美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.04.20

特集

重要なのは“当てる前”! 髪が傷まないようにヘアアイロンを使う方法

熱の力を使って髪にクセを付ける「ヘアアイロン」。手間のかかるパーマの代わりにお手軽に使えて、毎日違った髪型を楽しめるのも魅力。オシャレさんのヘアセットには欠かせないアイテムの1つですが、使い方次第では髪がボロボロになってしまうことも。そこで今回は、ヘアアイロンを使う時に知っておきたい注意点を伝授していきます。

ヘアアイロン使用者から悲鳴が続出!?

ヘアアイロンには大きく分けて髪を真っ直ぐにする「ストレートアイロン」と、髪を巻くための「カールアイロン」の2種類があります。ストレートアイロンは髪をプレートで挟み、滑らせるように使うものが一般的で、200度近い高温が出ることも。素肌に当たったら火傷するのはもちろん、タンパク質でできている髪にとっても熱は弱点です。
 
それに対してカールアイロンの設定温度は100度程度から200度近くまで調節できるものが広く出回っています。ですが髪を巻き付けてから10秒前後、ずっと熱している必要があるため、髪を痛めやすいことは変わらないようです。
 
実際にヘアアイロンを使っている女性からは「毎日ヘアアイロン使うから髪の毛ボロボロだあー」「お出かけするためにヘアアイロンかけたけど、めっちゃ髪の毛痛む…」「ヘアアイロンは本当髪が傷むよねー。美容師さんに傷みすぎって怒られた」といった声が多数上がっています。

重要なのは“当てる前”!

それでは髪が痛まないようにヘアアイロンを使うには、どうすればいいのでしょうか? 実はそのポイントはヘアアイロンを“当てる前”にあります。まず絶対に抑えておきたいのが、「しっかり髪を乾かしてから使う」ということ。毎朝のスタイリングは朝シャンの後!という人も多いでしょうが、髪が濡れた状態で高温のヘアアイロンを使うと水分が蒸発。一瞬で髪が痛んでチリチリになってしまうので気をつけましょう。
 
また、あらかじめヘアアイロン用のスタイリング剤や「洗い流さないトリートメント」をつけて、髪を保護しておくことも大切です。とくにスタイリング剤は髪をヘアアイロンの熱から守ってくれる上、髪にクセをつけやすくなるというメリットも。結果的にヘアアイロンを当てる時間が短くなって、髪へのダメージを抑えられます。
 
なおスタイリング剤やトリートメントを付ける時は、髪全体にきちんと行きわたるよう、内側と外側から塗るのがコツ。そしていくら髪にやさしい成分でも、水分であることには変わりがないので、濡れたままヘアアイロンを当てるのは絶対NG。しっかりとドライヤーなどで乾かしておくようにしましょうね。
 
画像出典:Beebit. / Untitled (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

この記事に関連するキーワード

expand_less