アイリストになって良かったこと、大変なこととは?
Ed / eye (from Flickr, CC BY 2.0)
アイリストは大変!?
アイリストは、美容業界のなかでは比較的高待遇の職業です。給与・待遇・お休みなどが整っており美容師資格を活かせる高待遇のお仕事として大変魅力的です。
その一方、非常に神経を使う細かい作業なので、肩こりや腰痛、目の疲れに悩まされる人が少なくないようす。
失敗が許されないってホント?
アイリストの行うまつ毛エクステは「目」にとても近いため、わずかでも手元が狂うとお客様の目を傷つけてしまいかねません。そのため、失敗が許されないお仕事でもあります。
「目」は、人間にとって最も大切な部分の一つです。集中力を維持して繊細な作業を行う必要があるため、心身の疲労が積み重なることもあります。事故なく施術が終わったとしても「マツエクをやってもらったのに、すぐに落ちてしまった」「あまりキレイに見えない」などのクレームが入り、強いストレスを抱えてしまうなんて事もあるようです。しかし、その分やりがいも大きく、施術後に美しく変身したお客様を見られることがなによりの喜びに変わります。
一人でお客様を担当しないといけない?
同じ美容業界でも、シャンプーやカットなどの分業制をとっている美容師とは違って、アイリストは基本的に来店から見送りまでを一人で担当します。メニュー内容やアイリスト個々のスピードにもよりますが、一人のお客様へのサービス時間はおおむね1~2時間ほど。その間に集中力と緊張感を維持するのは大変な事ですよね。一人のお客様を最初から最後まで担当できる充実感もありますが、体力的にも精神的にも大きな疲れがたまってしまうようです。ただ、その分お客様一人一人に丁寧な接客ができるので、指名のお客様も付けやすいです。
指名獲得が大変?
もう一つ大変なのは「顧客を掴まなければならない」ということです。美容師の指名制度で分かるように「気に入ったアイリストをずっと指名し続ける」というお客様はそれほど珍しくありません。お気に入りのアイリストが店を移る場合は、今まで通っていたお店をやめて、アイリストの新しい移転先に変更する人すらいます。
このように熱心なファンを獲得できれば収入も安定しますが、そうなるまでがとても大変です。特に「いつかは独立を」と考えている人にとっては、ファンの獲得は至上命題です。
一度ついたお客様はあなたの宝です。お客様を大切に真摯な気持ちで施術や接客に取り組んでいきましょう!
アイリストをやっていて良かったこと
自らの技術でお客様を美しく変身させたり、喜んでもらうことはアイリストにとっての最大のやりがい。しかしアイリストの魅力はそれだけではありません。
Jeff Luyten / Make-Up Art(from Flickr, CC BY 2.0)
お客様の笑顔が喜びになる
目の印象は、その人自身の印象を大きく左右します。マツエクをして印象が変わり、明るい目元になった人が笑顔で感謝を伝えてくれるとき、そこには大きな喜びとやりがいが生まれます。そのとっておきの笑顔を見せてくれた人が「またあなたから施術を受けたい」といってサロンに足を運んでくれる・・・。このような経験をした人は、アイリストという仕事にやりがいと誇りを見出します。お客様の笑顔のためにがんばれる、というアイリストは決して少なくはありません。
美容のスペシャリストを目指せる
アイリストを目指す女性は多くの場合、メイクが大好きで美容に高い関心を持っている人達ばかり。まつ毛への施術を通して美容の最先端テクニックを身につけられるアイリストは、自分の好きなことを仕事にする幸せを感じながら働くことができます。
例えば、アイメイクに精通して試験に合格した人に与えられる資格「アイコーディネーター」という資格があります。アイリストの資格とともに、この「アイコーディネーター」の資格も取得することで「美しい目元をつくるためのスペシャリスト」として活躍することができます。
お客様はもちろん、自分自身が綺麗になるための知識や技術もたくさん身につけられるので、充実した時間を過ごすことができます。
お客様の人生の節目を演出できる
成人式や結婚式など大切なイベントを控えたお客様もサロンには多く来店されます。もちろん、特別な日への期待が膨らむ分責任は重大ですが、お客様の魅力を最大限に引き出すことができた時には喜びもひとしお。お客様のライフイベントを華やかに演出できた時に大きな達成感を感じるというアイリストも少なくないようです。
独立開業も目指せる!
自分の施術・技術により女性の美しくなりたいという気持ちを叶えてあげることが出来る。それがアイリストのやりがいでもあり、幸せでもあります。
スキルを身につけたアイリストは、固定のお客様がついたり指名が増えるだけでも嬉しいものですが、次へのキャリアアップのために開業する人も増えています。アイリストとして技術を高め、お客様からの信頼を得られるようになれば独立開業も夢ではありません。
いつかは自分のサロンを持つことができるという大きな希望を持てるのも魅力のひとつですね。
まとめ
いかがでしたか?ここまでアイリストになって良かったこと、大変なことについて見てきました。アイリストの職業には大変なこともある反面やりがいもたくさんあることがわかります。自分の技術によってお客様を美しくすることができ、「ありがとう」と感謝の言葉を頂ける。そんなやりがいのあるアイリストのお仕事はとっても魅力的です。