デキる社会人のスキマ時間の活用法をご紹介。通勤中や昼休みなど、ちょっとしたスキマ時間の有効な使い方を見ていきましょう。無駄に時間を消費していた人は、ぜひ参考にしてみてください。
年収が高い人ほどスキマ時間を活用していた!?
インターネットによるアンケートで、ビジネスマンを対象に「スキマ時間の過ごし方」の実態調査が行われました。思い返してみると、通勤中の電車や昼休みなどのちょっとした時間はたくさんありますよね。「たかが10分程度なんて」と思う人もいるかもしれませんが、その10分が毎日積み重なるとかなりの量。できる社会人は一体どのようにスキマ時間を過ごしているのでしょうか。
アンケートの結果、通勤電車での過ごし方として最も多かった回答は「睡眠をとる」でした。次いで「何もしない」という回答が2位にランクイン。足りない睡眠時間を補ったり、疲れてついついぼーっと過ごしてしまう人が多いようです。2位と僅差で3位だったのは「ニュースサイトを見る」という回答。電車内でスマートフォンを手にしている人はよく見かけますが、ゲームやSNSをしているだけでなく情報を収集している人もいるんですね。
「ニュースサイトを見る」という回答が35.2%だったのに対して「新聞を読む」は9.2%と、同じ情報収集でも新聞を利用する人は少数派という結果に。しかし年収別でアンケート結果を見てみると、「新聞を読む」と回答した人のうち年収300万円未満は5.2%、年収700万円以上は17.8%と大きく差がつきました。また「ビジネス書を読む」も、年収300万円未満が5.2%、年収700万円以上が16.7%と、年収が上がるにつれて割合が高いということが判明。年収が高い人ほど新聞やビジネス書を読んで知識を得て、スキマ時間を有効に過ごしているということが窺えます。
有意義なスキマ時間の過ごし方は?
スキマ時間の使い方としておすすめなのが資格や試験の勉強。毎日まとまった時間をとって勉強するのは難しいですが、空いた時間にちょっと勉強するだけでも何もしないのとは大違いです。スキマ時間に参考書に目を通したり英単語を暗記したりと、工夫次第でできることはたくさんあるはず。電車の中で本を読むのが苦手な人でも、イヤホンからニュースを聞いたり英語のリスニングを勉強することだってできます。毎日時間を決めて勉強するのは気合いが必要ですが、スキマ時間だと気軽に手をつけられそう。「長時間はキツイけど空いてる時間に勉強すると10分くらいだからかえって集中できる」「平日は空いてる時間だけ参考書を読んで、週末だけ時間をとって勉強してたら資格試験受かったよ」という声もあがっているので、今まで億劫で先回しにしてた人は試してみては?
1日の時間の中から睡眠や食事、仕事などを引くと、自由な時間は限られてしまうもの。その中でやりくりした時間を、自分を高めるために使えるかどうかが成功するためのカギとも言えます。スキマ時間を最大限に活用して、デキる社会人に近づきましょう。