セラピストに向いている人とは?転職する前にしてほしい適性チェック
セラピストに向いている人とは
人と接することが好き
セラピストには人と接することが好きでコミュニケーション能力が高い人が向いているでしょう。一対一でお客様と向き合い、サービスや施術を提供するので、コミュニケーション能力はセラピストの技術同様に必須です。
おおらかで優しい性格
お客様のお話を聞いたり心身ともに癒してあげたりと、包み込むような自然な優しさも必要となってきます。
施術してくれるセラピストがせかせかと落ち着きが無く、冷たい態度を取られたらお客様も離れてしまいます。優しくておおらかな性格の持ち主は、セラピストにぴったりでしょう。
勉強熱心
セラピストの技術は日々進歩し続けています。毎日変化し続ける中で、新しい技術や知識を勉強することを楽しいと思える人が、セラピストに向いているでしょう。
お客様に喜んでもらうにはどうしたら良いのか、仕事の為に仕方なく考えるのではなく能動的に考えて勉強していけると良いですね。
心身ともに健康的
日々多くのお客様に接客をしながらマッサージを行うセラピストの仕事は、体力的にも精神的にも負担のある仕事です。
訪れるお客様は身体に何かしらの問題を抱えていることも多いので、まずは心身ともに健康的であることが、治療に当たるセラピストに求められることでしょう。
などなどセラピストに向いている人には他にも多くの特徴があります。
セラピストにピッタリ?適性チェックリスト
セラピストに転職・就職する前に、自分にはセラピストの適正があるかどうかを、チェックリストで確認してみましょう。
適性チェックリスト
- 1.人と接することが好き
セラピストは、お客様を癒してあげるサービス業です。人と接することが好きだと、お客様との時間を楽しく過ごせますし、仕事も楽しめますよ。 - 2.体力に自信がある
マッサージを施すセラピストには体力が必要不可欠です。一日に何回も全身マッサージを施すことになりますので、体力がないと仕事が全うできないかもしれません。 - 3.メンタルが強い
セラピストは、指名制であることがほとんど。自分に指名が入らないと言って、落ち込んでいるようでは、セラピストを続けるのは難しいです。。それだけではなく、仕事なのでいろいろと悩むこともあるでしょう。「落ち込んでいる場合じゃない。技術を磨いて高みを目指そう」と、スパッと気持ちを切り替えられる、メンタルの強さが必要なのです。 - 4.臨機応変に対応できる
時にはお客様から細かいリクエストや指示、施術内容を少しアレンジして対応してほしいなどのリクエストがあることも。さまざまな要望に応えられる、臨機応変さがセラピストには必要です。サービスの範囲内であれば、臨機応変に対応すると喜ばれるでしょう。 - 5.相手の気持ちを汲み取ることができる
セラピストとして、お客様を癒してあげるためにも必要なのは、お客様の話をしっかりと聞いて理解をし、気持ちを汲み取り接していけるスキルです。お客様を人の気持ちを考えられる優しさは、セラピストなら持っていて当たり前なスキルとも言えます。
自分自身がセラピストに向いているのかどうかを確認することは大切です。今一度、自分自身と向き合い、セラピストに向いていると確信がもてたのであれば、ぜひともセラピストを目指して転職・就職に挑戦してみてはいかがでしょうか。
セラピストに向かない人とは
セラピストに向かない人の特徴は、以下の通りになります。
人と接することが苦手
セラピストの仕事は接客業なので、人と話すことが苦手な人・接することが苦手な人にはつらいと感じてしまうでしょう。
ただ、最初は人見知りで人と話せなくても毎日たくさんのお客様を接客するうちに自然と慣れてくるもの。常連のお客様が増えてくると段々会話をすることも楽しくなってきますよ。
体力に自信がない
セラピストの仕事はなんと言っても体力勝負!一日に何人ものお客様をマッサージするので、一日が終わって帰宅するとクタクタに・・・。
これも続けていくうちに慣れてくることではありますが、なるべくなら日頃からマラソンをしたりジムに通ったり、体力向上に励みましょう!
