一人前の社会人として「遅刻」を避けるのは当たり前。でも、中には「どうしても遅刻癖が治らない…」と悩んでいる人もいるかもしれません。現在ネット上では、そんな人に耳寄りな「タイムサブミッシブ」を使った遅刻対策が大きな注目を集めています。
「タイムサブミッシブ」ってどんな方法?
5月4日に放送されたバラエティ番組『くりぃむしちゅーのハナタカ!優越館』で、時間にルーズな人でも遅刻を避けられる方法として「タイムサブミッシブ」が取り上げられました。その方法とは待ち合わせの約束をする際に“中途半端な時間にズラしておく”というもの。
番組に登場した心理学の教授によると、遅刻が多い人は「時間をアバウトにとらえがち。たとえば3時と約束すると、3時頃といった大まかな時間認識になり、3時5分とか10分でも良いという感覚になってしまう」とのこと。そこで中途半端な時間で待ち合わせることで、普段より細かく時間を気にするようになって、結果的に遅刻を防げるそうです。
実際にその方法を試してみる実験も放送され、待ち合わせに100%遅刻するという女性が登場。3時に集合すれば良いところをあえて2時58分と伝えられた女性は、まったく遅れずに待ち合わせ場所に到着していました。
驚きの遅刻対策法に、ネット上では「この方法はすごすぎる! タイムサブミッシブ試してみよう」「私も時間にルーズ過ぎるから使っていきたい!」と大きな話題に。また実際に行ってみた人もいるようで、「毎回遅刻する知人のためにタイムサブミッシブを試してみた。予定時刻よりわざと数分早い時間に設定してみたら、見事遅れずに来たよ」という報告も上がっています。
仕事で遅刻するのを防ぐ方法
友人との待ち合わせで遅刻するだけならまだしも、仕事に遅れてしまうのは絶対にNG。業種によっては大きなトラブルにつながる可能性もあり、2014年には地下鉄・南阿佐ケ谷駅で駅員が寝坊し、“駅が開いていない”と大騒ぎになったこともありました。
そんな大失敗を防ぐためにはどうすればいいのでしょうか? たとえば家にある時計や腕時計を5分だけ進めておく、というのも定番の遅刻対策。「早く家を出よう」と思わなくても、自然と早めの行動がとれるようになります。ただし段々と慣れてきて、「あと5分過ぎても大丈夫か…」と油断するようになってくるというデメリットも。
そこでおすすめしたいのが、早めの行動を“楽しむ”方法です。早めに家を出て、空いた時間に本を読んだりお茶をするようにしてみましょう。それが習慣として身につけば、自分から早めの行動をとることが楽しくなってくるはず。本の代わりに新聞を読んで、社会人としてさらなるステップアップを目指すのもいいかもしれませんね。