モニターカメラ販売会社が、「ベビーシッター」に関する調査を実施しました。アンケートの結果、ベビーシッター利用者の83%が「おススメできる」と回答していることが判明。今回は、ベビーシッターに依頼した理由や不安と感じたことなどを取り上げていきます。
ベビーシッターの利用は共働きの家庭が多い!
「保活」という言葉を耳にしたことがある人も多いはず。「保活」とは、子どもを預けるための保育園・保育所を探す活動のことです。最近は待機児童問題が深刻になり、「保活」に励んでもなかなか保育園に入れない人も多いよう。
そんな中「ベビーシッター」が注目を集めています。自宅で子どもを見てもらえるベビーシッター制度に興味を持つ人が多い一方で、「知らない人に預けて大丈夫なのか」「他人が家の中に入るのはちょっと…」と、不安を持っている人もいるようす。今回行われた調査では、実際にベビーシッターを利用したことがある人の、ベビーシッターに対する意識や実態が明らかになりました。
アンケートでは「ベビーシッター依頼当時のあなたの雇用形態は?」と質問したところ、断トツで多かった回答が「正社員」で70%。正社員で共働きの家庭が、子どもを預ける手段としてベビーシッターを選んでいるようです。
「ベビーシッターを依頼した当時のシチュエーションは?」という質問では、「自分や配偶者の体調がすぐれない時に一時的に利用」が39%でトップ。2位は34%で「急な外出の予定が入った時に一時的に利用」でした。一時的な利用が続く中、3位にランクインしたのが「保育園・幼稚園の代わりに長期的に利用」で32%。保活をしたけれども保育園に行けなかった人たちが長期的に利用するケースも多いことが判明しました。
ベビーシッターの不安点は?
ベビーシッターを利用した人も当初は不安があったようで、75%の人が「家の中に他人が入ることへ不安を感じた」と回答しています。「ベビーシッターと子どもの相性に関する不安を感じた」や「ベビーシッター来訪中に子どもの顔を見て話せないことに不安を感じた」など、さまざまな不安を抱えていた人が多数。
そういった不安を解消するために「ベビーシッター利用時に電話で様子をうかがう」という人も多く見られます。ネット上でも「子どもが心配でベビーシッターに何度か電話をかけて、子どもにも換わってもらった」「子どもが熱を出して預けた時は、かなり細かく体温や様子を報告してもらった」という声があがっており、こまめにベビーシッターと連絡を取り合う人は多いよう。
大事な子どもを人に預けるのは心配が絶えないかもしれませんが、ベビーシッター利用者の83%がベビーシッターの利用を「おススメできる」と回答しています。SNSなどでは「最初は不安だったけどシッターさんもとてもいい人で、今では安心して預けられる」「ベビーシッターに預けることで仕事やプライベートに余裕ができて、負担がかなり減った」など、ベビーシッターを高く評価する声が続出。「近くに親戚もいないし、保活が上手くいかなかったら私も頼んでみようかな」と利用を検討する人も見られます。
共働きの家庭にとって「ベビーシッター」はとても便利な制度。子どもの預け先に困った時は「ベビーシッター」を利用してみては?