8月に入ると、お盆の時期に大型連休を取る人も多いのではないでしょうか。働き方改革が謳われている今、どれくらいの人が夏の連休を取得しているのでしょうか。また、連休中にはどんな過ごし方をしているのでしょうか。
今回は美プロ内で、夏休みに関するアンケートを行いました。どんな結果になったのか、早速見ていきましょう!
夏に連休を取得した人は、全体の約7割!
「夏休みの連休はありますか?」という問いに対して「はい」と答えた人は、全体の約7割という結果になりました。美容業界や金融業界などお盆の時期に休暇を取得しない人も多いですが、半数以上の人が夏季休暇を取得しているという現状。サロンの定休日や夏季休業に有給をつなげて長期連休にしているのですね。
また、みなさんはどのくらいの期間、連休が取れたのでしょうか?「夏休みは何日ありますか?」という質問に対して一番多かったのは「6日間以上」という結果。1年を通して長期の連休は何度も取れないので、6日間以上の連休は貴重なお休みとなりそうですね。
【結果詳細】
6日間以上(36.5%)、
2日間(20.2%)、
5日間(16.3%)、
3日間(15.4%)、
4日間(11.5%)
貴重な連休、どんな風に過ごす?
夏の連休を、どのように過ごしている人が多いのでしょうか。連休日数によって外出できる行動範囲は異なってきますが、お盆にお墓参りをする人もいれば、自宅で体を休めるという人もいるようです。リフレッシュできる夏の休暇、みなさんのプランを見ていきましょう。
「連休中は何をして過ごしますか?」という質問に対して、以下のような結果になりました。
【結果詳細】
自宅で過ごす(25.6%)、
帰省して家族と過ごす(18.0%)、
自宅の近くに出かける(18.0%)、
国内旅行(12.8%)、
お墓参りをする(11.6%)、
決めていない(7.6%)、
その他(4.1%)、
海外旅行(2.3%)
意外にも、「自宅で過ごす」という回答が最も多いという結果。せっかくの連休だからこそ外出の予定を詰め込みたくなるものですが、日頃の疲れを癒す時間としてゆったりと過ごす人も多いのですね。
実家を離れて一人暮らしをしている人や、結婚して家族と住んでいる人などさまざまですが、この機会に両親に会いに行くというのも長期連休の楽しみでもあります。お盆にお墓参りに行くというのも、この時期だからこそ出来る事。
夏の連休は、日々の仕事から解放されてホッと一息つける時間となるのかもしれませんね。
熱中症知らず!お休みを家で過ごす充実プランは
夏のお休み期間中は最も気温が高く、屋外では過ごしづらい季節。この時期に増えるのが、頭痛や吐き気などの症状が現れる熱中症。どんなに気を付けていても危険は押し迫ってきます。涼しい室内にいても熱中症になってしまう人も多いのですよ。
そんな熱中症を防ぐためには、こまめに水分を摂りなるべく炎天下の外出は避けることをおすすめします。また、暑い日には無理をせず、室内でゆっくりと過ごすと良いですよ。
ここでは、1日中家の中にいても楽しめる過ごし方をいくつかご紹介します。
美容のためのデトックスDAY
自宅でゆっくり過ごすからには、体調不良などに悩まされずに体の中から綺麗にしてスッキリとした休日を過ごしたいものですよね。外はどうせ暑いし…と、外出を諦めた日には「デトックス」して1日を過ごしましょう。
普段、シャワーで済ませている人も多いと思います。1日ゆっくりと時間を使える日には、お風呂につかり日々の疲れを取りましょう。そこでおすすめなのが「回数浴」。長時間ずっとお風呂につかっているとのぼせてしまう危険性もありますが、回数浴ならその心配もありません。
お風呂場に飲み物を用意し、リラックスできるアイテム(本や携帯など)を持ってお風呂につかります。汗が出てきた後は一度、浴槽から出て水分を拭き取り涼みます。
これを何度も繰り返して、汗から老廃物を排出しデトックスを行いましょう。
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スキルアップのためのインプットDAY
長期連休だからこそ出来る「自分磨き」。自分磨きと言っても外見だけでなく、内面を磨くことも含まれていますよ。興味のある分野の勉強をすること、仕事に関する本を読むことなども大事な自分磨きです。
勉強を積み重ねていく中で、今まで気付かなかった適性を知れるかもしれません。次のステップとして、資格取得にチャレンジしてみても良いですね。
また、仕事で上手くいかなかったことや自分に足りていないスキルを、もう一度見直してみるのも良いでしょう。足りない技術を連休中に補うというのもスキルアップにつながります。
連休を使って、一度、頭の中をリセットしてみると新たな自分を見つけられて、休み明けも気持ちよく出社できますよ。
関連記事:連休中にできる「新しい自分」の探し方
快適に夏を過ごすために、しっかりと夏バテ対策を
長いお休みがあるのならば、やっぱりどこかに出かけたい!そんな人のために、暑い夏に外出をしても夏バテにならないような対策をご紹介します。暑さに負けず、夏を楽しんで下さいね。
そもそも、夏バテってなに?
