ウエディングプランナーに向いているのはどんな人?
ウエディングプランナーの仕事は、結婚を控えるお二人の結婚式をトータルプロデュースする仕事です。
まずは結婚式場の見学に訪れた方から希望の条件などをヒアリングし、会場の案内をしながらプランの説明や提案を行います。
式を挙げることになったら日程や予算、式の進行内容など詳細までを打ち合わせします。そして結婚式当日には、手配しているものがすべて揃っているかの最終確認をし、本番が円滑に進むように運営を行います。
どんな要望にも応えられてどんなトラブルにも対応できることが求められる、とても責任の大きな仕事である反面、結婚式が成功した際にはそれ以上の喜びを得ることのできる仕事と言えます。
今回は、そんなウエディングプランナーになるには一体どんな人が向いているのか、何が求められるのかについて見ていきましょう。
ウエディングプランナーに向いている人の特徴
ウエディングプランナーは、数ある仕事の中で最上級のマナーを求められる仕事です。そのため、「ウエディングプランナーに自分に向いているのかな…」と不安に思っているが多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ウエディングプランナーに向いている人の特徴をご紹介します。ウエディングプランナーに向いてる人の特徴の中で、自分と一致している点があればそこをさらに伸ばしていき、足りなそうなところがあれば、今から可能な範囲で、少しずつ身に付けておくとよいでしょう。
ケータリングjournal(http://www.seiyocatering.jp/webmagazine/article/20160515c.html)
マナーやルールが徹底できる
どんなにフランクな結婚式だとしても、新郎新婦にとっては人生の節目を祝う一生の思い出です。そのため、ブライダルの仕事は他の業種に比べて、マナーや礼儀にとても厳しいルールが設けられています。
ウエディングプランナーの仕事には公的な資格がないため、未経験者でも働くことが可能です。しかし、レベルの高い接客やサービスが求められるため、礼儀や言葉遣い、立ち振る舞いが未熟な人にとってはストレスになってしまうでしょう。
ブライダル業界が未経験の人は、可能であればブライダル専門学校に通ったり、ホテルや結婚式場でアルバイトをしたりして、ビジネスマナーを身に付けておくのがおすすめです。
人を喜ばせるのが好き
ウエディングプランナーは、新郎新婦と一緒に結婚式を作り上げる仕事です。二人に満足してもらうための演出を常に考えなければいけません。また、二人のために集まった親族や友人など、その場に集まった人みんなが幸せな気持ちになるような結婚式にすることも大切です。人を喜ばせることが好きな人やイベントを盛り上げるのが得意な人にプランナーの仕事は向いているでしょう。
プランニング力
ブラス ゲストハウスウエディング・結婚式場(https://www.brass.ne.jp/style/planner/)
ウエディングプランナーは、色々な引き出しを持って新郎新婦にプランの提案や式の演出をしなければなりません。そこで重要なのが「プランニング力」です。さまざまな条件の中で新郎新婦の理想の結婚式を作り上げるために、アイディアをひねり出す必要があります。そのためは、日頃から勉強して引き出しを増やしておくことが大切。その努力を惜しみなくできる人に、この仕事はピッタリだと言えます。
接客が好きな人
ウエディングプランナーは、接客が重要なお仕事なので、人と話すのがとても好きな方や接客が好きな方は向いているといえるでしょう。たとえ営業に自信がなくても、十分素質があります。なぜならば、営業スキルは会社の研修や先輩からの指導で経験を積みながら身に付けていて、人と話すのが好きといった性格の部分は、知識やスキルと違いなかなか簡単に身に付けられるものでもありません。ですので、あなたのその性格は、大きなアドバンテージになります。
冷静に対応する力
晴れの舞台を作り上げる過程で、時にはクレームを受けてしまうような場面も出てきます。どんなに丁寧に対応しても、ちょっとした行き違いなどで、どうしても避けられないこともあります。こういうときに、冷静に対処することができ、「よし、またもう一度頑張ろう」と思える力が、ウエディングプランナーには必要不可欠です。頑張っている時の失敗は誰でも気落ちしてしまうものですが気持ちを切り替えて、目の前のお客様のために、前向きに頑張ろうと思える思考が大事です。ミスを取り返す冷静さと前向きな姿勢を磨いていきましょう。
明るい人
ウエディングプランナーは基本的に、前向きで、明るい性格の人が採用されやすい傾向にあります。具体的には明るいムードメーカーとして、新郎新婦を盛り上げられる人などです。結婚式という一生に一度の思い出に関わり新郎新婦の夢をサポートする立場ですので、明るく企画力があり、楽しいアイデアをたくさん出せる人が重宝されます。いつでも楽しそうにしているプランナーだと新郎新婦からも「一緒に頑張ろう」と思ってもらいやすくなります。
落ち着いている人
明るい方も向いていますが、物静かで落ち着いた方もウエディングプランナーとして採用されやすい傾向にあります。具体的には、話し方がゆっくりしていて誠実な雰囲気や安心感、信頼感のある人です。「結婚式について詳しく知っているベテランスタッフなんだな」と信頼してもらえるようになり、新郎新婦と一緒に熟考しながら最高の結婚式を作り上げられるので、現場でも重宝されやすく、向いているといえます。
書類作成が苦にならない人
ウエディングプランナーは立ち仕事のイメージが強いかもしれませんが、書類作成やデータ入力といったデスクワークも多くあります。最近はパソコンやアプリ、システムの性能・機能向上により、事務処理の効率は昔と比べて格段に上がっていますが、それでも、書類作成が多いのでそれが苦にならないような人が向いているといえるでしょう。
自分の結婚式場を愛すること
結婚式を挙げてもらうためには、お客様に「こういう結婚式場で、こういうプランをご用意しています」ということを積極的に提案、アピールしていかなければなりません。そのためにはまず、誰よりも自分が働く結婚式場のいいところを知っていることや、プランに自信を持つことが必要になります。自信をもってすすめられないプランナーと契約をしようとする人はいませんが、魅力的に話すプランナーの話にはつい引き込まれてしまうのではないでしょうか。働いている結婚式場の魅力を誰よりも理解して、それを人に勧めるにはまず自分の結婚式場を愛することからはじめてみましょう。どんな仕事にも共通していえることですが、自分のいる結婚式場や一緒働くスタッフのことをよく知り、好きになろうとする人は、ウエディングプランナーの仕事に向いています。
よく勘違いされるプランナーの適正
ウエディングプランナーの仕事は、「前に出るのが好き」「仕切るのが得意」「人に幸せに携われると思うとワクワクする」という人に向いていると思われがちですが、必ずしもそうである必要はありません。プランナーは前に出て仕切るものでも、新郎新婦を引っ張っていくものでもありません。主役の二人の気持ちを聞き出し、盛り立てていくのがプランナーの役割です。また、仕事である以上、数字面での成果も求められます。予算内で演出を考えなければならず、場合によってはお断りをして別の提案をしなければなりません。新郎新婦にそれを理解してもらいながら進めるのもプランナーの仕事です。
仕事を辞めたい!?仕事を辞める時に考えるべきこと!(辞めたい.biz/kaisha/weding-planner/)
自分は前に出るのや仕切るのが苦手だからと…という理由でウエディングプランナーになるのを諦めていた人、もう1度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?