美容スペシャリストな自分になるために
作成:2019.08.08
第一印象が大切!面接などのビジネスシーンに相応しいメイクとは?
メイクは人に与える印象を変えることができ、自分のモチベーションを変えることもできる魔法のようなもの。女性にとって、なりたい自分に変身できるので顔にコンプレックスがあってもメイクによってカバーしてくれます。
友人と遊びに行くときや、恋人とのデート、仕事に行くときやパーティーなどのお呼ばれでメイクを変えるように、面接を受ける時にもメイクの工夫が必要です。今回は、面接などのビジネスシーンに相応しいメイクをご紹介します。
第一印象が大切な理由
「なぜ、メイクを変えなきゃいけないの?」と思う人もいるのではないでしょうか。メイクに興味がある人は、色んなカラーのアイメイクをしてみたり頻繁に変更してみたりと、ちょっとした変化を追求し楽しんでいるかと思います。
ですが、案外1年中同じメイクという人も多いのです。自分が満足いくメイクがあれば、ずっと同じメイクをしてしまうものですよね。朝の一発勝負でいつもと違うメイクを試してみるのは高リスク。限られた時間の中で失敗できないから、ついついメイクを変えることを避けてしまいます。
アイメイク1つでも印象は変わりますし、リップ(口紅)の色でも印象は変わります。自分の中で気に入っているメイクでも、実は人から見ると評判が良くないこともあるのです。メイク1つで印象が変わるので、就職活動で初めて会う面接官に対し良い印象を与えられるかどうかが掛かってきます。第一印象はやはり視覚から入ってくるので、まずは相手の顔を見ます。
ベースメイクが失敗していると顔色が悪く見えますし、ラメなどでギラギラしたアイメイクをしていれば遊びに来たの?と思われてしまいます。いくら、採用試験の結果が良かったとしても、適した常識を持ち合わせていなければ同じ点数を取った他の求職者の評価が高くなる事もあるでしょう。
初対面の人との第一印象は顔から得る情報が多いので、全くの常識外れにならないようにビジネスシーンでのメイクを把握しておくと、就職活動でも適したメイクができますよ。
ベースメイクは薄めを意識して
ベースメイクのポイントは「薄塗り」。下地もファンデーションも薄めに塗るようにして下さいね。肌荒れが気になる時も重ね塗りはせず、コンシーラーで部分的にカバーするのがおすすめ。
ファンデーション自体をべたべた塗ってしまうと、夏なら汗でよれてしまい、冬なら乾燥で塙のようにひび割れしてしまいます。
また、顔色が悪いと印象に残ってしまいます。「具合悪いのかな…」「休みがちにならないかな…」などと、いらない不安を残してしまいます。とは言っても、人それぞれ元々の肌色が違うのでコントロールカラーを使って調節してみると、健康的な顔色に見せることが出来ますよ。さらには、肌色を均一に整えてくれる万能アイテムなのでキレイな肌を演出してくれます。
【コントロールカラーの選び方】
・ブルー
透明感やトーンアップをしたい人向け
・グリーン
肌の赤みやニキビ跡などが気になる人向け
・ピンク
血色が良いイキイキとした肌色にしたい人向け
・パーブル
くすみのない透明感のある肌にしたい人向け
・イエロー
色ムラをなくし均一な肌色にしたい人向け
ベースメイクは、下地、コントロールカラー、コンシーラー、ファンデーション、フェイスパウダーとこれだけでも沢山塗る事になるので、気になる肌トラブルがあったらコントロールカラーなどで調整して、くれぐれもファンデーションで厚塗りする事は避けて下さいね。
ナチュラルの中にも目力あるアイメイク
アイメイクのポイントは「ナチュラル」。薄いメイク=ナチュラルと言うわけではなく、ナチュラルの中にもイキイキとした目力は必要です。目力がなければ覇気がなく、無気力の状態に見えてしまう恐れがあるからです。
面接では、自分の事を存分にアピールしなければなりません。人に何かを伝える時にはしっかりとした表情で話をすることで熱意が伝わります。派手になり過ぎず、品のある目元を作りましょう。
アイシャドウ
面接で好印象を与えるためには、キラキラと光るアイシャドウは避け、誠実さを引き立てられるようなメイクを心がけて下さい。面接は遊びに行くわけではないので、キラキラと光らせる必要はありません。
