セラピストが伝えたい本音とは?
セラピストのお仕事は心身のストレスや不調を抱える人に対して癒しを与える素晴らしいお仕事です。一方で、セラピストは体力を要する場面も多く、大変なことが多いのも事実です。ここでは、そんなセラピストの“本音”について迫っていきましょう。
セラピストの本音①力加減を教えて欲しい
マッサージをしているときにセラピストが聞く「強さはどうですか?」の力加減の確認は、お客様の体の状態を知る大切な手がかりになります。「もう少し弱く」とか「もう少し強めで」、「調度いいくらいです」などしっかりと、今どう感じているのかを教えていただけると施術時の力の調整ができて助かります。
また、力が強過ぎる時は遠慮せずに「ちょっと強いです」と言ってください。強くマッサージし続けるのはセラピストにとっても大変なことです。お客様の為に一生懸命施術しているつもりでも、終わった後に「もう少し弱くても良かった」などと言われるとガックリきてしまいます。
セラピストの本音②施術中は楽にしていてほしい
施術中にセラピストに遠慮してまったく動かないお客様もいらっしゃいますが、自然に動いていただく分には問題ありません。60分・90分とマッサージする際、長時間動かないなんて不自然ですし、身体が固まっていると血流も悪くなってしまいます。力を抜いた自然な体勢で楽にしていただく方が施術もしやすいです。
セラピストの本音③おならOK!
セラピストはマッサージをすることによってお客様の体調を整えています。体調を整えているのですから、お腹がグーグー鳴ったりおならが出たりすることは不思議なことではありません。恥ずかしそうにされるお客様もいますが、私たちセラピストは恥ずかしいとは思わずに、むしろ自分の施術でお腹が動いてきたことを嬉しく思っています。
セラピストの本音④簡単にセラピストにはなれません
最近は癒しブームのおかげでセラピストを目指す人も増えてきました。
しかし、セラピストを志す人は多いけれど実際にセラピストとして活躍していくのは簡単なことではありません。スクールに通ったり資格を取ったりすればセラピストにすぐなれるというわけではありません。セラピストは直接お客様の身体に触れるお仕事なので、日頃から最新情報に気を配り、技術を磨いていくことが求められています。スクールにただ通って机に向かっているだけでなく、積極的に技術や知識を身に着けていくことが求められます。現状に満足せず、常に向上心を持っていないとセラピストになることはできません。
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まとめ
ここまでセラピストの本音を見てきました。セラピストのお仕事は人に癒しを与えられる素晴らしいお仕事です。しかし、実際にはお客様に対してかなり気を遣わなければならず、大変なことも多いのが事実です。
お客様に喜ばれることばかりではなく、時には大変なこともありますがその分「やりがい」もたくさんあります。疲れ切った顔をしたお客様が、施術を受けたあとに笑顔で帰っていく姿を見たときには本当にセラピストとして働いていてよかったと心から思います。良い事ばかりではありませんが、それでもセラピストを目指したいと思うのであれば、あなたの気持ちは本物です。ぜひ、セラピストを目指してみてはいかがでしょうか?