「媚びてるみたいで絶対無理!」“女の子らしい”ファッションが苦手な人たち
「もっと女の子らしい恰好したほうが良いよ」なんて言われたことがある女子は数多いはず。そしてそんな言葉には「余計なお世話!」とイラっときてしまうものだろう。“女の子らしい”ファッションが苦手な人は意外と多い。そもそも女の子らしさって何? 何か間違ってない? と疑問に思う人もたくさんいるようだ。今回はそんな人たちの世の中への不満の声を紹介していこう。
女子には女子らしい服装を、という風潮に対しては「趣味の問題なんだから放っておいて!」「男に媚びてるみたいで嫌」「女子ってだけでピンクが好きとか思われるのほんと迷惑!」と不満の声が至るところから上がっている。それどころか「女の子っぽいものが好きな人って、大抵ブス」と激しく反撃する声も。「似合いもしないのにひらひらしたフリルとかピンクの服着てる人いるけど、痛々しくて見てられない」と女子の視線は手厳しい。
では一体どんな人が女子っぽい服装を嫌っているのかというと、何パターンかに分けられる。大まかに分類するとファッションに無頓着な“カジュアル系”、ボーイッシュな服装を好む“ユニセックス系”、大人っぽいシックな装いにこだわる“セレブ系”などだ。
ユニセックス系からしたらピンクはもちろんスカートなんて「絶対無理!」、セレブ系からしたら「安っぽく見えるから着ない」ものだし、カジュアル系に至っては「女装してる気分になるから着ない!」という声も。単なる趣味の問題を超えて「ゆうこりんみたいなタイプでしょ? 絶対友達になれない」と人間関係にも関わってくるから女子の社会は難しい。
そのほかにも、「小さな頃は好きだったけど…大きくなったら恥ずかしくて着られなくなった」「ピンクとかのかわいい服、ぶっちゃけ好きなんだよ。でもブスだから苦手なんだよ…」など、なんとも悲しい理由で避けている人もいるようだ。
また、逆に女子っぽいファッションが好きな人にも言い分があるようで「自分が似合わないから嫉妬してるだけでしょw」「若い子にしか似合わないからおばさんにはキツイかもね~」と、かわいさの欠片もない反論が飛び交っている。
とはいえ女子っぽいファッションも、ボーイッシュやシックなどと同じスタイルの一種のはず。それなのになぜかほかのスタイルより格段に嫌悪されたり、激しく叩かれることが多いのは不思議な話だ。実はかわいらしい服装こそ、身につけるのに強い覚悟が必要なのかもしれない。