連休中にできる「新しい自分」の探し方

 

自分の時間をたっぷり作れる長期休暇こそ有意義に過ごしたいものですよね。

海外旅行など計画する方も多いのではないでしょうか。

 

日々仕事をしているとまとまった休暇は取りづらいので、夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇を、どう過ごすかじっくり考えたいところですよね。ただ、ぼーっと過ごすのも良いのですが、どうせなら「新しい自分」を見つけて休暇明けには進化した自分でいたいと思う方もいるのではないでしょうか。

 

それでは、「新しい自分」を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか。新しい何かに出会うことで自分を進化させられるヒントが見つかるかもしれません。ここでは、新しい自分を見つけていくための方法をいくつかご紹介します。

「新しい自分」は将来なりたい自分からセレクト

新しい自分の見つけ方としては、まず、「将来なりたい自分」を思い描くことから始めましょう。

 

闇雲に考えるのでは結果が出ず、「結局何をしたいんだっけ？」という事になってしまいます。今、勤めている会社での立場や役割、まったく違う職業へのあこがれ、はたまた国を超えて生活拠点を変えたいなど、人それぞれ今見えている未来像が異なっているはずです。

 

新しい自分を創りだすには、自分で限界値を定め制御するのではなく「やれない事はない」と自分を信じて突き進むことが鍵になっていきます。

 

一度、自分の限界を決めずに「なりたい自分」を思い浮かべてはいかがでしょうか。「どうせ、今の環境では出来ない」などと保守的になってしまっては、可能性がせばまってしまいます。では、今いる環境を変えてみようかな…などと考えを広げていきましょう。

新しい出会いで価値観を広げよう

 

「自分の将来だから自分で決める」その通りです。ですが、自分ひとりの考えや知識だけでは偏ってしまうこともあります。

 

そんな時に助けてくれるのが、「新たな出会い」。

「旅行に行ったら縁あって自分とは全く違う環境で活躍している人に出会った」

「今まで知らなかった職業に出会って興味がわいた」

など、新しい出会いには人だけでなく、情報や知りえなかった知識も含まれます。新しいことに出会うことで価値観は広がり人生をより広く、豊かに出来るのでそれだけでもとっても嬉しいことです。

 

幅が広がると、将来の自分にもワクワクし期待が膨らむことでしょう。

スキルを身に付けてレベルアップ

もう１つ、長期休暇だからこそ効果的な自分探しは「スキルアップ」。スキルアップと聞くと、職場での昇給や新たな技術を手にする事を思い浮かべますよね。

 

普段、勉強したいことがあってもまとまった時間がなく、一旦手を付けても細切れになってしまって全体が掴めないまま諦めてしまうなんて事も多くあります。

 

長期休暇に旅行などの遠出を好まない人にはおすすめです。自宅やカフェなど、ゆったりと集中できる空間を見つけて、興味のあることを徹底的に調べて学習したり、資格や検定を控えている人はみっちりこの期間に学習することもできるでしょう。

 

仕事をしている日常では、何かと忙しく帰宅後は疲れてしまって学習どころではありません。学習できずに焦る心を、長期休暇を使って学習することで解消していくはずです。こうして休暇中に頑張った事は、必ずあなたのスキルとして身に付きレベルアップにつながりますよ。

新しい事に没頭

「長期の休暇に入ったけど、何もすることがない。」「何か、没頭できるものを見つけたい！」そう思う方もいますよね。そういう時はあえて自分から動いてみる事で解消されるかもしれません。長期の休暇に一人でできる取り組みをご紹介します。

イベントや講習に参加

必ずしも仕事でのスキルアップにつながらなくても良いのです。学生時代にやっていたスポーツや興味がある習い事など、自宅から通えるスクールや交流会などに出向いてみるのもおすすめ！そこには「新たな出会い」が必ずあるのです。

 

そうしたところから価値観は広がり、新しいことにチャレンジする事もできるので新たな自分をきっと見つけられますよ。

１人旅で自分を見つめ直す

いつもの場所ではなく、一人ぶらりと旅に出てみるのもオススメです。自分の行きたいところへ、自分が居たい空間へ赴いてみましょう。

 

旅先で出会う、人、仕事、場所、文化、価値観すべてが新鮮で自分一人だからこそ自由に過ごせるので、新しい発見も見逃すことなく見つけられます。そんな中で聞こえてくる自分の「声」に向き合うことは本来の自分を見つけるのにうってつけですよ。

読書をはじめる

普段、本を読む習慣がない人も時間が長く取れる休暇の間に本屋さんに行ってみると、意外と今まで読んだことのないような本に出会うことが出来るのです。

 

今まで学習に取り組んでいた人は今までと違った学習方法も見つけられますし、全く知らなかった世界を見つけるチャンスでもあります。本屋さんは未知の情報がたくさん集まっているのです。本を読む習慣がない人は、どんな本を選んだら良いかもわからないですし探し方もわからないものですよね。

 

ですが、それは迷うことなく直感で本のタイトルや表紙など自分の心にささったものを手に取ると、それが今の自分に必要な物なのかもしれません。本を読む時間は無音の空間で、自分の心と向き合える時間でもあります。本に書かれた情報をインプットし、自分の中で理解し、それがまた自分の考えとなってアウトプットされることもあります。

 

本を読む前と後では、自分の中に新たな感覚が芽生えているはずです。普段、本を読まないという方も試してみてはいかがでしょうか。

インプットのあとはアウトプット

 

１人旅や読書など、様々な手段で取り入れた情報や考え方はインプットするだけでなく、この先どのようにしていくかを決めてアウトプットしない事には、思い出の中にしまわれていきます。

 

沢山の情報を収集して覚えたことや、新たに興味を持てた事、それらを長期休暇後の生活に活かせるように、あらかじめ「何をするかを決めておくこと」が必要です。目的やゴールを決めておくことで、取り組み方も変わり効率よく学べます。

 

長期休暇に入る前に、ゴールとそれまでの工程を決めておくことで迷いはなくなるのではないでしょうか。万が一、何も計画していない状態で休暇に入ってしまったとしても遅くはありませんよ。満足いく休暇の過ごし方ができるように、途中からでもなりたい自分の道筋を作っておきましょう。

まとめ

 

いかがでしょうか。滅多にない長期休暇の過ごし方は人それぞれ。

旅行をする人も、自宅で過ごす人も、自分を見直すには絶好のチャンスです。新しい自分を見つけるために何かを嫌々やるのではなく、あくまでもリラックスしながら自分を見つめ直すことが、本来の自分と向き合えるきっかけとなるのではないでしょうか。

 

休暇明けにレベルアップした自分でいられたら最高ですよね。この機会に、やりたいこと、やるべきことを見直して、長期休暇を無駄にしないように過ごしていきましょう。

Author：美プロ編集部