髪を乾かすだけじゃない! 知られざる“ドライヤー美容”の効果とは!?
普段日常的に使用しているドライヤー。ドライヤーといえばもちろん“髪を乾かす”というのが一般的な使用法だが、実は使いようによっては様々な美容効果が期待できるお役立ちアイテムへと変身するのだ。今まで髪を乾かす用途しかないと思われていたドライヤーの、知られざる美容効果をご紹介しよう。
女性がメイクをする上での悩みといえば「化粧崩れ」だが、なんとドライヤーには化粧崩れを予防してくれる効果がある。「え? まさか顔にドライヤー?」と驚く人もいて当然だが、もちろんいきなり乾いた肌にドライヤーの風を当てるわけではない。たっぷりの化粧水と乳液など、いつも通りスキンケアを済ませた後に、冷風を当てて冷やしてあげよう。肌が冷たくなったら下地やファンデーションを塗って、もう一度当てればOK。この簡単すぎるひと手間によって汗や皮脂の分泌を抑えて、化粧崩れを防ぐことができるという仕組みだ。「かなり化粧崩れ防げる、っていうかほとんど崩れなくなった!」と、その効果を実感して驚く声も多数あがっている。
そして寒さが増してきた今の季節にぜひ知っておいてほしいのが、温め効果による冷え・肩こりの解消。冷えによって血液の循環が悪くなると、体の中だけでなく見た目も不健康なイメージになってしまう。そんなときは首や肩をドライヤーで優しく温めてあげよう。血行が良くなり、肩こりを軽減するだけでなく顔色が良くなるという相乗効果も期待できる。さらに足の裏や手足といった、冷えやすい末端部分に当てるのもオススメ。足の裏には美容効果の高いツボがたくさんあるので、温風を当てつつ刺激して、一石二鳥の効果を得てしまおう。
“体の冷え”関連でもう一つ気になることといえば、「むくみ」だろう。意外と知られていないが、特にお尻は体の中でもむくみやすい場所。見ての通り脂肪が溜まりやすいが、そのわりに冷えやすい部位でもあるのだ。ここを温めることにより、お尻と一緒に足の血行も良くなり、冷えによるむくみを改善できる。服を着たままでも実践できるので、冷えで苦しんでいる人は今日から新たな習慣として取り入れてみてはいかがだろう。
画像出典:Ryan Dickey / Untitled (from Flickr, CC BY 2.0)