面接で座右の銘を聞かれたときの対処法をご紹介。漫画の台詞を選ぶのはカッコ悪いという意見が寄せられているので、避けた方が無難かも。座右の銘にまつわるエピソードやその言葉を好きになった理由を添えて話すと、面接官の印象に残るはず。座右の銘を答える時に躓いたことがある人は、ぜひ参考にしてみてください。
漫画の台詞を引用するのはNG!? 座右の銘ってどうこたえるのが正解なの?
ネット上に投稿された「(面接で)座右の銘に漫画の台詞を選ばないでほしい」という書き込みに、様々な意見が寄せられました。投稿者の主張は「漫画の台詞を選ぶのはそもそもかっこよくない。教養を感じられないし、出てくる漫画も有名どころばかり。みんな同じでげんなりする」というもの。この投稿に対して「本じゃなくて漫画ってところが残念に思える」「確かに有名どころの漫画の台詞を自信満々に言われてもダサいよね」など、共感の声が多くあがりました。「漫画はやめておいた方がいい」という意見が多数派なようなので、控えた方が無難かもしれませんね。
では、「座右の銘」を聞かれた時にどう返答するのが良いのでしょうか。そもそも座右の銘とは、自分の心の中にある戒めや励ましとなる言葉。面接官は座右の銘を聞くことで、就活生の考え方や人間性を把握しようとしているはずです。ピンと来ない言葉や無理に難しい言葉を使うより、自分がなぜその言葉が好きなのか、座右の銘に基づくエピソードなどを織り交ぜて説明できる言葉を用意しておくのがおススメ。「自分がどんな文学や思想に興味があるのかアピールできる場だから、好きな文学者や哲学者の言葉を引用してる」「真面目に努力できるのが自分の長所だと思っているから、それを表す言葉を使っている。部活などでの実体験も繋げて話せる」という声もあがっており、座右の銘を答えることから自分のアピールに繋げる人もいるようです。
人気の座右の銘は!? 著名人の名言・格言などを使う人も
座右の銘としてよく引用されるのが、著名人などの名言。「芸術系の仕事を目指しているので、好きな画家や映画監督などの言葉を答えるようにしています。自分のセンスもアピールできそう」「将来は起業して経営者になりたいので松下幸之助やスティーブ・ジョブズの言葉をよく引用します。単純に尊敬している」と、自分が目指す分野で有名な人の名言を使う人も多いよう。自分が尊敬している人の言葉を引用すると、好きな理由やエピソードで詰まることも防げそうです。座右の銘を他の話に繋げるのが苦手だった人は、ぜひ試してみては?
なかなか選ぶのに苦労しがちな座右の銘。中には「お母さんがよく言っていた言葉を使ってる。有名な人の名言ではないけど自分には親しみのある大事な言葉」という人もいました。適当に座右の銘を選ぶよりも、両親や先生など身近な人の言葉を持ってくるのもいいかも。座右の銘を聞かれた時に「特にありません」などと答えるのはもってのほか。焦らずきちんと答えられるように、自分を上手くアピールできる言葉を用意しておきましょう。