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『高橋みなみの「これから、何する?」』で「自分ファースト」特集! 仕事よりプライベートを尊重する働き方に様々な意見

仕事よりも自分の時間を大切にする「自分ファースト」についての様々な意見を紹介します。最近の女性が仕事とプライベートの両立(ワークライフバランス)をどう考えているのか、アンケート結果も紹介しているので、働き方の参考にしてみてください。

急増中? 「自分ファースト」という働き方

 


6月21日に放送されたラジオ番組『高橋みなみの「これから、何する?」』で、最近話題の「都民ファースト」をもじった「自分ファースト」という言葉が取り上げられました。「自分ファースト」とは仕事よりも自分のライフスタイルを重視する人を指す言葉。番組ではリスナーから寄せられた様々なメッセージが紹介されていました。
 
ある20代女性のリスナーが投稿したのは、「お酒が飲めないので、仕事の飲み会に関しては自分ファースト」「たとえ行っても2次会までは行かずに帰ります。自分の時間も大切なので業務外で無理をしたくない」という意見。仕事の付き合いよりもプライベートを大切にするという女性の声に、パーソナリティの高橋みなみも「お酒に関しては私も自分ファースト。しんどい時は帰っちゃうので、この意見はすごく分かる」と共感を露わにします。
 
他方で、ある30代男性のリスナーは「自分ファースト」についてネガティブなエピソードを投稿。「うちの上司はめちゃくちゃ自分ファーストです。チームや部下よりもまず自分」「上から命令されたことを下にやらせて、自分の手柄のように提出する」と言い、上司が部下から裏で“出世ファースト”と呼ばれていると語っていました。この投稿にゲストの森高千里は「自分ファーストって自己管理あってこそ。他人を差し置いて… って態度だと、周りから嫌がられちゃうかもしれませんね」と、他人を尊重してこその「自分ファースト」だと持論を展開していました。
 
ネット上では「自分ファースト」に肯定的な意見が多いようで、「私は賛成。自分ファーストで周りにちゃんと感謝するのが一番良い」「結局は周りの人々を大切にする事が、自分を大切にする事に繋がるんだよね」といった声が上がっています。

本当は仕事も自分の時間も両立したい?

自分の時間をどれくらい大切にするのかという「ワークライフバランス」の問題は、昔から様々な議論がされてきたもの。では最近の女性はどんな意識を持っているのでしょうか。
 
ある繊維製品メーカーは今年4月、515人の新社会人を対象とした意識調査の結果を発表しました。アンケート結果によると、「将来管理職になりたいと考えていますか」という質問に「はい」と答えた女性は40.8%。また結婚後の働き方についての設問では、「出産してもずっと仕事を続けたい」という回答が30.2%、「子育てが落ち着いたら復職したい」という回答が50.3%で、合わせて約8割の女性が結婚・出産後も仕事を続けたいと考えていることが分かる結果に。
 
しかしその一方、「残業を月に何時間まで許容できますか」という質問に対しては約9割の回答が40時間以内。仕事への意識は高いものの、あくまで無理せず帰りたいという女性が多いようです。同調査ではそんな「キャリア志向だけどサクッと帰りたい」というスタンスを、「サクキャリ女子」と命名していました。

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