重要な仕事や商談の時に限って慌ててしまうことってありませんか? 慌てれば慌てるほど自分の実力が発揮しにくくなるので、いつでも落ち着いて行動できるようにしておきたいですよね。5月31日に放送された『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)では、「テンパる人 テンパらない人」というテーマで、アガリ症を改善する方法や緊張をときほぐす行動が紹介されました。
まずは自分がテンパりやすいかどうかを診断!
印象評論家の意見によると、テンパる人とテンパらない人との違いは自分自身を落ち着いてコントロールできるかどうかということ。それを判断するのが“脈”です。まずは両手の指先を合わせて自分の脈を測ってみましょう。脈がすぐに測れる人は一瞬で集中できる人が多く、テンパりにくいと考えられているよう。反対にすぐに脈が測れない人はテンパりやすい人が多いようです。
テンパりやすい人・テンパりにくい人の傾向
経済評論家が発表した調査によると、日本人の約8割が自分はアガリ症と思っているとのこと。そして他の評論家の意見では、女子校や男子校出身の人は狭い人間関係で育った人が多いので、物事に対応しきれずテンパりやすい人が多いようです。反対に関西圏の人はテンパりにくい傾向があるよう。理由として楽観的であることや思い通りにいかなくても気にしないという性格が挙げられていました。
これに対してSNSを中心に、「テンパる人のタイプが自分と合致しすぎて、まるで自分のこと言われてるみたい」「わたしは大雑把だからテンパらないのかww」などの意見が上がりましたが、やはり自分はテンパりやすいと考えている人が多いようです。
テンパりやすい状況から脱出するための方法
まずテンパりやすい人は、「ちゃんとやらなきゃ」「失敗したらどうしよう…」という考えを捨てることが大切。番組内では、より良い結果を出そうと思えば思うほどパニックになりやすく、ある程度の結果に満足できる人はパニックになりにくいということが語られていました。
他にも、緊張している時にボールペンやハンカチなどを掴んだり、自分よりも緊張している人を見るというのも、テンパった状態から抜け出すための効果的な方法。アナウンサーの榎並大二郎はプレゼンする時に手ぶらで説明するよりも棒を持つだけで落ち着いて話ができるとコメントし、キャイ~ンの天野ひろゆきは相方のウド鈴木がテンパっているのを見て「俺はこいつよりは緊張してないな」と感じて落ち着きを取り戻せるよう。
浅い呼吸&ほど良い目標設定でパニック回避
またパニックになった時の深呼吸は逆効果。心理評論家の説によると、パニック時は酸素過多になって二酸化炭素を吐き過ぎた状態になっているのに、そこでさらに深呼吸をすると過呼吸になってしまうよう。そのため焦ったり、パニックになった時はあえて浅い呼吸が効果的なようです。
そして多くの人が緊張するのが大勢の人の前で話をする時ですよね。そんな時はみんなに受け入れられる話をしようとするのではなく、まずは自分の話を真剣に聞いてくれる人を見つけることがポイント。味方を少しでも見つけることで、自分の気持ちを落ち着かせることができるようです。完璧な話し方を目指すのではなく、「半分の人が聞いてくれればいいや」ぐらいの軽い気持ちで挑む方が良いのかもしれませんね。