セラピストの転職・入社に有利な時期って?
おすすめの時期を知る前に繁忙期を知ろう
就職、転職時期を考えるにあたって、まずはセラピストの繁忙期を知っておきましょう。
セラピストの繁忙期は8月~9月初めまでの夏の時期です。暑い夏の時期は肌の露出も増え、気持ちも昂るのでご来店されるお客様が多くなります。特にアロマトリートメントの需要が高くなり、全体的な施術数も増えます。
一方、閑散期はというと夏の反対1月~2月の真冬になります。寒さから外出するのを控える傾向にあるのと、施術の際に服を脱ぐこともあるのですが、冬だとそれも億劫になることが理由に考えられます。
例外としては12月の年末時期にはかけこみ需要から忙しくなる店舗が多いです。「今年の疲れは今年のうちに」という日本らしい風潮ですね。
セラピストのおすすめの就職、転職活動の時期
ここでは、セラピストに最適な就職、転職活動の時期について見ていきましょう。
未経験者の場合
未経験者からセラピストを目指す場合は、入社後に必ず研修があります。多くのサロンは1カ月から3ヶ月ほどの研修期間を取っており、その間に先輩スタッフから仕事のノウハウを教えてもらいます。
その為、繁忙期の真っ只中に入社しても先輩スタッフが忙しく研修や教育に手が回らないといった可能性が出てきます。なので、繁忙期を少し避けて活動を始めるのがおすすめ!さきほどの繁忙期・閑散期を参考に、応募の時期を逆算してみるといいですね。
ブランクから復帰する場合
ブランクのあるセラピストは、ブランクの期間と実務経験数によって転職活動時期を考えていきましょう。もう何年もブランクがあり、ほとんど仕事内容を覚えていないという場合には、未経験同様の研修期間が必要になります。研修期間を逆算してなるべく繁忙期を避けた方が無難でしょう。
また、ブランク1年以内の場合でしたらほとんど前職の仕事内容は忘れていないと思うので、あまりブランクの事は気にせずに経験者同様時期に関係なく転職活動を行っていきましょう。
経験者の場合
経験者の場合は、経験の度合いにもよりますが時期関係なく「即採用」となる場合が多いです。
経験のあるセラピストはどこのサロンも欲しいものです。特に人手が欲しくなる繁忙期前にはなるべく多く人手を集めて安心したいというのがサロン側の本音です。繁忙期が始まる少し前の時期だと特に経験者の方は歓迎されるでしょう。
とはいえ、時期はあまり関係ありません
ここまで繁忙期・閑散期で転職時期をみてきましたが、実際には年間を通してずっとセラピストの求人はあり、どこのサロンも人手が足りていない状況です。
美容業界は女性が多く活躍している業界なので、結婚や出産で休職・退職をする人も多く、即戦力となる人材を求めているサロンがほとんどです。
経験者の方はどんな時期でもすぐに入社して戦力になって欲しいと歓迎されるでしょうし、未経験の人であっても、「一日でも早く入社して研修を終えて、なるべく早く一人前のセラピストになって欲しい」と思っているサロンが多いのが現実です。
大手のサロンの場合は自社で研修施設をそなえているようなところもあり、常時スクール並みの研修が受けられます。そういったサロンですと、全くの未経験の方であっても時期は関係なく、いつでも採用までつながることが多いでしょう。
あなたが「転職したい!」と思ったその時が転職時期です!
自分がなぜ転職したいのか、志望動機などもしっかり考えた上で効率的に就職、転職活動をすすめていきましょう。