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作成:2017.04.05
就活での情報不足が不幸な結果を招く! 不合格を回避するための企業研究の方法
就職・転職活動をするにあたって、「企業研究って何を調べればいいのかわかんない」「会社情報って、沿革やら商品やら決算情報とか全部覚えないといけないの?」など、企業研究に関する悩みがSNSを中心に多く上がっている。しかし企業研究は採用・不採用を決定する要の部分。情報収集不足で“お祈りメール”が届くことも多いにありうるのだ。
情報収集の不足が不合格につながる!?
総合求人・転職情報を扱う会社が転職コンサルタントを対象に「求人企業が面接で、実は重視している確認ポイント」というアンケートを2014年に実施。これによると、「求職者が面接で失敗するケース」の第1位は「志望動機が明確でない」の65%。2位の「企業研究が不足している」は51%で、大半の人が情報収集の不足を失敗の原因にあげている。
ちなみに3位の「転職理由がまとまっていない」は49%。志望動機と転職理由という大きな項目に並び、企業研究をしているかどうかが採用でいかに重要視されるかということが分かる。
ポイントは「求人情報」と「企業情報」
いくら企業研究が重視されているとはいえ、会社や企業の全てを知るのは難しいこと。しかも何社分もの履歴書を書いたり、面接を受けるとなれば時間も手間もかかるので、ポイントを絞って情報収集するのがオススメだ。
まずは「求人情報」。企業が公開する募集要項や条件からは、企業がどんな人材を求めているのか、どんな働き方を推奨しているのかを知ることができる。これらを細かく確認することで、自分が持つ志望理由や強みの中で何を強調するべきかが分かる。
次に重要なのが、企業や商品に関する「企業情報」。業種・業態や企業規模、資本などの基本的な企業情報に加えて、企業理念や社風、会社の業績を支える仕事や商品、主要取引先を調べておこう。調べた事柄は全て覚えるのではなくて、特徴的な商品やサービス、強みをピックアップ。これらを志望動機に盛り込むことで具体的な内容になり、担当者が納得しやすくなる。
ホームページだけではダメ! SNSや新聞を駆使した情報収集
何を調べるかだけではなく、“どうやって調べるか”も大切。求人情報は細かい部分まで確認して、公式ホームページは必ず一度は全てに目を通しておこう。そしてライバルと差をつけるために、第3者による情報を確認しておくこと。大企業であれば企業の業績や新サービスがニュースや新聞で報じられている機会が多いので、企業情報を簡単に把握することができる。
また企業のSNSやブログも逐一チェックしておくこと。一般消費者に向けた情報発信に加えて、社内の雰囲気を知るきっかけともなる。第一志望の企業や会社なら、会社説明会やインターンシップも有効な方法。インターネットや新聞では分からない情報が手に入るので、積極的に参加してみよう。
画像出典:gdsteam / GOV.UK woman indoors user2 (from Flickr, CC BY 2.0)
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