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プレゼントには花束を。恋人や好きな相手に贈るのにぴったりな花を季節ごとに紹介!


 

大切な恋人に、片想いの相手に、憧れのあの人に。「振り向かせたい」「喜ばせたい」など、相手を想う気持ちを伝えたいのなら、ぜひ花束を贈ってみてはいかがですか?
今回は、恋愛に関する花言葉を持っている花を季節ごとにご紹介!「その花に、そんな花言葉があったなんて・・・!」と新しい発見をすることもできるはず。ロマンチックで情熱的な花言葉の込められた花をたくさん知って、今の自分にぴったりな気持ちをあの人に伝えましょう。

恋人たちのために生まれた、花言葉

普段何気なく耳にする「花言葉」ですが、なぜ花言葉が誕生したのか知らない人がほとんどのはず。花言葉の始まりは実はとてもロマンチック。

由来は諸説あるのですが、17世紀頃のヨーロッパ・トルコ地方では花にはそれぞれ神様からのメッセージが込められているのだと考え、言葉ではなくそれらの花に想いを込めて恋人に贈るという習慣がありました。

 

18世紀初期になるとフランスの貴族社会でも花言葉が流行し、シャルロット・ド・ラトゥールにより『花言葉』(Le Language des Fleurs)という初めての花言葉辞典も誕生しました。

 

それが世界各地に広がり、明治時代に日本にも普及し、今ではそれぞれの国で思い思いの花言葉が使われるようになったのです。各国で決められているために、同じ花でも国によって全く異なる花言葉が付けられていることも多くあります。

全く同じ花を贈ったとしても国によって異なるメッセージとして捉えられるって、何だか不思議な感じもしますね。

出会いの春、恋人に贈りたい花は?

清らかな心を伝える、カスミソウ


 

真っ白い小さな花を数多く咲かせるのがカスミソウ。決して花束の中では主役にはならないものの、主役の花を引き立てるには欠かせない美しい花です。

5月~7月を中心に咲くカスミソウですが、その花言葉には「清らかな心」「幸福」「切なる願い」などがあります。

「あなたを純粋な心で想っています。どうか私に振り向いて下さい。」という告白にもぴったり。謙虚で純粋な花言葉を持つ花なので、どんな相手へのプレゼントにも間違いありません。

純粋な想いを込めて、カーネーション


 

4月~7月の春と9月~10月の秋、年に2回花を咲かせるので、どちらの季節にも楽しめる花として知られるカーネーション。

母の日の印象も強いカーネーションですが、実は愛情表現の意味も多い花なのです。カーネーション全般としては「無垢で深い愛」という花言葉。それに対し白いカーネーションの花言葉は「純粋な愛」「私の愛は生きています」など、まっすぐで純粋なメッセージが込められているのが特徴的。母親に感謝の気持ちを伝える場合には赤い花を、恋人に愛しい気持ちを伝える場合には白い花を選んでみましょう。

優しい気持ちを伝える、チューリップ


 

3月下旬~4月にかけて満開を迎えるチューリップの花。風に吹かれて揺れる色とりどりの花は、見ているだけでもつい笑顔になりますよね。可憐で可愛らしいチューリップには、実は恋愛にまつわる花言葉が多く付けられています。

全般的な花言葉は「思いやり」ですが、赤いチューリップは「愛の告白」、紫のチューリップには「不滅の愛」、ピンクのチューリップには「愛の芽生え」「誠実な愛」など、それぞれ意味合いの異なる想いが込められています。ちなみに白いチューリップには「失われた愛」、黄色いチューリップには「望みの無い恋」など色によっては悲しい意味が付けられているものもあるので、色の選択を間違えることのないように要注意です!

色鮮やかな夏、恋人に贈りたい花は?

太陽をまっすぐ見つめる、ひまわり


 

ひまわりと言えば夏の象徴、そんなイメージを持つ方も多いはず。元気で明るい花の印象があるひまわりですが、その花言葉は「あなただけを見つめる」「幸せにします」「愛募」など、一途な想いが込められているものばかり。太陽を見て咲くひまわりには、花と同じように大好きな人のことだけを見つめている一途な花言葉が付けられています。

見ているだけで元気になれるひまわりを贈って、相手を想うまっすぐな気持ちも一緒に伝えてみて下さいね。

気品高くスマートな、白い薔薇


 

薔薇の花束というと冬のイメージもあるかもしれませんが、実は薔薇は初夏と秋に咲く花。6月頃に見頃を迎えるので、夏の訪れを教えてくれる花でもあるのです。本数や色によって全く異なる花言葉を持つ薔薇ですが、純粋な気持ちを伝えるのにおすすめしたいのは白い薔薇。

薔薇全体の花言葉には「愛」「美」などがありますが、白い薔薇には「純潔」「深い尊敬」「私はあなたにふさわしい」という花言葉が付けられているのです。情熱的な赤い薔薇とは異なり、爽やかでスマートな印象の白い薔薇の花束。花言葉も爽やかなものが多いので、シャイな日本人が気持ちを伝えるのにもぴったりな花ですね。

深い愛を潜ませる、アスター


 

6月~8月の夏の時期に見頃を迎えるアスターの花。開花がお盆の時期と重なるため、供花としても知られます。かつてはアスターの花が恋占いに使われていたとされており、恋愛にまつわる花言葉が多いのも特徴的です。

全般的な花言葉は、「変化」「信じる恋」などであり、白いアスターには「私を信じて下さい」ピンクのアスターには「甘い夢」、紫のアスターには「私の愛はあなたの愛よりも深い」など、強い想いの込められた花言葉が多く付けられています。色鮮やかで可愛らしい見た目に加え、初心者でも扱いやすい花のためプレゼントにも最適です。

木の葉の色づく秋、恋人に贈りたい花は?

