株式会社ボディーワークが運営する‘ナチュラルボディ’

21歳からナチュラルボディで店長を務めるSさんは、初々しさも残すものの、口を開けば、堂々としており、信頼感がある。さすがは店長といった貫禄だ。年齢的に一度は就任要請を断ったという店長のポジション。それでも、上役の強い推薦を受け、いまに至っている。

「自分にはまだ無理だと思ったので、一度要請をお断りしたのですが、最終的には押し切られた様なカタチでしょうか…。ただ、若くてもチャレンジできる環境で、キャリアップについては8段階の職位があり、ひとつひとつ目標を追いながら成長できるので、とてもやりがいがありますね。いまとなっては受けてよかったと思っています」とSさんは、目を輝かせる。

ナチュラルボディの施術は、独自のマッスルストレッチによるバランスアップがメインになります。体型チェックの後、カウンセリングで気になる部位を確認します。ストレッチの効果を的確に引き出します。 TRY技術によるマッスルストレッチは、大きな動きを筋肉に与え、筋肉を柔らかくすることで、筋肉の表面と深層部分に効果的にアプローチし、大きな効果が見込めます。

グループには、姉妹店として、「ラフィネ」や「バダンバルー」などがあるが、「ナチュラルボディ」が提供するのは、ソフトな整体。いわゆる癒しと一線を画す、ストレッチと整体の中間のような、サービスだ。具体的には、筋肉をストレッチし、関節をやわらかくして、骨盤や背骨などを調整。カラダの歪みを整えることで、それによって発生する不調などを解消に導く――。カラダの仕組みや専門的な技術が必要なのはもちろんだが、経験を重ね、実際のカラダを感じ取る熟練性が必要なため、どうしてもスタッフ間に差が出がちとなる。

トレーナーであり店舗全体にも気を配る立場で、気の抜けない日々を過ごすSさんだが、働きやすさが、その小さな体を支えている。「とにかくここは時間の融通が利くので、働きやすいですね。シフトの調整で、ほぼ希望通りにスケジュールを組めます。特に女性は、出産や育児でリタイアすることもありますが、ブランクがあっても、お住まいの近くの店舗での復帰ができますし、時短勤務も可能ですから、とても都合がいいと思います」とSさんは、従業員ファーストの勤務体系を解説した。

いまでこそ、整体系のトレーナーとして多くの顧客のカラダを整え、ほぐしているSさんだが、高校時代に定めた進路は、実はエステだった。ところが、就職先として見学に行ったブライダルエステが、あまりに豪華な設備で、思わず後ずさり。「もっとだれでも気軽に入れるリラクゼーションの方がいい」と思いを改め、現在に至っている。その言葉通り、誰でも気軽に入れるナチュラルボディでいま、Sさんは顧客が体感できるサービスを提供することで、ダイレクトに反応を受け、そこにやりがいを実感している。

「目標はやっぱりナチュラルボディの認知度を上げることですね。多くの人に知ってもらって、利用してもらいたいです。個人としては店長なので、新人の教育をしっかりして、オペレーションも滞りなくしたいですね。それからトレーナーとしては一人でも多くの人の体を整えて喜んでもらいたい」とSさん。心の美しさも全身にじみでるSさん率いる店舗からは、サービス内容を超えた癒しのオーラがあふれており、よりスッキリ感を体感できる空間となっている。