職場へ結婚報告をする際の段取りやマナーについてご紹介。職場の人を挙式へ招待する場合や結婚後に仕事を続けるかどうかによって段取りも異なってきますので、結婚の予定がある人や寿退社を考えている方は要チェックです。
職場の人に報告する順番
結婚が決まり、お互いの両親や家族への挨拶を済ませたら、次は普段お世話になっている職場に結婚の報告をする必要があります。上司や先輩に同僚、会社で関りのある人にはもれなく知らせるわけですが、「仲のいい同僚と自分の上司、どっちが先?」「先輩に探りを入れられたんだけど、報告していいのか困ってる」と、報告する順序やタイミングに悩む人も。今回は職場での結婚報告のマナーについてケースごとにご紹介します。
報告する順番としては、まず自分の直属の上司からが一般的。気が合うからと言って同僚や先輩に先に報告して、上司に報告する前に結婚の噂が伝わることだけは避けたいですね。あくまでプライベートな内容なので、報告するタイミングとして業務時間内はNG。始業時間前や業務終了後、または休み時間などに時間を作ってもらい、直接口頭で報告しましょう。
上司へ報告した後は、会社全体に上司から報告する場合や、個々に自分の口から挨拶して周る場合とがあるよう。個々に伝える場合は、誰かに報告しそびれることがないように、挨拶する人や部署をリストにしておくといいかもしれませんね。人数が多い場合、親しい友人であれば電話やメールでの報告も失礼には当たりません。
結婚式への招待や今後の仕事について
上司を結婚式へ招待する予定があれば、報告の際に挙式の日取りや追って招待状を送る旨を伝えましょう。その場合は相手にも都合がありますから、式の3カ月前までに伝えるのがマナー。招待しない場合は、「式は身内のみで簡単に済ませることにしました」「会社の方には改めてご挨拶できれば」など一言添えることを忘れずに。
同じ職場内でも結婚式に招待する人としない人がいたら、両者が同席してる場で一斉に報告することは避けたいですね。招待する人だけ個別で早めに連絡して、招待しない人はそのあとに改めて挨拶に伺いましょう。揉めたり裏で疎まれることのないように、どちらの場合も丁寧な対応が大切になります。
もし結婚後に退職を考えていたら、職場によってはさらに早めの報告が必要かも。自分が抜けた後の引継ぎや穴埋めを職場に任せるわけですから、結婚の時期とは別に退社の時期を相談する必要がありますね。また、結婚後にこれまでと同じペースで仕事をするのが難しい場合や異動を願い出る場合も、結婚の報告と同時に上司に相談するようにしましょう。円満な報告が出来れば、職場の誰もが祝福してくれるはずですよ。