「年下の社員との接し方」についてご紹介。「年下社員との接し方」について悩んでいる人はどのくらいいるのか、また年下社員との接し方のコツについて取り上げていきます。ぜひ参考にして、より働きやすい環境を作っていきましょう。
約6割が年下社員との接し方に悩んでいる!
とある派遣転職サイトでは、サイトを利用している30歳以上のユーザーを対象に、「年下社員との接し方」についてのアンケートを実施。そこでなんと57%もの人が、年下社員との接し方で悩んだことがあると判明しました。その理由としては、1位に「叱るのが苦手」、2位に「ジェネレーションギャップを感じる」、3位に「何を話していいかわからない」といった理由があげられています。実際に年下社員に悩んでいる人は多いようで、ネットなどでも「変な対応をして若手社員に辞められたら困る」「どこか壁を感じることが多い」「パワハラが心配」といった声が。
このアンケートには、そう思われているであろう若い社員からも反響が上がっており、「むしろ意識バリバリでコミュニケーション取られる方がやりづらい」「年上なんだから普通に接してくれればいいのに、って思うんだけどなぁ」との声が。年下社員にとっては年上社員の悩みがむしろ逆効果になっているのかもしれません。
“褒める”がポイント! 年下社員とうまく付き合うコツとは
同アンケートでは、「年下社員とうまく付き合うコツ」についてのアンケートも実施。その結果、「良いところを褒める」という回答が67%と過半数以上を占める結果になりました。公益財団法人日本生産性本部が管理職(課長)に対して行ったアンケートでは、全体の98.1%が「褒めることが育成につながる」と考えており、年下社員とうまく付き合うために「褒める」ということは重要なポイントになりそう。
また、同じような悩みを持っていた人からは、「成功談だけじゃなくて自分の失敗談も話すようにした」「良いところは褒めたうえで指摘するようにしてる」「まずは信頼関係。信頼関係さえできれば、叱っても素直に受け入れてくれるようになります」というアドバイスが寄せられています。
一番わからない? 年下上司との接し方
また、年下社員でかつ上司という“年下上司”に「一番どう接していいかわからない」と悩んでいる人も多いよう。「敬語で話せばいいのか、ため口でいいのかってところから迷う」という声や、中には「年下ってだけで指摘がすんなりと受け入れられない… 良くないとは思ってるんだけど」という声までさまざまです。とある就職情報サイトでは、年下上司とうまく付き合うルールとして「上司を立て、フォローする」「自分から積極的にコミュニケーションを取る」「第三者の視点を持つ」ことを推奨していました。