最近注目を集めている「職場にペットを連れてきていい会社」について取り上げています。また実際に「ペットOKの会社」で導入されている様々な取り組みについてもご紹介。世間の人がどんな風に受け止めているのか、見ていきましょう。
乃木坂46・若月佑美も興味津々な「ペットOKの職場」
世の中には「変わった福利厚生」を取り入れている企業が多くありますが、最近では「ペットOK」の会社が注目を集めています。7月1日に放送されたラジオ番組『エバンジェリストスクール！』では、とあるリスナーが「職場に猫を連れてきていい会社の存在を知って驚いた」というメッセージを投稿。パーソナリティを務めるエバンジェリスト・西脇資哲は、投稿に対して「私が10年くらい前まで勤めていた会社には犬がいた」というエピソードを明かしていました。
西脇によるとその犬は自宅から連れて来られたペットではなく、社員番号もある「社員犬」として出社していたそう。出勤日は水曜で、他の社員に撫でられることで癒しを提供するのが仕事だったといいます。同じくパーソナリティの乃木坂46・若月佑美は驚きを隠せないようでしたが、社員犬の仕事内容を聞くと「素敵！」と興味津々な様子に。
また西脇は、現在勤めている会社のアメリカ本社ではペットを連れてくる人が珍しくないことも紹介していました。アメリカの会社は個室が多いため、家にいるような感覚でペットを連れて来られるとのこと。最近では日本でもペットOKの会社がニュースでよく取り上げられていて、ネット上で「面白い取り組みだなあ。うちにも導入してほしい」「ペットと一緒に出勤できるとか最高だけど、かまっちゃうから仕事にならなそう」と大きな反響を集めています。
職場で行われている様々な取り組み
ではペットOKの会社では、どんな取り組みが行われているのでしょうか。とある食品製造会社ではペットとの「同伴出勤」ができるようになっていて、社内には猫用の遊具が設置されたキャットルームもあります。さらにペットと一緒に自家用車やタクシーで出勤する人には、交通費の一部を補助する制度まで。
他にもペットを社員犬、社員猫として登録することで、指定のドッグサロンや動物病院を割引価格で利用できるという会社も。同社ではペットとの同伴が許可されているだけでなく、勤務時間中の散歩まで推奨されています。さらに都内のとあるIT企業では多くの社員が猫を同伴して出社。飼い主のいない「保護猫」を引き取って育てている社員には、月5,000円の「猫手当」も支給されます。同社について紹介したニュースには「猫と一緒に働きたい人材を確保できるし、面白いね！ 今度はこういう会社が生き残っていくのかな」といった声が上がっていて、ペット好き以外からも注目を集めているようです。