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社員が“イキイキ”働くための秘訣とは?

社員の「イキイキ度」に関するアンケートを紹介。社員がイキイキと働くには「ワクワクさせる雰囲気」と「コミュニケーション」が重要という結果になりました。「表彰制度」や「社内イベント」、「部活制度」などコミュニケーションを円滑にする方法もピックアップします。

社員が“イキイキ”するためには?

 


一般社団法人「はたらく未来研究所」が「多様な人材がイキイキと働くことができる職場とは」をテーマに、20歳以上60歳未満の正社員600人を対象としたアンケート調査を実施。回答の傾向を分析して、イキイキと働いている人とそうでない人を比較する“イキイキ度”を算出しました。
 
調査によると、イキイキ度が高くなる鍵は一緒に働いている社員のコミュニケーションが上手くいっていること。「私の職場ではメンバー同士の仲が良い」という設問には10.5%の人が「あてはまる」、53.5%の人が「ややあてはまる」と回答し、約6割以上の人が肯定的な回答をしています。
 
また「私の職場では仕事と私生活のバランスを取りやすい」「私の職場では個々の家庭や私生活の事情が配慮されている」といった設問にも過半数が肯定的な回答をしていて、ワークライフバランスの調整ができていることも社員がイキイキ働く重要なポイントになっているようす。その他「私の職場では仕事の進め方を個々に任せてもらえる」と、自由に働けることも“イキイキ度”につながっていることがわかりました。
 
逆に「私の職場には仕事が楽しくなるような仕掛けがある」には47.8%が「あまりあてはまらない」、20%が「あてはまらない」との回答。仕事を楽しめる環境づくりができていないと、社員の“イキイキ度”が下がってしまうようです。

「ワクワク感」と「コミュニケーション」はどうやって高める?

実際に社員がイキイキ働けるようにするためには、どのような方法が考えられるでしょうか。まず「ワクワクさせる雰囲気」については、社員全体のモチベーションを上げることで改善するという方法があります。例えば「社内表彰制度」を設けて社員の仕事を定期的に評価すれば、雰囲気改善につながるかもしれません。なかには“笑顔”にも賞を与えるなど、表彰の対象を細分化したユニークな表彰制度を実施している企業も。
 
ボーナスなどの「賞与制度」もモチベーションを上げるためには有効な手段。自分の頑張りに応じた“報酬”を得ることが出来れば、自然と社員の「ワクワク感」も高まるはず。また“目標”を明確に示して、達成した人に賞与を与えるという方法をとっている企業も多いです。
 
そして社員同士の「コミュニケーション」を円滑にするためには、会話のための“場所”を提供すると良いでしょう。具体的なアイデアとしては「社内イベント」を行うという方法があります。実際に企業の中にはコミュニケーションを活性化させるためにイベントを設けているところも多く、「ポーカー大会」や「バーベキュー」など内容は様々。楽しいイベントがあると、社員のモチベーションUPにも繋がりますね。
 
その他にも社員の団結力を高めるために学校のような「部活制度」を導入したり、会社のグループLINEを作ってコミュニケーションを促進したりと、色々な方法が試みられている様子。部署を超えた交流が出来ると、会社全体の風通しも良くなることでしょう。

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