長時間暑い中で活動をすることだけが、夏バテにかかる原因ではありません。夏の季節は、お店も全てエアコンで冷やされていますよね。自宅も同様で、すぐにエアコンを付けて暑さを乗り切っています。実はこれが、夏バテにかかってしまう大きな原因なのです。
屋外と屋内の気温の温度差が自律神経に負担をかけ、食欲の低下やめまい、頭痛、イライラ、無気力などの症状を引き起こすようになります。
食欲が低下したり、胃腸の働きが低下すれば下痢や便秘など消化器系の不調にもなります。こうして、負の連鎖が始まり楽しいはずのお休みが夏バテにより、辛いものとなってしまいます。そうならないためにも、いくつか夏バテを予防できるものを紹介します。
良質な睡眠をとる
夏の暑い日には熱帯夜が続き夜中に目が覚めてしまうことも。寝苦しい毎日が続くと、睡眠で疲れを取る事ができず蓄積していきます。
夏バテなど、体調を崩しやすい季節には良質な睡眠をとるようにして、その日の疲れはその日のうちに取り除く事が重要なのです。何気なく過ごしていても暑さによって疲れが溜まり、免疫力も低下しています。油断をせずに、あえていつもより早く布団に入り睡眠モードに切り替えましょう。
就寝時間の30分~1時間前にぬるめのお風呂に入るようにし、暑くて眠れそうもない時には氷枕で頭部を冷やすと良質な睡眠がとれますよ。
関連記事:つらい夏バテ。どんな対策をとっている?
栄養価の高い食事をとる
夏バテの代表的な症状でもある食欲低下。暑い日にはつい、食事を簡単なものにしてしまいますよね。それでは、すぐに体調を崩してしまいます。
この季節の食事の基本は、タンパク質×高ビタミン×高エネルギーを心がけること。「玄米や豆類、豚肉やうなぎ」にはタンパク質が多く含まれており、「豆腐やニラ」など疲労回復の効果があるビタミンB1、「フルーツ類」などでビタミンCを補っても良いでしょう。
汗と一緒に流れ出てしまうミネラルを補うために「海藻類」も食べるようにすると、夏の暑い日に不足している栄養素をバランスよく摂取する事ができます。夏バテにならないように、普段から栄養価を重視して食品を選ぶようにして暑い夏を乗り切りましょう。
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まとめ
アンケートの結果から、全体の約7割の人が夏休みの連休を取得しているということがわかりました。さらに、その中の3割以上の人が6日間以上の連休を取得しているということもわかりました。
長期の連休が取りづらい美容業界でも、定休日や有給と組み合わせるなど工夫してお休みを取っているのですね。連休の過ごし方も人それぞれですが、意外にも自宅で過ごすといった回答が一番多く体を休める期間に当てているようです。
働き方改革によって、今後もさらに休暇数が増えていくことも予想されます。体調不良による休暇になってしまわないように、食事や睡眠など体調管理を万全にして充実した休日を過ごしてくださいね。