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作成:2017.04.21

特集

PA値とかSPF値って何のこと? 意外と知らない“正しい日焼け止めの選び方”!

桜の季節も過ぎて、これから夏に向けてどんどん日差しが強くなっていきます。そこで今回は“正しい日焼け止めの選び方”についてご紹介。万全の状態でレジャーを楽しめるように、自分に合った日焼け止めの選び方をしっかり予習しておきましょう。

日焼け止めを選ぶポイント「使用感」と「肌質」

日焼け止め選びで大切なポイントの1つは「使用感」。最もポピュラーな「クリームタイプ」はお肌にしっかり塗り込むことができて、落ちにくいのが魅力ですよね。ですがその分、油分が多くてベタつくというデメリットも。そこでサラっとした使用感が好きな人には、パシャパシャと肌に塗るだけで使える「ローションタイプ」がオススメです。ただしこちらはお肌から落ちやすく、紫外線カット効果が低いという難点もあります。
 
また自分が敏感肌かどうかといった「肌質」を考えることも重要。ネット上には「肌荒れが酷過ぎる… 日焼け止めクリームが合わなくて真っ赤になった」と、いざ使ってみて失敗したという人もいるようです。たとえば「ジェルタイプ」は肌によく馴染みますが、刺激が強いものが多いので敏感肌の人は避けたほうが無難かも。そのかわり「ローションタイプ」や乳液のような「ミルクタイプ」をチョイスすれば、お肌にやさしいので安心です。
 
その他、わざわざ手で塗らずに済む「スプレータイプ」もありますが、「日焼け止めスプレー買ったけど、ちゃんとムラなく塗れてるか分からないし失敗かなあ」といった声も。どのタイプにも一長一短があるようなので、自分に合った日焼け止めを探してみてくださいね。

PA値とかSPF値って何のこと?

また日焼け止めの商品説明には「PA」や「SPF」と、見慣れない指標が書かれているもの。お店で選ぶ時に「これってどういう意味なの!?」と困らないように、それぞれ何を表しているのか確認しておきましょう。
 
まず「PA値」が示しているのは、シワやたるみを引き起こす「紫外線A波」をどれだけ防げるかということ。効果が最も弱いものが+、最も強いものが++++と四段階で表されます。それに対して「SPF値」は「紫外線B波」を防ぐ効果を示すもの。こちらは1~50+まであり、数値が大きいほど紫外線を浴びた肌が赤くなるまでの時間を引き延ばすことができます。
 
ただしどちらの数値も、高ければ高いほど良いわけではありません。効き目が強ければそれだけお肌への刺激も強くなってしまいます。長時間野外に出る時は効果が高いもの、そうでない時は控えめなものと、シチュエーションによっても使い分けるのがおすすめです。
 
画像出典:Amir Illusion / Untitled (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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