ネイリストに必要な面接対策って? マナーや服装、良く聞かれる質問など

毎日更新!2024年11月21日 (木)

ネイリストに必要な面接対策って? マナーや服装、良く聞かれる質問など

 

あなたはネイリストとしてどんな働き方がしたいですか?ここでは、ネイリストとして希望のサロンで勤務するための面接対策について見ていきましょう。面接対策をしていくことは、あなたが自分自身と真剣に向き合う機会です。これを機にあなたのネイリストとしての働き方についてもしっかりと考えていきましょう!

面接対策①マナー

面接ではあなたのネイリストとしての技術力だけでなく、実際にサロンで働けるかどうかの社会性や適応力についても見られています。

身だしなみはもちろん、面接の前から終わった後まで、担当者に好印象を与えられるポイントをご紹介します。

コートはいつ脱げばいい?

冬の面接で困るのが「コートっていつ脱げばいいの?」という問題です。結論から言えば、コートなどの防寒具は会社に入る前に脱いでしまうというのが基本マナーです。間違っても防寒具を着込んだ格好で受付まで行かないように気を付けましょう。とはいえ、会社に入る前といっても、入り口の目の前でこれ見よがしに脱ぐと人事の人などに見られてしまう可能性があるので、あまりおすすめ出来ません。会社から少し離れたところで脱いでしまい、手にかけた状態で会社に入るのがスマートです。

採用担当者が来る前に

面接会場に通されたら、採用担当者が来る前に、机の上にメモやペンといった必要なものを準備しておきましょう。メモやペンを用意しておくことで、面接官にやる気を見せることもできますし、面接中に気になったことを随時メモすることによって頭の中を整理して話す事が出来るようになるのでおすすめです。

面接が終わったら

面接が終わったら感謝の気持ちを伝えましょう。面接官は忙しい仕事の合間を縫ってあなたとの面接の時間を確保してくれています。そのことに感謝し、お礼を述べることで面接官にあなたの礼儀正しさや社会人としてのふるまいを印象付けることが出来ます。「今日は貴重な面接のお時間を頂きましてありがとうございました」と伝えることで、あなたの魅力はきっと面接官に伝わるはずです。

面接対策②自己紹介

面接が始まって最初に聞かれるのが「自己紹介」です。自己紹介ではあなたの人柄や職務経験を伝える良い機会です。まずは、自分の氏名を名乗り、学歴や職務経歴を簡潔に述べていきましょう。

話す長さは1~2分

自己紹介では、あまり長々と話さないのがベストです。あれもこれもと詰め込むと逆にあなたの印象はどんどんと薄まっていきます。ポイントを押えて話す長さの目安は、1?2分がベストです。

笑顔を忘れずに!

簡潔な自己紹介と同じくらい大切なのが笑顔です。相手も笑顔になって聞いてくれるような自己紹介パターンをいくつか用意しておくと良いですね。気持ちの良い自己紹介でコミュニケーションを円滑にして、新しい場所や仕事、人との出会いを楽しんでください!

面接対策③自己PR

自己PRは面接官に対して自分の良い所をアピールする貴重な機会です。チャンスを逃さず自分の魅力についてしっかりアピールしていきましょう!

応募サロンの情報は事前に確認

たとえば流行のデザインを取り入れたジェルネイル専門サロンなのにも関わらず、「今まではマニキュア専門店で働いてきたので、マニキュア技術なら誰にも負けません。流行に流されることなく、この経験を活かしてサロンに貢献していきたいです」などという自己PRではサロンの方針とは合わないことも。

応募するに当たり、サロンに対する最低限の情報は確認しておくべきですね。

社風にあったPRを心がける

応募したサロンが個人サロンで、ノルマなし・一人一人に対して丁寧な接客を心がけるというコンセプトなのにも関わらず、自己PR文が「運動部で培った体力を生かして、毎日一人でも多くのお客様を施術してノルマをこなしていきたい」だとどうしてもサロンの雰囲気に合いません。入社してから「やっぱりサロンに合わなかった」ということのないよう、社風にあったPRを心がけましょう。

面接対策④よく聞かれる質問

なぜネイリストになりたいのですか?

あなたがなぜネイリストになりたいと思ったのかを尋ねる質問では、あなたのネイリストに対する思い入れや就業意欲をかくにんしたいという意図があります。

「昔から絵を描く事やデザインをすることが好きで、高校生の頃から「ネイリスト」の仕事に就きたいと考えていました」など、あなたがネイリストになりたいと思ったきっかけをできるだけ具体的に話していきましょう。

なぜ当社を選んだのですか?

