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転職活動の面接で“お金の話”は避けるべき?

転職活動の面接における「お金の話」について取り上げていきます。「お金の事を聞き辛い風潮」に対するツイートが話題を集めていることや、世間の声をご紹介。転職を考えている人や、転職活動の面接を経験したことがある人はぜひ参考にしてください。

転職活動で“お金の事が聞き辛い”という風潮に転職者は困惑?

 


転職活動をする人は、キャリアアップや収入アップのためなど、それぞれに目的を持って行っているもの。面接では自分の希望を伝えたり、その目的に沿った企業であるかどうかを知るために質問するのですが、肝心の「お金のこと」については触れづらい風潮があるようです。
 
ある転職活動中のTwitterユーザーは「お金を稼ぐことが目的で面接に来てるのに、お金の事を細かく聞くのは“面接してくれてる会社に失礼”って風習、なんやねん!」と投稿。「これほんとに悪習だと思う」と、常々疑問に思っていたようです。このツイートには共感した人が多かったようで、8万件以上のリツイートと9万件以上の「いいね」がつきました。
 
投稿者は、残業にまつわることや“タイムカードの端数”がどう処理されるか、休日出勤の有無、入社1年目の平均収入、ボーナスの前年実績などを聞くと「メチャクチャ嫌な顔をされる」と語り、「お互いに『選ぶ』権利があるのに労働者側が企業に聞き辛い」とこぼしています。
 
同じ経験をした人からは「聞きにくい空気を本当にどうにかしてほしい。志望動機に『収入を上げたい』って書いてもダメとかおかしいでしょ」といった声も見られました。

お金のことを聞くのはスリーサイズを聞くことと同じ

ただ、一方では“お金の話をしない”ことに賛成派の人も一定数いるようで「婚活で、収入いくら? と尋ねることが失礼であるように、ストレートに質問するのはまずいと思う。オブラートに包んで探るべき」「お金のことを聞くのは、合コンで男性が女性にスリーサイズを聞くようなものだと思います」といった声もちらほら。
 
これには“お金の話をしない”ことに疑問を持っている人から、「日常会話や恋愛でお金の話がタブーというのはわかるんですが、仕事する目的は“お金”。聞かないのはおかしい」「こちらは労働力を売る側。いくらで買ってくれるの? 条件は? と聞くのは当たり前だと思う」と反論が。
 
また、程度によると考えている人もおり、「自分が面接を受ける側なら色々聞きたいけど、面接する側だったら“タイムカードの端数”まで聞いてくる人は落とすと思う」という声も見られました。
 
「アメリカやマレーシア、カナダとかだと普通に聞く」という声も多く、お金の事を聞き辛いのは日本特有の風潮のようです。タイムカードの端数までは難しいかもしれませんが、転職活動で後悔しないためにも、譲れない部分はハッキリと確認した方がいいかもしれませんね。

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