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作成:2020.07.20

特集

【アンケート】夏のマスクの悩みや不快感!改善のために工夫することは?


 
今年もやってくる、暑くてジメジメした夏。いつもと違うのは、「マスクを着用して過ごさなくてはいけない」ということ。ウイルス対策のためには仕方がないものの、冬と違って夏にマスクをすることで発生する悩みもたくさんありますよね。
 
今回は、美プロ内で行ったアンケート調査の結果から、夏にマスクを着用することの悩みと改善のための対策方法をご紹介!熱中症に気を付けて、快適な夏を過ごしてくださいね!
 

INDEX
■夏のマスク!最大の悩みは一体なに?
■マスクの不快感改善のために、どんな工夫をしている?
■メイク方法やUV対策にも気を付ける!
■自分なりの工夫をして、夏を快適に過ごして

夏のマスク!最大の悩みは一体なに?

美プロ内で行った「夏にマスクを着用することの最大の悩みは何ですか?」というアンケート調査では、以下の回答結果となりました。

 

 

【結果詳細】

肌が荒れる(33.6%)、

暑い(21.4%)、

顔が蒸れる(19.8%)、

メイク崩れやメイク方法(17.5%)、

マスク焼け(2.3%)、

髪の結び方(1.5%)、

その他(3.8%)

やはり気になるのは肌荒れやメイク崩れ。ただでさえ夏は暑いのに、マスクまでしていると、息苦しくて仕方ありません。さらには、マスクの下に汗が溜まって肌荒れやメイク崩れの原因にもなります。快適にウイルス対策が出来るアイテムはないのだろうかと、日々、願うばかりです。
 
果たして、みなさんはこの不快感を解消すべく対策はどのようにしているのでしょうか。メイクをしなくて良い!という事であれば、メイク崩れやマスクに化粧品が付いてしまうなどの悩みは解消しますが、そう言うわけにもいかないのが現実。メイクをする事は身だしなみでもあり、働く女性にとって欠かせない事なのです。
 
まだまだ続くマスク生活。暑い夏を乗り越えるためにも、独自の工夫をして乗り切りましょう。

マスクの不快感改善のために、どんな工夫をしている?


 
続いては、「夏のマスクの不快感を改善するためにどんな工夫をしていますか?」というアンケート結果。フリー回答で様々な意見が挙がったため、その中から一部をご紹介します。既に行なっている工夫もあれば、今後、取り入れてみようと思えるものもあるので、是非参考にしてみてくださいね。

通気性の良いマスクをつける

暑さ解消のために発売された通気性重視のマスク。メッシュ素材を使用し、汚れにも強く何度も洗って使えるのが嬉しいですよね。通気性がよく、息苦しさも解消します。メッシュ素材で作られているため、洗濯をしても15分程で乾いてしまうので、汗などで汚れてもサッと洗って使えると言うメリットも。特に息苦しさや暑さによる不快感がある人にはもってこいのマスクです。

メイク崩れ防止のスプレーを顔に吹きかける

メイクをした上でマスクをしなければならないので、チークやファンデーション、口紅などの化粧品がマスクにこすれて付いてしまいます。また、夏の暑さもあって汗でメイクは崩れてしまいます。何度もメイク直しをするのも手間がかかってしまいますよね。そんな悩みを解決する1本があるのです。メイク崩れ防止のキープスプレーです。このスプレーを2秒程、顔全体に吹きかけるだけでメイク崩れを防止してくれます。マスクをするしない関係なく重宝するアイテムです。

冷感スプレーをマスクに吹きかける

サッとひと吹き、マスクにスプレーするだけで冷涼感が続くと言う優れものを使っている人も多く、この冷感スプレーを持っていたから暑い夏を生き延びられたという声も少なくありません。ワイシャツや靴下などにも吹きかけられる冷感スプレーも多く発売されていますが、実はマスクにも使えると言う裏ワザも!空調の効いた場所に入ると、スプレーした場所がひんやりと感じ、それだけでも気分転換になりますね。この夏の必需品となる事、間違いなし。

不織布マスクではなく布マスクを使う

使い捨ての不織布マスクも便利ですが、肌触りが良いガーゼや絹などの洗って使いまわせる布マスクを使用している人も多いでしょう。お洒落なデザインのマスクや肌荒れ防止、通気性が考えられて作られたマスクは全て布マスクとして販売されています。何度も洗って使えるため、使い捨てマスクよりも低コストで過ごせます。マスクもおしゃれの一環として着け始める人も増えているため、個性あふれるマスク姿を目にする事も多くなりましたね。
 
