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シニア世代の約6割が仕事好き!?

納税総合サイトの運営会社が、60代以上の働いた経験のある男女を対象に「働く意欲に関する意識調査」を実施しました。調査の結果、60歳以上の約3割の人が希望退職年齢を「70歳」と回答。今回は、働くシニアの実態や世間の声を紹介していきます。

70歳まで働きたい人が多数!?

 


一昔前まで定年と言えば60歳が主流でしたよね。しかし最近は年金の支給開始年齢の引き上げなどにより、60歳を超えて働く人も多数。60歳と言ってもまだまだ元気で、「退職を選択せずに働き続けたい」と思っている人も多いようです。
 
アンケートでは現在働いている60歳以上の人を対象に「何歳まで働きたいか」と質問したところ、「70歳」が28.5%でトップ。「70歳代(70~79歳)」と回答した人の割合は51.6%で、半数を上回る結果となりました。また「80歳以上」と回答した人も11.2%存在し、合計62.8%の人が「70歳以上まで働きたい」と考えていることが判明。
 
一方で現在働いていない60歳以上の人に「何歳まで働いたか」を尋ねると、56.2%の人が「60歳以下」と回答しました。まだまだ働きたいというシニア世代がいる一方で、6割近くの人が60歳より前に仕事を辞めていることが明らかに。
 
「働くことが好きか」という質問には、57.6%の人が「好き」と答えました。「好きではない」と回答した人はたったの15.2%。「好き」と回答した人の割合が圧倒的に多い結果となりました。
 
アンケート結果をみて、ネット上では「この年代は働くのが好きなんだな」「仕事好きな人が6割はすごすぎ」と驚きの声が続出。「20~30代に聞いたらまるまる逆の結果になりそう」といった声もあがっており、若者は「仕事はツラいもの」と考える人が多いようです。

あなたにとって仕事とは?

アンケートでは他の質問でも、シニア世代の「仕事に対するポジティブな考え」が顕著に表れています。「仕事に対して重要だと思うことは?」という質問で最も多かったのが、「自分のやりたい仕事であること」という回答。
 
さらに「あなたにとって仕事を一言で表すと何ですか?」と聞くと、「生きがい」という言葉が113票で1位になりました。他にも「人生の糧」「社会とのつながり」といった回答が上位を占め、「生活のため」はわずか30票という結果に。
 
シニア世代の多くが自分のやりたい仕事で生きがいや社会とのつながりを感じ、仕事を人生の一部として楽しんでいるようです。
 
仕事は時にツラいものでもありますが、人生の中で多くの時間を費やす重要なもの。どうせ働くならやりがいや楽しみを見つけ、充実した時間にしたいですね。

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