まだまだ暑い日が続いていますが、暦の上ではすでに秋を迎えています。ファッション業界や美容業界では早くも秋物の新作が登場していますが、みなさんはこの秋のトレンドカラーをちゃんと知っていますか?
2016年秋は、暗めの暖色カラーが流行になっているほか、ピンクなどの淡い色合いのアイテムもトレンドインしているので、バリエーション豊富なのが特徴。その分、流行の色をごちゃ混ぜにして使ってしまうと、それぞれの良さを打ち消してしまいます。今回は2016年秋のトレンドカラーと、それを活用したコーディネートを見ていきましょう。
紅葉の秋にピッタリ! 温かみのあるダークオレンジ
ワインのような深みのあるボルドーや、落ち着いたブラウン・カーキは秋には欠かせないファッションカラーですが、今年の流行はいつもの秋カラーよりも明るい印象の“オレンジ”。中でも少しくすんだようなダークオレンジに注目が集まっています。
落ち着いた印象の中にも温かみのあるダークオレンジは、定番のオータムカラーとの組み合わせもバッチリ。ダークオレンジのオールインワンやロングワンピースにグレーやカーキのトップスを合わせても良いですし、インナーやバッグ、シューズなどに取り入れて差し色にしてもOK。
落ち着いた色のオレンジなら、夏に引き続き秋にもトレンドアイテムとして使えるので、夏が終わるからといって手放さずに、秋のコーディネートにも取り入れてみましょう。
夏とはイメージの違うインディゴカラー
インディゴと聞くと真っ先に思いつくのがデニムですよね。デニムと言えば夏のイメージが強いですが、今年の秋はいろんなインディゴブルーに挑戦してみましょう。王道のインディゴカラーデニムのボトムは、シンプルにベージュやグレーなどの色味が少ないカラーと合わせれば、スッキリとした印象を演出できます。
また、デニム以外の素材にも要注目! 青系統のカラーはオレンジなどの暖色系カラーとの相性も良いので、ダークオレンジのジャケットやトップスに合わせて、インディゴカラーのワンピースやボトム・インナーを合わせてみるのもアリです。
ピンクカラーでいつもの秋コーデを華やかに
秋にはやはり季節に合わせて落ち着いたカラーの洋服が多くなりますが、今年はピンクが秋のトレンドカラーに仲間入りしました。淡い色合いのアイテムでも、ピンク色がしっかりと主張してくれるので、コーディネートの主役には適任です。
最初に取り上げたダークオレンジと同様に、少しくすんだ感じのピンクを選べば、悪目立ちもしません。ワンピースやニット、ロングジャケットなどの比較的目立つアイテムを使えば、定番の秋コーデでも他人に差をつけることができますよ。