ルーチンワークが好き
事務作業のような、毎日決まった仕事をこなしていくことはありません。性格も身体の特徴も全く異なるお客様を一日に何人も施術しなくてはいけないのがセラピストの仕事。
その為、「毎日決められた仕事を淡々とこなしたい」という人にはやりたい仕事とのギャップを感じてしまうでしょう。
相手の気持ちを汲み取るのが苦手
いくら楽天的と言っても、お客様の言っていることをすべて無視して自分のペースで仕事をしていくことはセラピストには向いていません。お客様の「こうなりたい」「ここを良くしていきたい」という願いを叶えていくのがセラピストの役目。言葉で伝えるのがあまり上手くないお客様の気持ちも、汲んであげられるような心遣いが必要になります。
セラピストに向いている人とは反対の性格になりますが、改めて確認してみると納得できますね。ですが、これらは最初から必須な能力ではありません。もちろん最初からこれら全てを備えているセラピストも少ないので、本当にセラピストの仕事に挑戦したいと考えているのなら働きながら少しずつ改善していくこともできるはず。
まずは「やってみたい」という気持ちを一番に大切にしましょう。
セラピストの適性をアピールする自己PR・履歴書の書き方
いくらセラピストに向いている人でも就職試験時に適性をアピールできなければ、もったいないですよね。以下では、適性をアピールするために 自己PRと履歴書に記載すべき内容を紹介していきます。
まず第一に「なぜセラピストになりたいのか」を、実体験などの“具体例”を交えながら伝えることが重要。具体的に内容を書くことで、採用担当者に「ただの憧れでなく、働くことをしっかりとイメージできている」と感じさせることができるでしょう。またセラピストは華やかなイメージとは裏腹に体力勝負の仕事で、お客さまから指名されないと給料が上がらないといった心身共にハードな面も。業界事情を踏まえて、自分が長く働いていけると考える理由を過去の体験をもとに書いていくと良いでしょう。
過去の体験をもとに履歴書を書くためには、事前に過去の自分を振り返って「長所や短所」「経歴」「セラピストを目指そうと思った理由」を整理しておくのがおススメ。特に「セラピスト」の特性にポイントを絞って、アピールポイントを考えておきましょう。例えば人の心を癒す職業であるセラピストは、「人の話を聴く力」が求められるもの。「過去に営業職や接客業などの経験がある」「普段から友達や家族から相談に乗ってほしいと頼まれる」といった具体例を出すことで、自分の適性をアピールできるはずです。
適性がなくてもセラピストになれる?
セラピストの仕事には「適性」があるものの、限られた人しか働けない職種という訳ではありません。たとえばボディ系セラピストの仕事内容は、リラクゼーションマッサージがメイン。ですがマッサージと一口に言っても、全身を揉みほぐすベーシックなものからアロマオイルやホットストーンなどの特殊な道具を使ったものまで多くの種類があります。そのため施術にあたって習得するべき技術や知識も様々。実際にセラピストとして働いた際に「向いてないかもしれない…」と感じても、自分に合った施術を探してみたり、興味のある分野を専門にすることで仕事に対する手ごたえも変わってくるかもしれません。
さらにセラピストは「技術」や「接客力」が必須の職業。向き・不向きに関係なく、しっかりとスキルを習得すれば誰でも活躍できる業界だと言えるでしょう。特に「接客力」に関してはいくつかの事柄を心得ているだけで、お客さまが満足のいくサービスを提供することができるはず。
まず基本的なところでは、「身だしなみに気を遣う」ことが重要。人に癒しを与え、人に直接触れることも多いセラピストは見た目の第一印象も大切になってくるからです。次に意識したいのは「お客さまの話を理解する」こと。丁寧に話を聴き、お客さまの要望にあった施術を提供できるようにしましょう。さらに「笑顔を大切にしてリラックスできる環境を作ること」も大切ですね。サロンの環境づくりや施術内容はもちろんですが、話すときはお客さまが不快にならない言葉遣いを心がけると印象もよくなります。「セラピストになりたいけど自分は向いているか不安」という人も、セラピストを目指して努力してみてはいかがでしょうか。