面接を制す!ブライダル業界の自己PR
面接で自己PRを聞かれないということはほとんどありません。今回はブライダル業界における自己PRを、一つひとつの例文から見ていきましょう。そこには、面接を制す自己PRの秘訣やポイントなどが詰まっています。面接の前にしっかりと準備をして、ブライダル業界の面接に臨みましょう。
ブライダル業界全体の自己PR
例文①人を大切にする
私が働く上で大事にしていることは、人を大切にすることです。前職はサービス業でしたが、そこでもやはり人を大切にしてきました。人と接することが好きで、人の喜ぶ顔を見ることで喜びを感じ、またやりがいを感じてきました。お客様から「ありがとう」と言ってもらえると、それまでの苦労も全て報われた気持ちになります。あるお客様からは、「あなたの笑顔を見るといつもうれしい気持ちになる」と言われたこともあります。これからもブライダル業界で、お客様の幸せをサポートしていければと考えています。
例文②コミュニケーション能力
私の強みはコミュニケーション能力です。前職では宝石店で販売の仕事を担当していました。主な業務は店頭での接客、商品説明やご提案、ラッピング、在庫管理などです。入社当初は緊張して上手く接客できない事もありましたが、先輩スタッフの協力や指導を受け、自分でも成長を実感できるくらい、接客のスキルを磨く事ができました。お客様の大切な記念日に合う商品のご提案を行い、そのお客様がリピーターとしてまたご来店された時、大きなやりがいを感じました。
ブライダル業界は、日々そうしたお客様の想いの乗った商品、イベントを提供する責任の大きな仕事だと思います。同時に、そこでも同じように喜んでもらえる仕事がしたいと考えております。お客様のご要望をしっかりと受け止め形にする上で、これまで培ってきたコミュニケーション能力を活かしていきたいです。
例文③提案力
私は提案力に自信があります。前職ではその強みを活かし、ブライダル業界で結婚式場の営業をしていました。結婚式のプランから引き出物、記念品、写真、衣装のご提案のほか、新規顧客の開拓や、お問い合わせに対するフォローなど、営業活動も行っていました。結婚式場の仕事は多岐に渡りますが、共通しているのは、お客様を幸せにする事、一生の思い出をより素敵なものにする為に努力する事だと思います。私はお客様のご要望にお応えし、満足いただけた時が何より嬉しく、やりがいを感じます。新たな職場においても、私の強みを活かして、一人でも多くのお客様を笑顔にするために尽力していきたいと思います。
例文④努力を怠らない
私の最大の強みは、一度決めた目標に対しては日々の努力を怠らないことです。前職のアパレル業界では、入社当初から高い目標を自ら掲げ、取り組んできました。約3年間の接客経験を通して、様々な顧客層への対応を経験し、2年連続で当初の売り上げ目標を100%達成いたしました。ブライダル業界は未経験ですが、この経験を自らの糧とし、ブライダル業界でも活躍できるよう、努めてまいります。
例文⑤探求心
私の強みは探求心です。学生時代からデザインに興味があり、雑誌やSNSを毎日のようにチェックしては、いまの世の中の流行やニーズを調べてきました。大学生時代はサイトを立ち上げ、デザインの流行や世の中のニーズに関する情報を発信してきました。そんな自分のアンテナと行動力を信じて、これからも積極的に自らのアイデアを提案していきたいと考えております。ブライダル業界には、建物や空間、パーティーの進行、アイテムに至るまで、たくさんの活躍の場、チャンスがあるように思います。これからも自身の探求心とそこで得た知識や感性を武器に、積極的な提案を行い、御社で活躍の場を広げていければと考えております。
ウエディングプランナーの自己PR
ここまでブライダル業界共通の自己PRの方法をご紹介してきました。
ここでは、ブライダル業界でも最も人気のあるウエディングプランナーの自己PRを見ていきましょう。
笑顔は誰にも負けない
私の強みは、笑顔です。楽しい時、嬉しい時だけでなく、苦しい時、辛い時こそ笑顔でいる努力をしてきました。前職では仕事を覚えるまでなかなか思い通りにいかず、入社当初は、挫けそうな日々を送り、毎日暗い表情を浮かべていた時期もありました。しかし、これではダメだと思い、それからは、なるべく笑顔を心掛けるように自分を変えました。すると不思議なことに、周りに人が寄ってくるようになり、困った時はいつでも助け合える仲間ができ、リーダーを任されるようになりました。御社でも、いつも笑顔でいることを心掛け、お客様はもちろん、ムードメーカーとして、周りのメンバーの幸せをサポートできる、そんなウエディングプランナーを目指していきたいと考えております。
まとめ
自己PRで大切なことは、自分の強みを面接官に伝えるということです。しっかりとこれまでの経験や自分の性格を見つめ直し、強みを深堀してみてください。たくさん数がなくてもOKです。一つでも、そこにあなたらしさが光るポイントがあれば、面接官にもきっと刺さる内容になっています。どこかで見たような、誰にでも当てはまるような内容は、必ず面接官に見抜かれてしまいますので、オリジナリティのある強みを、自信をもってアピールしてみてください。