この質問で「家から近いから」などの他のサロンでも通用する答えをしてしまうと、面接官は「それならうちのサロンでなくても良かったのでは?」「もっと近いサロンが出来たらすぐに辞めてしまうのでは?」と思ってしまいます。

例えば、「美意識の高いお客様に対してのオーダーメイドのネイルをしているという、高い技術を提供している点に魅力を感じて応募させていただきました」など。他のサロンにはないそのサロンだけの特徴に魅力を感じたことを伝えていきましょう。

面接対策⑤志望動機

採用担当者が志望動機を質問する理由は実は、『答え方』を見ているのです。ネイリストは、確かな技術だけではなくコミュニケーション能力や仕事に対する想いがないと続かない仕事です。そのため、志望動機を通して「どうしてもこのサロンでネイリストとして働きたい!」という想いを伝えることが必要です。

「なんとなく家も近いし、ネイルも好きだから応募した」と感じとられてしまうような漠然とした志望動機は絶対にNG!

しっかりとそのサロンのことを調べた上で、「このサロンのここが魅力だからぜひ働きたい!」という熱意を伝えましょう。

例文

私がネイリストを志望する理由は、ネイルを通じてお客様に幸せを提供したいからです。

そんな中でも御社は美しくデザイン性のあるネイルを提供するだけでなく、お客様が施術中もくつろげるサービスの提供に力を入れているという点に魅力を感じました。私は飲食店でのアルバイト経験があるため、コミュニケーション力には自信があります。

この接客経験を活かし、ネイルだけでなく施術時間も含めての幸せを提供している御社で、お客様に喜んでいただけるネイリストとして働きたいと思っています。

面接で行われる実技試験

ネイルサロンの面接の場合、ほとんどのサロンではそのネイリストの技術力をみるために実技試験が行われています。

試験内容はサロンによってまちまちなため、具体的な対策は取りにくいのですが、良く出る試験内容としては基本的な技術を問われることが多いようです。

よくある項目としては、カラーグラで―ションやフレンチネイル、ワンカラーなど。ネイリストとしてのセンスを見るためにポリッシュのアートのお題を出されることもあるようです。

また、モデルを自分で用意して、アート1本込みの赤マニキュア4本+スカルプ1本などという検定試験並みの内容を求めるサロンや、面接で話しに出た好みのネイルを「やってみて」と言われるような行き当たりばったりのケースもあるようです。

<対策方法>

・そのサロンの人気メニューホームページなどから事前に調べ、施術を練習する

・検定2級までの技術を一通りこなせるよう練習する

あなたが2級の資格を持っている方であれば、ジェルのプレパレーションくらいまではできると見なされるので、必ずジェルの練習もしていきましょう!

面接に着ていくべき服装

多くのネイリストは美容のみならず、ファッションにも敏感です。サロンの雰囲気や場所側に合わせた服装をすることで、面接官に実際にそのサロンで働く場合のイメージを持ってもらいやすくなるので、できるだけサロンの雰囲気に合わせた服装を心がけましょう。

とはいえ面接ですからあまりに派手過ぎたり、逆に野暮った過ぎたりすることのないよう、第三者にもアドバイスをもらいながら身だしなみを整えていきましょう。例えば1枚ジャケットを羽織るだけでもカチッとした印象になるので、悩むようであればジャケットなども活用していきましょう。

多くのネイルサロンではエプロンを支給しています。とはいえ、美容を扱う職業ですのでサロンのイメージを壊すことの無いように服装や髪形だけではなく、化粧や言葉遣いにも気を付けましょう。

まとめ

ネイリストの面接対策についてここまで「面接時のマナー」「自己紹介」「自己PR」「よく聞かれる質問」「志望動機」「実技試験」「面接での服装」について見てきましたがいかがでしたか?

ネイルサロンに応募して面接をするときには、今までの自分の経験やどんな技術を持っているのかをアピールすることももちろん大切なのですが、「どうしてもここで働きたい!」という強い想いを伝えることで、多少経験が浅くても技術がなくても、「採用してみようかな」と思わせることが大切です。

ネイリストの面接対策をすることで、自分自身と真剣に向き合い、自分の考えをしっかりまとめて面接に臨みましょう!

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