アイリストの志望動機って?ライバルから一歩抜き出す志望動機の答え方
採用担当者が志望動機を聞く理由
採用担当者が志望動機を質問する理由は回答の内容よりもその人の答え方を見ている場合がほとんど。
履歴書の限られた枠の中に記入された内容以外にも「なぜここで働きたいか」「どんな仕事がしたいのか」を自分の中でしっかり考えているか、履歴書に書かれた内容よりもさらに分かりやすく言葉で伝えることができるかを確認しているのです。
そのため、履歴書にある内容をそのまま読み上げるのではなく、そこに書かれた内容にプラスアルファで自分の言葉を付け足して伝えることが必要になります。
志望動機作成で抑えておくべきポイント
面接では、志望動機は非常に重要。特に経験の浅い場合や未経験の場合は、同じ能力だとしたら「企業への熱意」がより伝わる人が採用されます。
目標・その目標を持つようになった理由まで伝える
「多くのお客様の目元の悩みを解決する」「なるべく多くの資格を取得して信頼されるアイリストになる」などアイリストとしての目標を伝えましょう。
「以前自分がアイラッシュサロンに行って、まつ毛のメイクがうまくいかないという悩みを解決してもらったから今度は自分もそんな悩みを解決できるようになりたい」など、なぜそのような目標を持つようになったのか、自分の今までの経験も交えることがポイント。
サロンの特徴を取り上げる
数あるアイラッシュサロンの中でも、なぜそのサロンを選んだのかを伝える必要があります。例えば「アイラッシュサロンの中でも、御社はパーマやトリートメント、3Dラッシュなど豊富なメニューを扱っているという点が魅力です。そんな御社でなら、自分の目標である、お客様の悩みに幅広く対応するということを叶えられるのではないかと感じました。」というように繋げましょう。
入社後どうなりたいかを伝える
もし縁があってそのサロンで働くことになった場合、自分のどんな経験や性格を活かしてどんな風に活躍していきたいのかを伝えましょう。
「これからはアイリストとしてだけではなくマネジメントにも挑戦してみたい」「今までしたことのない新しいメニューを扱ってマルチに働けるアイリストになりたい」など、将来を見据えた上での志望動機だと熱意が伝わりやすくなるでしょう。
アイリスト面接でNGな志望動機
美容師がつらくなったから楽な仕事をしたい
アイリストには美容師免許が必須。そのため、今までは美容師として働いてきたけれど退職し、アイリストを目指すという人も多くいます。
ですが、「美容師を続けるのが難しくなったので次はアイリストになろうと思った」という志望動機はもちろんNG。「美容師が続けられなくなったから」ではなく「アイリストに挑戦したいと思ったから」という前向きな想いを伝えましょう。
福利厚生が良い
美容師からの転職の場合には、今までは週に1度だった休みが週休二日制に変わるということも珍しくありません。ただ、志望動機を伝える際に待遇などの福利厚生面に触れることはNG!例え転職理由がお休みや給料だったとしても、そのことについては触れず、別の転職理由を見つけて伝えるようにしましょう。
アイリストとして1から勉強させてほしい
いくら未経験OKと謳っているサロンでも、もちろん経験があるのにこしたことはありません。その場合には「1から勉強したい」「サロンに成長させてほしい」という受け身な気持ちだと歓迎されないことも。「自分にはこんな経験があるので、それを活かしてアイリストとして活躍したい」というように役に立てる経験があることをアピールできるようにしましょう。
アイリスト志望動機の例文
アイリストの志望動機の例文をいくつか見ていきましょう。
お客様を第一に考えたサロンで働きたい
私が御社を志望した理由は、お客様を第一に考えているサロンだと感じたからです。以前一度お客としてサロンに来た際に、使っている薬品がお客様の目や肌に優しいものを選んでおり、施術前の消毒や店内の清掃も徹底して行っていると感じました。施術前の説明もきちんとされたので、安心して任せることができたのを覚えています。
身体に優しい薬品や器具を使うこと、丁寧に店内の清掃や消毒を行うことで、お客様のことを第一に考えられるようなサロンでアイリストとして活躍したいと考えています。
お客様とのコミュニケーションを大切にしている
御社の、「しっかりとお客様の話を聞くスタイルのカウンセリングで、毎回満足してもらえるような施術をする」という考えに共感しました。
私は誰かの話を聞くことが大好きで、なるべく多くのお客様を施術するようなサロンではなく、一人一人のお客様の話をじっくり聞いて施術できるようなサロンで働きたいと考えていました。アイリストとして働くためには技術力だけではなく接客力もとても大切だと感じているので、私のこのコミュニケーション力を活かして御社に貢献していきたいです。
様々な方法でお客様のコンプレックスを解決したい
エクステだけではなくまつ毛パーマやトリートメント、眉のメニューも取り扱っているという点に魅力を感じました。
私がアイリストを目指した理由は、一人でも多くのお客様の悩みを解決したいと考えたからです。まつ毛が弱い・少ない・短いなど、人によって様々な悩みがあります。それぞれのお客様の悩みに対して一番良いメニューをご提案することによって、解決に導いていきたいと考えています。そんな時に目元に関してトータルメニューを扱っている御社の求人を拝見して、ぜひ働きたいと強く感じました。
美容学校に通っていて、アイリストに興味を持った
私は現在、横浜にある〇〇専門学校に通って美容師免許を取得しています。入学した時には美容師を目指していたのですが、御社に以前お客として来店してまつ毛エクステの施術をしてもらった時に、自分の顔がぱっと明るくなったことにとても感動し、そこからアイリストとして働きたいと強く感じました。実務は未経験ではありますが、私のように、多くのお客様を感動させられるようなアイリストを目指したいと思います。
まとめ
アイリストの仕事は、美容業界の中でも人気の職種になってきています。
ライバルも多い中で、何を伝えたら選考が有利になるのかポイントを押さえて面接に臨むようにしましょう。
「自分がしたこんな経験から、アイリストとして〇〇という目標を持った」「その目標を達成するために、〇〇な御社で活躍していきたいと感じた」というように、なぜそのサロンで働きたいのかをしっかりと伝えることが大切です。