適職について悩む女性に木村カエラが送ったアドバイスを紹介します。「本当にやりたい仕事」に悩んだときのアドバイス、仕事に興味を持つことの重要性を解説するので、適職に悩んでいる人は参考にしてみてください。
「本当にやりたい仕事」=適職とは
2017年7月9日(日)に放送されたTOKYO FMのラジオ番組「木村カエラ cosmic☆radio」で、“適職”について悩むリスナーに対してパーソナリティーを務めるカエラが独自のアドバイスを送りました。
21歳の女性リスナーの悩みは、小学校の先生になるための試験を控えながら「本当にやりたいことなのか」と1年ほど悩み続けている、というもの。これに対しカエラは、女性の「教育実習は楽しくてやりがいを感じた」という気持ちを汲みながら、「『自分がなっていいのかな?』とか『そんなになりたくないな』みたいな中途半端な状態だったら、ならないほうがいいんじゃないかと思います」とキッパリ。「だって大事な子どもを預けている場所だから、ちゃんといい先生に見て欲しいって思っている人がいっぱいいるしね」「責任感がなくてはならない仕事だと思うので、そこがとても大変だよね。一番やりたい事に進むのがいいと思いますけど…」と続けました。
適職か悩んだら
今回の女性リスナーに限らず、「本当にやりたい仕事」かどうか迷ったときにはどうすればいいのでしょうか。ネット上には就活生に向けて「本当にやりたいことを見つけるのは社会人でも難しい。まずは“興味”レベルでも大事」「悩むのは今だけで、その内『よし、やろう』って考えになるんじゃないかな」と、ポジティブに捉えようとするアドバイスが目立ちます。また「今の仕事に満足できなくても前向きに取り組むことで成長するし、それをきっかけに“本当に”やりたい仕事にたどり着けるかも」という声もありました。
「働く」という意味
しかし現実として「なりたい職業」に就くことができるかどうかは未知数でもあります。「1番なりたい職業に就ける人は一握り」と言われる時代。そうした状況でも、「興味の無かった仕事でも、仕事をこなす中でやりがいを見つけるのも方法では?」「どうしてもやりがいが見つけられないなら、踏ん切りをつけるのも必要」といったアドバイスも見受けられます。確かに仕事に興味を持たないままでは達成感も何も得られないですよね。
カエラは女性リスナーに向け「ギリギリにならないと頑張れない性格かもしれないね。私と一緒で。ギリギリになって『やんなきゃ!』って思えるなら本当にやりたいことなのかもしれないですね。教育実習の時の感覚を忘れずにやってみる… っていうのでいいんじゃないかと思いますけどね」とエールを送っています。「働く」という意味を長期的に考えなくては身を削るだけの結果になってしまうかもしれないので、冷静に答えを見つけていきたいですね。