仕事でわからないことや悩みがあっても、素直に上司に相談しづらいこともありますよね。「上司に相談したいのに、どうやって声を掛けたらいいのかわからない…」という人は意外と多いようす。今回は、上司に上手く相談する方法をご紹介します。相談するタイミングや、相談する際の注意点などについて取り上げていくので見ていきましょう。
上手に相談する方法は?
仕事でわからないことがあったり相談したいのに、「上司に声かけづらいなぁ」と悩んだことがある人も多いはず。SNSなどでは「話しかけようと思っても、忙しそうだったり迷惑に思われそう」「嫌な顔をされたら恥ずかしいし、話しかけにくい空気を感じる」と悩んでいる若者の声が多くあがっています。しかし、仕事は相談すればするほど考える力や理解が高まり成長するもの。何も聞かずにそのままにしておくのはもったいないことです。
真剣に上司に相談すれば、上司もきちんと向き合って教えてくれるもの。話しかけるタイミングで悩んでいる人もいるかもしれませんが、会議の直前や他の人と話し中など、上司にとって迷惑になる時間以外はいつでも相談して大丈夫です。相談する時はいきなり本題から入るのではなく、上司への気遣いも重要。「今質問しても大丈夫ですか」「相談があるのでお時間大丈夫ですか」と一声かければ、案外すんなりと聞いてくれるでしょう。その場は忙しくて時間を取れなくても、相談する時間を設けてくれるはず。
相談する前に、自分が伝えたいことを明確にしておくことも大切です。上司を戸惑わせないためにも、あらかじめ自分が何をわからなくて何を聞きたいのか、どうしたいのかをはっきりと順序よく伝えられるように準備しておくことが必要。「何がわからないのか」「どうしたいのか」をはっきり説明することが、上司に良いアドバイスをもらうための第一歩になりますよ。
また、ネット上では「同じことを何回も聞くなって怒られた」「質問したのに自分で考えろって言われた」という人も見られます。そんな時は1度自分の仕事ぶりを見直してみて。調べたら簡単にわかるようなことを質問していたり、メモを取るなど覚える姿勢を見せていないことはありませんか? 何から何までむやみに質問するのではなく、自分で解決できることは自力で取り組まなければ上司だってうんざりしてしまいます。指示をもらってその通りに動くだけではいつまでたっても成長できません。主体性を持って仕事に取り組み、自分の意見を伝えるようにしましょう。
気軽に相談するためには普段からのコミュニケーションが重要!?
気軽に相談しやすい環境を作るには、普段から上司とコミュニケーションを取っておくことが大切。仕事以外で関わることをめんどくさいと思わず、ちょっとした雑談を糸口に話しかけてみると、上司の反応も変わるはずです。ネット上では「部下から相談されても、普段からコミュニケーションを取ってないと込み入った話もしづらいから難しい」という上司からの悩み声も見られるので、たまには飲み会に参加するなど積極的にコミュニケーションを図りましょう。最初は趣味などの軽い話題から仲良くなるきっかけをつかめるといいですね。
わからないことを恥ずかしいと思ったり、怒られるのを恐れて相談しないままでは仕事をできるようにはなりません。わからないことがあったらすぐに質問できるよう、上司と良い関係を築きましょう。