アイリストの面接で重要な逆質問のポイントってなに?
面接終盤で毎回必ず聞かれるのが「最後に何か質問はありますか?」という一言。逆質問の時間です。
ここでは、アイリストの面接であなたの就業意欲やPRポイントを伝えるのに効果的な「逆質問」について見ていきましょう。
面接に自信がないのであれば、逆質問を頑張ろう
面接でいまいち自分の良さをアピールしきれなかったという人こそ、この「逆質問」の時間を有効に使って採用まで一気に王手をかけて行きましょう!
逆質問って一体何を質問すればいいのだろう・・・と悩む人も多いと思いますが、ここで「特にありません」と返すのは非常にもったいない事です。逆質問は、そのサロンに入りたいという意欲や自分のPRポイントをアピールする意味でも非常に重要な場面です。
どんな逆質問をすれば有利になるのか、逆に何を聞いてはいけないのかなどを見ていきましょう。
逆質問でのマナー
既に話したことを繰り返し質問しない
当たり前のことですが、聞くことが思いつかないからと言って面接官が既に話したことを繰り返して聞くのは良くありません。あなたが話をまったく聞いていなかったという印象を面接官に与えてしまうので、注意してください。
質問は簡潔に行いましょう
「これも知りたい」「あれも知りたい」とだらだら質問を続けると相手も「一体いくつ聞かれるのだろう、いつ終わるのだろう」と不安になります。質問は簡潔に行いましょう。理想は3~5個くらい質問を用意しておくとよいでしょう。次の人の面接が入っていたり、面接官にも次の予定があるので、あまり長く続けるのではなく、例えば最初に「○○つ伺いたいことがあります」というように質問の数をまず伝えると面接官は終わりが見えるので安心します。
「サロンのコンセプトは何ですか?」「どんなメニューを取り扱っているのですか?」など、既にサロンのホームページなどのネットに書かれている内容を質問するのはNG!「うちのサロンのこと何も調べてきていないんだな・・」「本当にここで働きたいのかな?」と、入社意欲を受け取ってもらえなくなります。
面接の前にある程度そのサロンのホームページなどのリサーチをした上で、人間関係や将来性、職場の雰囲気など、ネットにはない情報を質問できるようにしましょう。
逆質問①新卒の場合
入社後の流れについて教えてください
入社後の流れについて質問することで、面接官にあなたがそのサロンで働くイメージを持ってもらいやすくなります。具体的な話をしていくことで、あなたの入社への熱意や本気度を伝えることが出来ます。
仕事でやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください
面接官の経験を引き出すような質問だと、面接官も応えやすいので話も広がりやすいです。また、実際の勤務時のエピソードが聞けるので就業した際の参考にもなる質問です。
どんな人が活躍していますか?
ネイリストとしての経験が乏しい場合、アピールできるのは性格や人柄です。どんな性格の人が採用されてサロンで活躍しているのかを知ることで、自分の性格や考え方がそのサロンに合っているか、働いてから人間関係を良好に築いていけるかどうかを確認することができます。
逆質問②転職の場合
御社で活躍されている方々の特徴を教えてください
現在活躍している人の特徴を聞くことで、自分がそのサロンで早く活躍したがっているという事を伝えることが出来ます。また、活躍できるポイントも分かるので入社後に活かすことが出来る質問です。
1日の平均施術人数を教えてください?
現場の状況を具体的に質問することで、面接官によりリアルに自分が働くという事をイメージさせることができる質問です。前職での状況などを交えて自分が即戦力で働けることをアピールしていきましょう。
もし採用された場合、私に特に期待されていることは何ですか?
「長年働いてくれていたスタッフが退職することになったので、その人の代わりを探している」「次の店舗を計画しているのでそちらの店舗の人員を探している」など、具体的にどんな人が欲しいのかを教えてもらいましょう。
その上で期待に応えられるように頑張りたい、と前向きに伝えられるのがベストです。
逆質問③ブランクからの復帰の場合
御社の研修制度について教えてください
実務経験が乏しい場合や技術に不安のある場合でも、研修制度のあるサロンであれば学ぶ意欲をアピールすることができます。研修に積極的に取り組んで、1日でも早く一人前になってお店の役に立ちたいという事を伝えていきましょう。
私のスキルや経験で不足に感じたところがあれば教えてください
一歩踏み込んだ質問ですが、実際に面接官が不安に思っている点があるのであればこの質問を機会に自分の就業意欲をアピールすることが可能です。
結婚や出産後に活躍しているスタッフについて教えてください
結婚・出産でブランクがあっても、もう一度活躍したいと考えて就職活動をしているということを伝えられる質問です。
既に働いている先輩の話も聞き、自分がそのサロンに入社してから家事や育児と両立して活躍していくことができるかどうか見極めましょう。結婚して続けている人が0という場合には、採用されてもプライベートとの両立が難しい場合が考えられます。
事前にとったメモを使って逆質問をしよう
面接では必ずメモを用意して、気になったことや重要だと思ったことを逐一メモしていくようにしましょう。面接中にメモを取っていることで面接官にやる気を見せることもできますし、書くことによって頭の中を整理して話す事が出来るようになります。後で気になったことについて質問することもできるのでオススメです。
ただし、メモをとることに必死になって面接官の顔を一切見ないなんてことがあると失礼に当たります。メモを取りながらも相手への視線や相槌なども忘れずに気を付けましょう。
なれない面接では緊張しっぱなしで上手く受け答えが出来ないという方は多いはずです。そんな方にこそ事前のメモは有効かもしれません。