また、オリジナルで自分だけのマスクを手作りする人も!一時、マスクの購入が困難となったため、手作りをする人が急増したのです。好みのデザインやキャラクターの布を使って、自分だけのマスクを作ってみても良いですね。

定期的に汗を拭きとる

やはり気になるのは汗。マスクをしていると顔に汗をかく量がとてつもなく多くなりますよね。ハンカチタオルなどで定期的に汗を拭き取るといった事は、今も昔も変わらず行われているようです。汗が流れ出ているままだと不快に感じ、衣類などにつくと匂いの原因になる事も。汗を拭き取る時は、乾いたタオルで拭くより濡れたタオルで拭き取る方が涼しく感じられるとも言われています。汗を拭き取るためのボディシートも効果的です。

メイクは必要最低限にする

マスクを着けなければならない時期は、メイクを薄めにしていくと言う人も。チークや口紅のように、赤く色移りしてしまう化粧品の使用は控え、ベースメイクとアイメイクだけで外出すると言うのも良いでしょう。口紅を塗っていないと血色が悪く見えてしまうので、ランチの時や人前に立つ時にはグロスなどで口元を彩ると良いですよ。また、唇の水分量によって発色が変わり染めたように落ちにくくなるリップティントという化粧品も存在します。韓国で人気が高く、日本でも実際に使っている人も多いので、マスクへの色移り防止のために試してみてはいかがでしょう。

人気のない場所ではマスクを外す

マスクの不快感を解消するために、人気のない場所ではマスクを外すという対策をとる人もいるようです。確かに、散歩やウォーキングなどでは人とあまり会う事がなければ外してみるのも良いかもしれません。しかし、人と会わなくても仮に自身が感染していた場合には、ウイルスを撒き散らす事となってしまいます。感染の症状がない場合もあるので、マスクを外すときは十分に注意して外しましょう。
 
また、着けているマスクの扱いにも要注意です。マスクをしている状態で無意識に咳き込んだりくしゃみをしたりして、ふとマスクを外した時にポイっとテーブルの上に置いたりしてしまえば、そのマスクが感染源となる可能性もあるのです。
 
風邪などを含むウイルス感染には、手洗いうがいだけでなくマスクの扱いにも注意してくださいね。数日間同じマスクを着用するなんて事は、以ての外。夏の暑い季節には、マスクを外してしまうタイミングも多くなりますが、適度に外し自分のカバンやマスクケースに仕舞うように心がけましょう。

メイク方法やUV対策にも気を付ける!


 
女性は、マスクを着用することでメイクの仕方や日焼け止めの塗り方を変更する必要がありますよね。会社に行くのに、バッチリとメイクをしていったのに会社に着く頃には汗でドロドロ…なんて事も。
 
マスク着用時にメイクが崩れてしまう原因としては、「暑さによるムレや湿気」「マスクとの摩擦」「マスクを外した時に起こる肌乾燥」の3つが大きく関係しています。また、降り注ぐ紫外線でマスク焼けをしてしまうのではないか…と心配になってしまいます。そんな、夏の日焼け対策とメイク方法をご紹介します。どんな時でも爽やかなマスク美人を目指しましょう。

マスク着用時におすすめのメイク方法

マスク着用時には、普段のメイク方法では崩れてしまう可能性があります。長時間、メイクを綺麗に保ち、マスクをしていてもいつもと変わらずに可愛くみせるポイントが3つあるのです!
 

  • 湿気や乾燥に強いベース作り
  • マスクをしていても健康的に見える色使い
  • マスクの摩擦で肌に負担をかけないメイク

 
このようなポイントに気を付けてメイクをしてくと良いですよ。日中の乾燥を防ぐには、メイクの上から「保湿ミスト」を吹きかけるなどの対策も効果的。また、マスクをムレにくくするためにも水蒸気の発生を抑えるガーゼ素材のマスクを使用してみても良いでしょう!
 