恋路を占う、マーガレット


 

1年中花を咲かせているイメージも強い、マーガレット。実は真夏の暑さと真冬の寒さには耐えられないため、春先と秋をメインに開花します。アスターと同じように花占いに使われることも多く、可愛らしいフォルムと色合いが女性からも人気の高い花の一つです。

全般的な花言葉としては「心に秘めた愛」「真実の愛」などがあります。基本的にはマーガレットの花弁は奇数となっているため、好き・嫌い・好き・・と花びらをちぎっていくとほとんどの場合最後の一枚は好きになります。花占いをするための花でもあり、誰かを想う気持ちを応援してくれる花でもありますね。

慎ましい日本の心を表す、桔梗


 

万葉集にも度々登場するなど、古くから日本人に愛されている桔梗の花。6月~9月頃まで開花をし、秋の七草のひとつとしても知られています。紙風船のような見た目と大きな花弁が可愛らしい花ですが、桔梗には「永遠の愛」「清楚」「従順」といった花言葉が付けられています。

日本人らしい、慎ましく繊細な想いを伝えるのにはぴったりな花。実は桔梗の花は恋人を待ち続ける若い娘の象徴ともされており、そんな姿からこれらの花言葉が付けられたとも言われています。一途に想い続けている気持ちを、桔梗の花で伝えてみては?

謙虚で純粋な想いを持つ、コスモス


 

秋桜と書いてコスモスと読むくらい、秋の花としてのイメージの強いコスモスの花。茎や葉は細いものの、秋の風に吹かれて倒れてしまっても次の日にはまた起き上がってまっすぐに咲く程強い花でもあります。

花言葉には「乙女の純潔」「真心」「美麗」といった女性的で愛らしいものが多く付けられています。男性から女性へのプレゼントはもちろん、可憐なコスモスの花束は女性から男性へのプレゼントとしても良いですね。ただ、黒色の花を咲かすチョコレートコスモスには「恋の終わり」という悲しい花言葉がついているので、贈る際には注意が必要です!

寒い冬、恋人に贈りたい花は?

繊細な心を伝える、胡蝶蘭


 

1月~5月に花を咲かせる胡蝶蘭。上品で綺麗な花ですが、かつて明治時代では上流階級のみしか見ることのできなかった花です。現在も高級な花というイメージの強い胡蝶蘭なので、プレゼントとして贈ったらきっと喜んでもらえるはず。

ちなみに胡蝶蘭全般的な花言葉は「幸福がやってくる」「純愛」であり、ピンクの胡蝶蘭には「あなたを愛しています」という花言葉があります。寒い冬にも心があたたかくなるような、まっすぐな想いを贈ってみて下さいね。

情熱的な気持ちが込められた、ポインセチア


 

クリスマスの花としても知られる、ポインセチア。大きな花弁と鮮やかな赤が特徴的ですよね。花言葉としては「祝福」「幸運を祈る」などがありますが、赤いポインセチアには「私の心は燃えている」と付けられています。誰かを元気づけるため、応援するための贈り物としてだけでなく、告白をするのにも最適な花と言えるでしょう。

冬の花でありながら、実は寒さに弱いのがポインセチアの特徴。大切な恋人と一緒に家の中でクリスマスを過ごすのに、ぜひ玄関やお部屋にポインセチアを飾ってみては?

強い意志を持つ、サザンカ


 

日本の固有種である、サザンカ。椿の花とも似ていますが、椿が春に花を咲かせるのに対しサザンカは10月~12月の冬の時期に花を咲かせます。また、椿の花は咲き終わった後に丸ごと落ちるのに対しサザンカは一枚ずつはらはらと花びらが散っていきます。

寒い季節にも負けずに花を咲かせることから「困難に打ち勝つ」「ひたむき」という花言葉が付けられていますが、その他にも「理想の恋」という恋愛に関する花言葉もあります。赤いサザンカには「あなたが最も美しい」、ピンクのサザンカには「永遠の愛」と付けられており気持ちを伝えるにも適していますが、花束ではなく鉢で売られていることがほとんどなのでプレゼントの際には注意しましょう。

季節ごとに、ぴったりの想いを込めた花束を

花を咲かせる植物は、世界でなんと約20万種類もあると言われています。もちろんその全てを日本で手に入れることはできませんが、日本にも約100種類の花があるとされているため、自分の気持ちを表現するには十分なはず。

 

海外では誕生日や記念日などのイベントに花束をプレゼントする習慣が定着していますが、日本ではまだまだその習慣は定着していないもの。普段恥ずかしくて言葉にできないような想いこそ、花に込めて贈ってみてはいかがですか?

季節ごとに咲く様々な花の中から、今の自分にぴったりの花言葉を見つけてみて下さいね。

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