職場でのストッキングマナーについてご紹介します。ビジネスシーンでは素足はふさわしくないと言われており、ストッキングを着用することが一般的なマナー。おススメのストッキングのタイプや夏場の工夫など、働く女性たちの“足元事情”を見ていきましょう。
生足はNG!?
働く女性にとって避けては通れないのがストッキング問題。「履くべきなのか、履かなくてもいいのか…」と悩んだことがある人も多いのではないでしょうか。暑い日や寒い日にはストッキングが嫌になる気持ちもわかりますが、季節を問わずストッキングを履くことがマナー。「ストッキング着用」が義務づけられている会社もあるくらいなので、ビジネスの場ではストッキングを履いた方が好ましいようです。
黒やベージュ、無地や柄付きなどさまざまなタイプのストッキングがありますが、フォーマルな場面ではベージュのナチュラルストッキングが一般的。派手な柄はNGですが、控えめなものであれば柄ものも許容範囲でしょう。
服装に決まりがない場合は黒色でも問題ありませんが、冬場に黒タイツを履く時に気をつけておきたいのがデニール数。薄すぎるタイプはセクシーな印象を与えやすいので避けた方が無難です。黒タイツを履くなら、ほんのりと自然な透け感が残る60デニールや80デニールのものがおススメ。
ストッキングの暑さ対策
真夏になると、ストッキングを履くのが苦痛になることもありますよね。ネット上でも「パンスト履いてると蒸れるし暑くてイライラする。早く帰って足を洗いたい…」「男も1回パンスト履いてこのツラさをわかってほしい!」「脱ぎたくて脱ぎたくて仕方がない」と、ストッキングの暑さを嘆く女性の声が多数。政府が推進する「クールビズ」対策として男性の“ノーネクタイ”や“ノージャケット”は浸透してきましたが、女性のクールビズはあまり目立っていないのが現状です。ストッキングについても特にクールビズでの対策はたてられておらず、自分で工夫するしかないようす。
SNSなどに多数寄せられているのがストッキングの暑さに四苦八苦しながらも工夫を凝らしている女性たちの声。「ストッキングを履く前に足全体にベビーパウダーを塗る。しばらくはベタつかなくて快適」「ストッキングの上からスース―する制汗スプレーを塗っている」など、ストッキングが汗で肌にまとわりつかないように応急措置を施している人もいるようです。また「ガータータイプのストッキングを着用している」という人も。「ショーツ部分のムレが気にならなくなるからかなり優れもの」という人も見られ、セクシーなイメージですが実はとっても実用的だということが判明しました。
夏用のストッキングとして人気なのが、接触冷感などの履くとひんやりするタイプのもの。SNSなどでは「ストッキングをひんやりするタイプにしてみたけど、普通のストッキングよりだいぶマシになった」という声もあがっています。ビジネスマナーだけでなく、足をキレイに見せてくれる役割もあるストッキング。自分に合ったタイプのものを見つけて、足元から美しいビジネスウーマンになりましょう。