施術しているうちにメイクが崩れてしまわないよう、化粧崩れしにくいメイク道具を選ぶといった工夫も大切ですね。

服装はこまめに着替える

エステサロンでは、従業員のために制服が用意されているお店が多いです。制服はお店のカラーに合わせたスタイルで統一されていて、ワンピースやパンツスタイルなど形は様々。施術をしているうちに汗や施術用のクリーム・オイルなどで汚れることが多いため、予備を用意しておいて、汚れたら着替えられるようにしておきましょう。また、シワが寄っているとだらしない印象になるため、アイロンがけなどのお手入れも欠かせませんね。

身だしなみのココに注意!

動きにくい靴はNG

エステティシャンは施術中に動き回ることも多いため、ヒールの低いパンプスなど、動きやすくて疲れにくい靴を選ぶことが大切です。そして、清潔感を保つため素足ではなく、ベージュなどナチュラルな色合いのストッキングを着用しましょう。また、動きやすいからといってスニーカーなどのカジュアルな靴を選ぶのは、美しさを追求するエステティシャンらしからぬ印象になるので避けるのが無難です。

施術の邪魔になるアクセサリーはつけない

キレイに見せたいからといって、何でもアクセサリーをつければいいというわけではありません。腕時計や指輪は施術の邪魔になることが多いので、外しておきましょう。また、大ぶりで派手なネックレスやピアスなども施術の邪魔になるうえ、好感を持たれにくいため控えた方が良いようです。小ぶりで控えめなネックレスやピアスをアクセントとして使って、上品さを演出するといいですよ。

フレグランスはほどほどに

エステティシャンはお客様と近い距離で接するため、フレグランスにも注意が必要です。強い香りや、好みの分かれる個性的な香りだとお客様が不快になってしまうことも。清潔感のあるさっぱりとした香りを選び、控えめにつけることを意識しましょう。

 

エステティシャンに適したヘアスタイル

美容のプロであるエステティシャンなら、ヘアスタイルもきっちり整えたいもの。施術中に髪が邪魔にならないためにも、長さ別のおススメヘアアレンジを見ていきましょう。

 

まずは、ボブなどのショートヘアから。なかなかアレンジが難しいショートヘアですが、髪が顔にかからないように前髪やサイドの髪をねじるようなアレンジを試してみましょう。手順としては、コテで毛先を軽く巻き、前髪と両サイドの髪を編み込みます。その後ヘアピンを使って耳裏で留め、最後にトップの髪でピンの部分を隠せば完成。上品で華やかな印象を与えることができるはず。

 

ミディアムヘアの場合、うつむいた姿勢で施術するとお客様に髪が触れてしまうことがあります。そこで、フェイスラインを見せるようなスタイリングを心がけましょう。バックサイドで簡単にまとめたシニヨンやサイドを束ねたハーフアップなど、髪の長さに応じて使い分けるように。サイドの髪をしっかり上げるようにすることで、バラついた印象が減ってすっきりとしたスタイルに見えますよ。

 

肩よりも長いロングヘアの場合も、ミディアムヘア同様にお客様に髪の毛が当たってしまう可能性があります。必ず髪をまとめて、すっきりとした印象を保ちましょう。ただ、髪の毛が横から落ちてしまうようなルーズな巻き方はエステティシャンには向きません。そこでおススメなのが“夜会巻き”です。フレンチツィストとも呼ばれるこの髪型は、コームやヘアピンを使って1分ほどで作れるので、出勤前の忙しい朝にもピッタリ。

 

夜会巻きを崩れにくくするには、なるべく髪を上に巻き上げないように下の方で2回ほど巻き、毛先を内側にしまい込んでシニヨンのようにまとめるのがコツです。コームやヘアピンを使ってお団子ヘアにするのもひとつの方法ですね。お団子ヘアの場合も、いつもより少し下の位置で留めると崩れにくくなりますよ。

 

エステティシャンのベースメイク

美肌を求めてエステサロンを訪れるお客様も少なくありません。そのため、エステティシャン自身もきれいな肌に見えるようなメイクが必須。毛穴をカバーし、きめ細かな肌を演出するにはベースメイクが重要になります。

 

ファンデーションには固形パウダータイプと液状リキッドのものがありますが、最近では固形パウダータイプでもあまり粉っぽくなりません。ただし、全体を均一に塗ってしまうと厚塗りに見えてしまうため、濃淡をつけて塗るのがポイント。お客様と接近することが多い仕事なので、コンシーラーなどで気になる部分をカバーするのも忘れないようにしましょう。

 

エステティシャンはエステサロンの広告塔でもあるため、身だしなみにおいても色々と注意しなければいけないんですね。服装自由のサロンもありますが、お客様に気持ちよく施術を受けてもらうために、身だしなみを整えることはもちろん、普段からスキンケアなども行っていきましょう。

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