ラメが少ないブラウン系のものを選び、赤や青などの派手なカラーシャドウは使用しないようにしましょう。赤系ではありますが、ほんのりピンクのアイシャドウを馴染ませれば温かみのある印象を与えられるので、落ち着いたピンク色は使用しても問題ないです。
ブラウンやベージュを上手く使いながら、ふんわりと柔らかい目元を作りましょう。
アイライナー
アイライナーは、ブラックかブラウンのものを使用しましょう。目頭から細めにアイラインを引き、まつ毛の生え際を埋めるようにしていきます。こうする事で目力はアップしますよ。
注意したいのが、目尻の書き方。面接の日は長いまつ毛やマツエクを付けていかない為、アイラインが長すぎたり跳ね上げすぎたりしていると不自然になってしまいます。目尻のアイラインを跳ね上げ過ぎると、きつい印象を与えてしまいます。
まつ毛の生え際をカバーして、少し目を強調するくらいのイメージにしてくださいね。
まつ毛
ビューラーでまつ毛をカールし過ぎたり、マスカラを厚塗りし過ぎたりしてはいけません。マスカラを厚塗りしてしまうと、ダマになったりつけまつ毛を付けているような印象になります。
1度塗りでサラッと塗るくらいが良いでしょう。元々の自まつ毛にボリュームがある人は、透明のマスカラを使ってみてもよいでしょう。というのも、暑い夏には汗でマスカラが流れ落ちるなんて事もあります。透明マスカラを使用していれば、万が一、汗で流れても目の周りが黒くパンダのようになる心配がありません。
黒いマスカラを使用する場合には、必ずウォータープルーフタイプを使用して下さいね。面接会場では緊張して汗が流れることもあるし、空調が効いているとは限りません。もしもの時のことを考えて面接に臨みましょう。また、つけまつ毛やバサバサとボリュームがあるマツエクは控えるようにして下さいね。
チークで温かみをプラス
チークは表情を明るくしてくれる万能アイテム。色白で血色が悪く見えてしまう人でも、サッとひと塗りで一気に明るくなります。頬骨の1番高い位置に乗せていくのが一般的。
ここでポイントなのは、「うっすらと色が分かるくらい」に抑えること。チークにもピンクやオレンジ、ベージュなどいくつもの色合いがあるので、自分の肌に馴染む色を選び専用のブラシでポンポンと軽く乗せていきましょう。また、従来の固形のものからリキッドタイプ、クリームタイプのものまで販売されているので、上手に付けられるものを使用。
チークの色や濃さで印象がガラリと変わるので、何度も練習を重ね慎重に付けるようにして下さい。
リップ(口紅)はほんのり程度に
面接でのリップ(口紅)の基本は、「口を強調し過ぎないこと」。赤や紫などの濃い色、ラメが入ったもの、ツヤが出過ぎるものはNGです。唇の色に合ったベージュやくすみピンクなどを選んで、色が強く出ないように調整します。
【色味の調整方法】
- 透明のリップを唇全体に塗る
- 唇の真ん中だけに口紅で色を乗せる
- 真ん中に乗せた口紅を筆で唇全体に馴染ませる
リップ(口紅)を塗る習慣がない人も、全くの無色だと顔色を悪く見せてしまうため少し色味のあるグロスで潤しましょう。派手な見た目で面接に臨むのはオススメできませんが、清潔感がありキレイにしている人は好まれます。
リップ(口紅)を塗る塗らないで、表情の明るさが変わるのでその他のメイクをしていなくても、唇には少し色味を持たせてあげてくださいね。
まとめ
シーンに合わせて変化を楽しめるメイク。プライベートでのメイクとは少し変えて、面接用のメイクにチャレンジしてみて下さいね。
面接などのビジネスシーンに相応しいのは、やはりナチュラルメイク。薄塗りだから良いというわけではないので、色味や塗り方には注意は必要です。顔全体の肌色も明るく見せることで健康的な印象に。
今まで、メイクとは無縁だった人も正しい使い方で自分に合ったメイクを見つけてみてくださいね。メイクひとつで、顔やお肌のコンプレックスもカバーできるので自信を持って面接に臨むことが出来ますよ。
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