職場で靴を脱げない人のためのムレ対策をご紹介。夏に最適な靴や靴下の選び方、履く前の注意点やアフターケアなどを取り上げていきます。靴の中がムレて気になってしまうという人は、ぜひ参考にしてみてください。
より快適に! 靴ムレ対策に靴と靴下を賢く選ぶ
職場や外出先などで一日中靴が脱げないという人も多いはず。でも長時間同じ靴を履き続けると、汗や熱でムレて臭いがち。特に夏場は気になるもので「靴を脱いで裸足になりたい!」「臭っていないか心配…」など、足のムレや臭いに悩む声が多く上がっています。スリッパやサンダルなど通気性の良いものに履き替えたくもなりますが、職場ではそうもいかないのが難しいところ。
そんな靴ムレに悩んでいる時は、靴と靴下を変えてみるといいかも。最近では、革靴でもメッシュ素材を使用した夏用のシューズがたくさん売られています。夏用シューズは冬用のものに比べて通気性がよく、熱がこもりにくい仕様。ムレないことで、臭いの原因となる雑菌から足を守ることができます。
また、靴下は足の指の間隔が離れてムレにくくなる“五本指ソックス”がおススメ。最近では女性向けの“五本指ストッキング”も発売されているので、ビジネスマナーを守りつつ足のムレを防ぐことができます。さらに、消臭や防菌効果、足汗を吸収してくれる効果のある中敷きに変えるのもおススメ。長時間靴を履きっぱなしのビジネスパーソンに、蒸れ対策の中敷きは必需品と言えるかもしれません。
ムレの心配からおさらば! 靴を履く前に一手間加えよう
靴を履く前は、しっかりと乾いているか確認するようにしましょう。ムレ対策をしても汗で濡れたままだったら台無しになってしまいます。乾いていることが確認できたら、靴専用の冷却スプレーを使用し、あらかじめ熱がたまらないようにしておくことも有効。足汗をかかないためにも制汗スプレーや、におい止めクリームを足に塗っておくと、より安心して仕事に臨むことができますよ。
アフターケアをしっかりと! 履いた後に注意すべき点
ひとつ前のブロックでも紹介しましたが、一度履いた靴はしっかりと乾かすことがポイントの1つ。履き終わったらすぐ下駄箱に入れず、靴についた汗や水分をしっかりと乾かしましょう。
乾かす際には、できるだけ日当たりがよく、風通しのよいところに1日ほど置いておくことが大切です。そのため、靴は2足以上持っておくのがベター。ローテーションで履き替えて清潔な状態を保ちましょう。
割り切ることも肝心? 靴ムレがどうしても気になるとき
靴をローテーションしたり、冷却スプレーを使用したりと、できる手は尽くしても足汗を完全に止めることはできません。足のムレや臭わないかが気になって仕事にならない時は、トイレで汗を拭きとったり、スプレーを常備してこまめにケアすることを心がけましょう。
最近では、楽な靴に履き替えたり、スリッパで過ごすことができるオフィスもあります。なるべく多くの人がストレスフリーで仕事をするために、クールビズならぬシューズビズが流行ると良いですね。