自分で作る手作りパック
「パックとは、どこかのお店で買ってきたり、エステサロンでやったりしてもらうものだ」という考え方は、決して間違ったものではありません。現在は品質のよいパックもたくさん出ていますし、エステサロンでフェイシャルパックを受ければ必ずと言ってよいほどパックがプランのなかに入っています。
ただ、パックは自分で作ることもできます。
韓国などでも、手作りパックは有名になりましたね。それ以外の国でも、手作りパックを作る人は多く「自分自身で選んだ材料で簡単に、お金を掛けずに作ることができる」ということで支持を集めています。
手作りパックの作り方と注意点
ここからは、手作りパックの作り方を簡単にいくつか紹介しましょう。
むくみを取れること、血行を促進させることから人気を博している「炭酸パック」は、実は家でも作ることができます。その作り方は意外と簡単で、「重曹」「クエン酸」「キサンタンガム」「グリセリン」「精製水」を混ぜ合わせて作ります。
ヨーグルトなどのように、「食べられる素材」を使ったパックもよく作られます。ヨーグルトとアボカドをまぜてよく潰して顔にパックすると、美白効果と潤い効果が得られると言われています。万が一口に入ってしまっても、食べられる素材で作っていますから安心ですね。
もっと簡単な方法としては、「オイル」を使ったものがあります。オリーブオイルなどを肌に広げていき、蒸したタオルで顔を覆い、そのあとタオルで吹き上げて通常通りのケアを行います。油の種類によって効果は異なりますが、美肌を目指したいのであればココナッツオイルが、乾燥を防ぎたいのであればオリーブオイルがおすすめです。美しい花からとれる椿オイルも保湿効果が十分です。
手作りパックは簡単に作ることができて安上がりであることが大きな魅力です。しかしながら、「自分で作ったもの」「材料がわかっているもの」で作ったからといって、絶対にトラブルが起きないとはいえません。また、顔に塗った後にトラブルが起きてしまっては大変です。そのため、顔のケアに使う前に安全であることを確認してから利用してください。まずは手の甲などでパッチテストを行いましょう。皮膚がかゆくなる・炎症が起きる・赤みなどの症状が出ないかチェックしてください。
手作りする際は手を洗い、使用する容器などは清潔なものを使ってくださいね。また、手作りパックは、作り終えたその日のうちに使い切ってしまうのが理想です。