キムチ納豆・ヨーグルト納豆も!? 納豆の美容効果を最大限に引き出す食べ方!
「納豆」といえば健康にも美容にもいい万能食品というイメージが強いだろう。あのネバネバした粘り気を見ると、いかにも健康そうであり、肌にも良さそうだ。だが、これは単なるイメージではなく、実際に納豆にはそういった効力がある。ここでは、そんな納豆の効果を最大限に引き出せる食べ方について紹介しよう。
そもそも納豆には、具体的にどんな効果があるのだろうか。納豆の最大の特徴とも言えるあの粘り気は、「ナットウキナーゼ」という酵素によって生み出されているもの。この酵素には血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞のリスクを下げてくれたり、生活習慣病を防いでくれると言われている。また、「レシチン」という成分には毒素を排出してくれる効果があり、ニキビやシミの発生を防げられるという。
単品でも美容・健康効果がてんこ盛りの納豆。だが、乳酸菌が入った食品と組み合わせることでさらに効果が倍増する。納豆菌には乳酸菌の増殖を助ける働きがあるとされ、とある実験結果によると、二つの菌を共生させることで乳酸菌の数がなんと10倍に膨れ上がったという。具体的には、キムチと組み合わせる食べ方をオススメしたい。キムチには多くの乳酸菌が入っているだけではなく、基礎代謝を活発にしてくれる効果があるので一石二鳥なのだ。そのほか、納豆とヨーグルトを一緒に食べる人もいるらしい。ただしこれは好き嫌いが分かれる味とのことなので、興味があれば試してみるといいだろう。
また、納豆を効果的に食べるには保存方法も重要だ。納豆を買ってすぐとか、翌日に食べてしまうのは実はとてももったいない。冷蔵庫に3日以上寝かせておくだけで、納豆菌やナットウキナーゼなどの数が増えるのだ。納豆を購入したらすぐに食べたくなってしまうかもしれないが、そこはグッと我慢してほしい。
その他にも、納豆に卵と味噌を組み合わせた「納豆たまご味噌」など、おいしく効果的に食べられるレシピが色々ある。あなたも自分なりの納豆の食べ方を模索してみてはどうだろうか。
画像出典:yoppy / 大粒のええ納豆 (from Flickr, CC BY 2.0)