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AIに置きかわる・置きかわってほしい職業

ソフトウェア開発などを行う企業が「人工知能(AI)」に関する調査を実施。その結果、6割以上の人がAIに置きかわると回答した職業や、AIに置きかわってほしい職業が判明。今回は「人工知能」に関する調査結果や世間の声を紹介します。

6割以上が「AIに置きかわる」と回答

 


生活に浸透しつつある人工知能(AI)はすでに目覚ましい進化を遂げていて、囲碁ではプロ棋士との勝負で勝利したり、楽曲の制作まで可能なAIも存在しているほど。ネット上には現存する仕事の半数近くが、10年から20年後にはAIによって自動化されると予想した記事も見られます。
 
そんな中、ソフトウェア開発などを行う企業が15歳から69歳の男女1,100人を対象に「人工知能(AI)&ロボット 月次定点調査(2017年8月度)」を実施。世間の人が将来的にAIに取ってかわられる仕事を予想した結果が明らかとなりました。
 
まず「現在、市役所職員が行っている業務は、将来AIやロボットに置きかわると思うか」と質問。すると「全ての仕事が置きかわると思う」と答えた人は全体の12.1%、また全体の53.4%も「一部の仕事は置きかわると思う」と回答しています。全体の6割以上の人が、将来的にAIやロボットが市役所の業務を行うと考えていることが判明しました。
 
SNS上でも「このまま世の中のAI化が進んだら、事務系の仕事から無くなっていくだろうね」「工場のマシンオペレーターとかも無くなる仕事の1つかな…」「食費も稼げなくなる前に、早めに手を打たないとヤバいかも」と心配する声が見られます。
 
また同調査で「将来、AIが人間の頭脳を超えると思うか」と聞いたところ、全体の21.9%が「10年以内に超えると思う」と回答し、人工知能の進化は人類にとって大きな問題になりつつあるようす。

AIに置きかわってほしい仕事とは!?

AIが将来的に人間の仕事を奪うと多くの人が考える一方で、AIやロボットに「置きかわってほしい」と思う仕事もあるようです。調査では全体の41.7%の人が“アナウンサー・ナレーター”の仕事を「全て、もしくは一部は置きかわってほしい」と回答したことが明らかに。また“スタントマン”に関しても、45%の人がAIやロボットに置きかわってほしいと回答。失敗や危険を伴う職業がAIやロボットに置きかわる日も、そう遠くはないのかもしれません。
 
さらに半数以上の人が「AIが制作した小説や楽曲などの創作物を購入したい」と答えるなど、AIに対して好感触な意見も見られました。
 
AIによって生活はさらに便利になることが予想される反面、今ある職業がAIに置きかわることも十分予想できます。将来的な人工知能社会の訪れを見据えて、何かしらの行動を起こすことが必要かもしれませんね。

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