インターネット上で、同居者がいる女性を対象に「働く女性の家事事情」についてのアンケートが実施されました。調査の結果、60%の女性が家事をパートナーと分担していることが判明。今回は、家事の振り分けや家事を協力してもらうコツを見ていきましょう。仕事と家事の両立にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
60%が家事を分担している!?
アンケートの結果、6割の女性が「家事を分担している」と回答しました。「家事分担をどう決めましたか?」という質問には、「自然と」が56.2%でトップ。後には「決めていない(気付いた人がする)」「話し合い」「得意・不得意」が続きました。「家事を分担している」と回答した人からは「共働きで帰宅時間も違うので、自然とそれぞれが自分のことをするようになった」「先に帰宅した方が食事を作り、気になった人が掃除する。自然と分担してできていた」という意見が多数。配偶者やパートナーと共働きしながら、家事も協力し合って臨機応変にこなしている人が多いようです。
家事の分担について聞いてみたところ、8割以上の女性が「食事作り」「キッチン掃除」「食材・日用品の買い出し」など、食事にまつわる家事は自分で行っているようす。一方で「ゴミ捨て」「エアコン掃除」「庭掃除」を自分で行う女性は半数を切っており、配偶者やパートナーに協力してもらっている人が多いことがわかりました。
「現在の家事分担に満足していますか?」という質問には「まあ満足」が40.2%、「満足」が14.0%で、合わせて54.2%の人が「満足している」と回答。ネット上では「思いやりの気持ちが伝わるので。それだけで概ね満足してます」「大満足とは言えないけど、めんどくさい掃除や力仕事をしてくれるだけでも助かっている」という声が見られます。多少家事の出来が悪いとしても、特に不満がない人が多数派のようす。
家事を手伝ってもらうコツや秘訣って!?
家庭内で配偶者やパートナーに家事を協力してもらうための秘訣を尋ねたところ、様々な意見が寄せられました。まず多かったのが「とにかく褒める・やってくれたことに文句を言わない」という意見。「お皿1枚洗ってくれただけでも大げさすぎるくらい感謝する」「やってもらったことには絶対に不満や文句を言わない。必ず感謝を伝えるようにしている」など、ご機嫌をとって相手のやる気を引き出している人もいるようです。せっかくやった家事にケチをつけられたり、やっていて当然と思われて感謝されないのは女性だって気分が悪いもの。褒めて感謝することが、次回にもつながるコツなんですね。
中には「はっきりと口に出し素直にお願いする」というコメントも。「やってもらいたいことは口に出さないとわからない。ちゃんと頼んだら大概のことはやってくれる」「察してほしいと思ってもダメなので、率直に頼んだ方がお互いにとってよい」という声もあがっているので、相手が察してくれないことにイライラした経験がある人はぜひ試してみては?
女性の社会進出が活発になっている昨今。「男が働き女は家事」というライフスタイルは古くなりつつあります。心地よく生活するためには、家庭の中で仕事も家事も協力し合うことが大切。うまく工夫しながら、配偶者やパートナーにも家事を手伝ってもらいましょう。