新しい働き方が可能になる、おひとり様向け会議スペース「テレキューブ」についてご紹介します。「テレキューブ」とは周囲の雑音などに悩まされることなくテレビ会議ができるコミュニケーションブース。テレワークやモバイルワークの需要が高まっている中、「テレキューブ」の設置を広げていく見込みのようです。在宅勤務などで、会議の場所にお困りの人はぜひ参考にしてみてください。
「テレキューブ」でもう会議の場所に困らない!
政府は「働き方改革」の1つとして、「テレワーク」を推奨しています。「テレワーク」とは情報通信技術を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のこと。日本企業におけるテレワークの導入率は11.5%で、米国の85%や英国の38.2%と比べ大きな遅れをとっています。2020年までに「テレワーク導入企業を2012年度比で3倍」「週1日以上終日在宅で就業する雇用型在宅型テレワーカー数を10%以上」とする目標を政府が掲げていますが、導入するためにはコミュニケーションできる場所が不足していることなど、さまざまな課題があるようす。
テレワークの導入を活性化させるために開発された「テレキューブ」は、あらゆる場所に設置できる防音型のコミュニケーションブースです。公衆電話ボックスのような見た目の内部には、Web会議が利用できるPCや電源コンセント、テーブルなどを設置。オフィスなどの屋内はもちろん、駅の構内や公園、路上などに設置することで誰もがいつでもテレワークを実現できることが想定されています。
「テレキューブ」に対しネット上では「これでこそこそイヤホンしながら会議しなくてもよくなる!」「在宅勤務で子どもがいるときは会議の場所に困ってたから、これは早く普及してほしい」と、期待の声が多く寄せられました。
企業向けだけじゃなく一般向けも! 価格はどれくらいするの?
「テレキューブ」は企業向けだけでなく、一般向けモデルも開発されています。気になる価格は、企業向けは月額5万9,800円、一般向けモデルは時間課金などを取り入れる予定。この価格を見てSNSなどでは「このくらいの価格なら導入する会社がかなり多くなるのでは?」「時間課金も安ければめちゃくちゃヒットしそう」など、さまざまな憶測が飛び交っています。
2020年までには5,000台以上の販売が目標とされている「テレキューブ」。オフィスに行かなくても、円滑にコミュニケーションがとれる場所が増えてテレワーカーたちが働きやすい環境になるといいですね。