セブンイレブン、店舗の2階に保育園！？

大手コンビニチェーン・セブンイレブンが、店舗の2階に保育園を開設。人手不足解消のため、働くママの採用を増やすことを狙いにしています。今回は、保育園の詳しい内容や世間の声などをご紹介。

セブンなないろ保育園がオープン！

 

仕事の人手不足が深刻になりつつある昨今。労働力を確保するために、さまざまな対策をする企業が増えているようです。そんな中、コンビニチェーンのセブンイレブンが店舗の2階に保育園を開設。画期的な試みに世間では大きな話題になりました。
 
広島市西区と東京都大田区の2店舗で、9月29日に開園された「セブンなないろ保育園」。0歳～2歳の子どもが対象の保育園は店舗の2階に併設され、セブンイレブンのスタッフを中心に地域住民も利用できるそうです。
 
セブンイレブンは保育園の開設にあたって「小さなお子様がいても安心して働ける」とアピールしています。保育園に預けている間に働くことができ、子どもに何かあればすぐにお迎えに行けることなどがメリット。今後も順次全国に増やしていく予定で、子育て中の人でも働きやすい環境を整え、人手不足解消や待機児童問題の解消につなげていく方針を打ち出しています。
 
大手コンビニ業界では初となった今回の試みに、ネット上では反響が多数。「これが上手くいったら24時間預けられるようになるかも！？」「これは他の企業でもやってほしい」といった期待の声が相次ぎました。

働くママからも反響が！

セブンイレブンの保育園に対し、働くママからもさまざまな意見があがっています。「小さい子どもがいるからなかなか働けなかったけど、保育園があれば働きやすい！」「もっとこういう保育園が増えたら確実に働くママが増えると思う」との声が見られ、職場併設の保育園を求めるママは多かったよう。
 
最近では多くの企業で積極的に主婦を採用する動きが活発化しています。9月にはファミリーマートが主婦スタッフを10万人に増やすことを発表して大きな話題になりました。また、日本マクドナルドも主婦のアルバイトを増やすためのキャンペーンを実施。労働力として主婦の需要が高まる中で、セブンイレブンを皮切りに職場併設の保育園も増えていくかもしれません。
 
人手不足解消と待機児童問題の解消、一石二鳥の効果を狙えるセブンイレブンの試み。「働きたくても働けなかった」というママたちが、働きやすい環境が整っていくといいですね。

Author：美プロ編集部