職場でのジーンズ着用について取り上げていきます。某衣料品会社が行った“職場でのジーンズ着用”にまつわる調査結果をご紹介。「職場でジーンズを穿いてみたいけど周りの目が気になる」という人はぜひ参考にしてください。
ジーンズOKなのに諦めてる人多数！？
働く際の服装は、企業によってそれぞれ指定があると思います。制服が支給される会社もあれば、「オフィスカジュアル」といった指定のある会社、「服装自由」の会社など、服装事情はさまざま。服装の自由度が高い職場に勤める人の中には「何を着ていけばいいか迷う」という人も多いようで、ネット上には「職場にスニーカーはあり？」「服装の規定はないけど、パーカーはちょっとカジュアルすぎるかな」といった声がちらほら。
そんな中、某衣料品会社が「職場でのジーンズ着用」にまつわる調査結果を発表しました。カジュアルな印象のあるジーンズですが、世間の人たちは職場でジーンズを着用することについてどのように感じているのでしょうか？
まずアンケートでは「ジーンズを穿いて出社してみたいかどうか」を調査。すると、47.3％の人が「穿いてみたい」と回答し、およそ2人に1人はジーンズでの出社に興味があることがわかりました。ただ、「就業時のジーンズ着用状況」を調査したところ、実際に穿いている人は24.4％と、4人に1人にも満たないという結果に。ジーンズで出社することに憧れを感じながらも断念している人が多いようです。
さらに、「就業時にジーンズを穿いてもよいと思うか？」という質問には75.6％の人が「穿いてもよいと思う」と回答。8割近くの人が「ジーンズOK」と思っているにもかかわらず、穿きたいジーンズを避ける理由はなんなのでしょうか？
そこでアンケートでは、“ジーンズを禁止されていない職場”でジーンズを穿かない人に対して理由を尋ねました。しかし返ってきたのは「なんとなく」「穿いてはいけない雰囲気がある」「取引先の目が気になる」「同僚の目が気になる」と、ぼんやりした理由ばかり。ジーンズに対して規制のない職場でも、自分の“なんとなくのイメージ”で諦めている人が多いことがわかりました。
職場でのジーンズは好印象を与える！？
調査ではジーンズを穿く人に対する印象についても取り上げているのですが、「ビジネスシーンでジーンズを穿くと印象がどう変化するか？」という質問には、56.8％の人が「良くなる」と回答。さらに上司がジーンズを穿いていた場合の印象を聞いたところ、48.5％の人が「カジュアルさを感じる」と答え、26.1％の人が「親しみやすい」と答えていました。ビジネスシーンでのジーンズ着用に好感を持つ人は多いようですね。
意外にも周囲に対して良い印象を与えるジーンズ。「ジーンズを穿いて仕事がしてみたい」と感じている人は、少し勇気を出してチャレンジしてみては？