また、マスクをしていると血色が悪く見えてしまう事もあるので、ピンクやオレンジといった「華やかな色合いで顔色をカバー」する事も大切です。目元のアイシャドウやチークに使ってみましょう。
 
さらには、マスクを着けたり外したりする事で肌に摩擦を与え、負担をかけてしまう可能性も視野に入れておきましょう。肌への負担を和らげるために、「オーガニックコスメ」を使ったりマスクに触れる部分にベビーパウダーを付けたりしておくのも効果的です。その他にも、メイク方法を工夫しておく事でメイク崩れも軽減できますよ。いつものメイク方法を見直してみてください♪
 

ベースメイク

下地
ファンデーションより密着度が高くマスクメイクには欠かせない。肌質に合わせて商品を選び、顔の上でよく伸ばして使います。

コントロールカラー
赤ら顔やくすみが気になる人におすすめ。ハイライト効果もあるのでマスクをしていても立体感を作れます。

コンシーラー
くまやくすみ、ニキビ跡など特に気になる部分がある人におすすめ。気になる部分だけに塗ります。

ファンデーション
密着度の高いリキッドファンデーションを薄く塗ります。マスクをする時期は、ファンデーションを付けずに、下地とパウダーだけでメイクしても良いです。

フェイスパウダー
マスクがあたる部分やテカリやすいTゾーンにフェイスパウダーをまぶします。

 

アイメイク

アイシャドウ
密着度の高いリキッドタイプのアイシャドウがおすすめ。オレンジやピンクなど血色がよく見えるカラーを選びます。

アイライナー
湿気に強いウォータープルーフタイプを使います。

マスカラ
マスカラ下地とウォータープルーフタイプのマスカラを使用します。マスクメイクは目元をハッキリさせるのがポイント。

アイブロウ
いつもより少し明るめのアイブロウパウダ―で眉毛の隙間を埋めていきます。アイブロウペンシルで毛流れに沿って眉尻を整えます。眉に明るさを足したい場合は、眉マスカラを地肌に付けないように塗っていきます。

 

仕上げ

チーク
マスクメイクでは、クリームチークがおすすめ。チークの後にフェイスパウダーを付けるとさらに崩れを抑えられます。

リップ
マスクに色移りしにくいティントリップを使います。ティッシュオフをするとさらに色移りを抑えられます。

シェーディング
眉頭から鼻筋にシェーディングを入れます。マスクをしていても立体的に作る事でメイク映えします。濃くなり過ぎないように入れます。

ハイライト
Cゾーン、Tゾーン、鼻筋、あごにハイライトを入れます。ハイライトをのせた部分は光輝き、シェーディングと同様、立体感ある顔立ちになります。

キープスプレー/ミスト
マスク着用時には必ずキープミストを顔全体に吹きかけます。皮脂が多い人はスプレータイプがおすすめ。メイク崩れを防止してマスクへの色移りも軽減します。

マスク着用時に気を付けたいUV対策


 
残念な事に、マスクをして長時間屋外にいればマスクから出ている部分だけ、日に焼けてしまいます。使用するマスクの素材にもよりますが、肌が露出している部分とそうでない部分では紫外線の到達量が異なります。
 
紫外線の到達量を均等にするために、「露出部分だけ日焼け止めを塗れば良いのではないか?」と思うかもしれませんが、紫外線の到達量を均等にするのは難しいのです。ですので、露出部分だけでなく、顔全体に日焼け止めを塗るのがベストと言えるでしょう。また、外出中は顔の露出部分へ直射日光が当たらないようにする事も忘れずに行いましょう。
 
つばの広い帽子をかぶるか、日傘をさすなどの対策を取るとさらに日焼けを防止できるでしょう。また、「最近、少し肌が焼けてきたな…」と感じた場合にも肌の回復を促進し、紫外線が多い時期には摂取しておきたい食べ物もあるので、食生活から見直して紫外線対策を徹底していきましょう。

 
また、使用する日焼け止めによって使いやすさも変わり、毎日塗るものなので自分に合った商品を選ぶ事をおすすめします。日焼け止めクリームを買ってはみたけれど、ベタベタして不快と感じてしまえば無駄にしてしまいます。サラッと吹きかけられるスプレータイプの日焼け止めもあるので、それぞれのメリットとデメリットを知ってから使うようにしてくださいね。

自分なりの工夫をして、夏を快適に過ごして


 
アンケートの結果から、不快感を改善するためにみなさん様々な工夫をしていることが分かりました。冬と同じ過ごし方では熱中症にもかかりやすくなってしまうので、通気性の良いマスクをする、冷感スプレーを吹きかける、定期的にマスクを外して口周りの換気をするといった方法で夏を乗り越えて下さいね!
 
どんどん気温は上昇し、マスクの不快感はさらに増えていく事が予想されます。汗を定期的に拭き取り、水分補給を怠らないようにして行きましょう。また、夏バテの症状が出てしまうと快適に過ごせなくなってしまいます。マスクをしながらの生活は大変ですが、健康管理をしっかりして夏を楽しみましょう!

Author:美プロ編集部

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