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朝から激甘すぎる!? 世界各国の朝食を比較してみた
渋谷にある『WORLD BREAKFAST ALLDAY(ワールド・ブレックファスト・オールデイ)』は、世界各国の伝統的な朝ごはんが楽しめるレストラン。2カ月ごとに異なる地域の朝食が食べられるので、「タヒチな朝ご飯。見た目かわいいし美味しい!」「ワールドブレックファーストで食べてきたぁ~念願のフランスの朝食」と、いつもと違った朝食を楽しむ人も多い。ということで、今回は世界各国の朝食をご紹介。いつもは白米にお味噌汁というザ・日本朝食の人も、たまには違う国の朝食を楽しんでみよう。
ご飯のマズさで有名なイギリスは朝食もさぞひどいのだろうと予想してしまうが、イギリスの中で唯一美味しいとされているのが朝食だ。トーストに目玉焼き、ソーセージ、ベーコン、ハッシュドポテトなど、余計な手を加えずに素材を生かした料理なので、美味しいというか、普通に食べれるとのこと。インゲン豆を煮て作るベイクトビーンズもイギリス式ブレックファーストに欠かせない料理。しかし、これら全てを同じお皿に盛りつけるので、結局全てベイクトビーンズ味になってしまうが、卵や豆を豊富に使うことで栄養は満点だ。
一方、食にうるさいフランスはいうと、意外と朝食はシンプル。カフェオレにクロワッサンやフランスパンのバケットなど、コーヒーにパンを1つか2つのみ。フランスの人はランチとディナーはコース料理でたくさん食べることが多いので、朝はセーブしているのかもしれない。イタリアも同様に、朝はカプチーノとパンを1つ程度。ただし、こちらはジャムや生クリームなど、かなり甘めの仕上がり。起床して1発目のご飯がスイーツ系というのは、辛党にはちょっと、いや、かなり厳しい。
しかし、イタリアの上を行くのがスペイン。なんと朝からチュロスにホットチョコレートを飲むという激甘ぶりを発揮する。砂糖をまぶしたチュロスをホットチョコレートに浸しながら食べるのが一般的な朝食のよう。「とにかく甘いものが大好き!」という甘党さんなら食べられるかも。
そして朝食を欠かさずに食べる人が多い中国では、肉まんやシュウマイなどの点心をはじめ、ラーメンやワンタンなど、朝からガッツリ食べる派が多い。中でも、「前餅」という一見クレープっぽい料理が大人気だ。早朝から屋台で売られているので、遅刻しそうな日でも朝食は必ず食るという徹底ぶり。これなら遅刻常習犯でも、きっちり朝ごはんが食べられていいかも。
画像出典:Tim Regan / Meg’s yummy breakfast (from Flickr, CC BY 2.0)