電子コミックサイトが、「イクメン」に関する調査を実施しました。アンケートの結果、4割以上の男性が「自分はイクメンだと思う」と自覚していることが判明。今回は男女が思うイクメン事情や、世間の声などをご紹介していきます。
イクメンの条件は?
女性の社会進出が活発的になると同時に、家事を手伝う男性も増加中。子育てするメンズを意味する「イクメン」という言葉も浸透してきました。今回のアンケートでは、そんな「イクメン」の実態が明らかに。
まず「日本のイクメン事情についてどう思いますか」と聞いてみたところ、「イクメンは増えているが、まだ世の中に根づいていないと思う」という意見が64.2%で最も多い結果に。さらに「イクメンが増えている実感はない」という回答が28.7%で続きました。「イクメンが増えてきており、世の中に根づいていると思う」と回答した人は7.1%にとどまり、9割以上の人が「イクメンは定着していない」と感じていることが判明。
ネット上では「イクメンって認識はされてるけどそこまで多くないのでは」「家事を手伝ってくれるようにはなったけど、イクメンっていうほどではないかな」といった声があがっています。「家事や育児に協力的な人は多くなったけど、イクメンとまではいかない」と感じている人が多いよう。
「イクメンの条件は何ですか」という質問では、「子どもをお風呂に入れる」「ちょっとした家事を積極的にする」「子どものおむつを変える」がほぼ同率で上位にランクイン。他には「子どもをあやす」「子どもを送り迎えする」などがあがっており、子育てや家事を手助けすることが「イクメン」とみなされる条件のようです。
4割以上の男性が「イクメン」と自覚!
家庭を持つ男性に「あなたはイクメンだと思いますか」とたずねると、45.3%の人が「はい」と回答。「育児に協力的だから」「家事に協力的だから」「子どもが好きだから」などが理由として多く見られました。女性に「あなたの旦那さんはイクメンですか」と質問すると、「はい」と答えた人は44.8%。「イクメン」と自覚している男性の割合とほぼ同じで、男女の認識に差がないことがわかりました。
また、アンケートでは「育児や家事をしていて、妻に言われてイラっとした言葉」として「これなら私がした方がよかった」「そんなこともできないの?」などが紹介されています。ネット上でも「せっかく手伝ったのにケチをつけられた」「やり方が違うと注意されて手伝いづらくなった」という声が多数。邪険に扱われるような発言にイラっとする男性が多いようです。
女性に「旦那さんに協力してほしいこと」をたずねると、「ちょっとした家事や育児をする」という回答がトップ。家事を頼みたい時は出来ないことを責めるのではなく、とにかく褒めたり感謝を伝えると、旦那さんもやる気を出して協力してくれるかもしれません。
家庭を円満に保つには思いやりが大切。夫婦でお互いに尊重し合って、仕事も家庭もうまく両立できるといいですね。