美容スペシャリストな自分になるために
作成:2017.05.15
「男女」のイジリはNG!? 新入社員のやる気を奪うセリフ、やる気を出させるセリフ
年度が替わって2カ月が経とうとしていますが、新入社員の仕事ぶりはどうでしょうか? 仕事を教える側は「できるだけ頑張ってほしい!」と願ってあれこれ指導するものの、新入社員のやる気がいまいちないように見えてしまうことも。先輩社会人としては、新入社員のモチベーションアップにつながるセリフを言いたいものですよね。
世代でひとくくりにするな!
新入社員が言われるとやる気を失くすのが、世代や男女といったくくりでまとめて言われるセリフ。3月27日から4月5日にかけてソニー生命保険株式会社が実施したアンケートによると、3割以上の人が「ゆとり世代だなぁ」と言われるとやる気が奪われると回答しています。また、女性の2割近くは「女だからしょうがないね」というセリフでモチベーションが低下。ネット上にも「ゆとりだから最低って言われて会社辞めようかと思った」「裏で『あの子はゆとりだからね』って言ってるのを聞いて腹立って仕方ない」「仕事で失敗した時『女の子だもんね』って言われてマジでやる気なくした」とガッカリボイスが溢れています。
一方、「いつも仕事を頑張ってるね」「お前は面白い奴だ! 気に入った」といった個人をきちんと見てくれていると感じる言葉にはやる気が出る人が多いみたい。人間は一人ひとり違うんですから、十把一絡げで発言するのはやめておいた方がいいかも。
自分を下げるのはOK、上げるのはNG
仕事には失敗がつきもの。新入社員が失敗して落ち込んでいる時にイラっとするのが、上司が放つ「私が若いころは~」というセリフ。自分と比較して慰めてくれるなら良いのですが、続くのは大体が「もっとつらいことがあっても頑張った」「もっとちゃんと働いた」「根性があった」など自分を持ち上げる言葉が多く、新入社員はウザいと思ってしまうようです。でも、同じ「私が若いころは~」と始まったものでも、「全然仕事できなくてね。あなたのが頑張ってる」「失敗ばかり。あの頃の私よりよほどしっかり者よ」というように、自分を下げた上で励ましてくれる人には感謝するという声も。
また、「次からはこうしようか」と改善策を提示してくれるセリフを言われるとやる気に火がつく人が多いとのこと。失敗した新入社員には叱るだけではなく、成功するための具体的な提案をしてあげましょう。
気遣いと後押し
「困ったことがあったらいつでも相談して」「頑張ったんだね、ありがとう!」「この経験が君の強さになるよ」といった新入社員を気遣うセリフを聞くと、男女共にやる気がアップするそう。また、「責任は俺が持つよ」というセリフにグッとくる人は2割以上。気遣うだけではなく、新入社員を信じて時には背中を押してあげることも大切です。実際に「なんかあったら俺が責任とるから安心して動いたらいいよ」「責任はおれがとる。それが俺の仕事だから失敗を恐れずに仕事しろ」と言われて思わず感動してしまったという人も。たとえ後輩であっても、相手を気遣い信頼するということは仕事をする上で大切なんですね。
画像出典:HAMZA BUTT Follow / Thumbs up in black and white – Credits to https://costculator.com/ (from Flickr, CC BY 2.0)
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